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モーツァルトの交響曲第39番変ホ長調 C・デイヴィス/ドレスデン・シュターツカペレ

師走であります。週末と休日、連日の忘年会であります。
酒が飲めないボクはもっぱら同僚や友人の運転手であります。
今治、新居浜、松山・・・・・東へ西へ。オイ、おまえら感謝せえよぉ(^^ゞ。
出てくる料理を味わう楽しみしかボクにはありません・・・。

ここのところ瀬戸内の鯛とヒラメの刺身が出てきます。旨いです。
あ、カレイもボツボツ上がっているようで、これも旨いです。

この淡泊で微妙な味わい・・・・ん~~、そうや、今日はモーツァルトを聴こう。

で、取り出したのは交響曲第39番変ホ長調K.543。

コリン・デイヴィス指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1981年10月の録音。クレジットはないが、おそらく、ドレスデンのルカ教会での録音だろう。
当時、SKDを指揮して何枚かデイヴィスがモーツァルトを録音したもの、これをまとめたフィリップスの2CDシリーズの廉価盤。

モーツァルトの39番シンフォニーは、オーボエがない。
オーボエの独特の甲高い響き、時にきつくなる響きがないので、この曲は優美で柔らかい曲になる。「モーツァルトの白鳥の歌」と称される所以だろう。


第1楽章はゆったりとした序奏部で始まる。演奏スタイルは1980年代までの昔ながらの重厚なものなのだが、ドレスデン・シュターツカペレのアンサンブルが緊密でよく融け合っているので、見通しがよい。落ち着いた歩みの中で響くフルートの音色が絶品。涼やかな風のように、オケの中央からこちらに吹いてくる感じ。澄みきった音は、これからの演奏の素晴らしさを予感させるもの。
主部に入っても堂々たる歩み。骨格逞しい演奏になっている。オケの響きは厚いのだが、ヴァイオリン群の音は抜けが良く、至って爽やかに響く。

第2楽章はアンダンテ・コン・モート。デイヴィスはどちらかというと、手管を弄せずに直截的な指揮をする人だと思うのだが、この楽章では繊細で淡い抒情が漂う素晴らしい演奏になっている。特に、短調のトゥッティがフォルテで鳴るときの痛切な響きが素晴らしい。
クラリネット2本とフルートの掛け合いも美しいし、ファゴットのひなびた響きにも微妙なニュアンスが漂う。

第3楽章は至高のメヌエット。精力的な弦楽合奏と、モーツァルトの「白鳥の歌」にふさわしいトリオ。アンサンブルは、さすがにドレスデン・シュターツカペレ、弦楽器も管楽器も見事に融け合って美しい。ヴァイオリンのレガートが艶めかしいくらいに美しい。
そして、クラリネットとフルートのトリオ。優雅で上品で、そこはかとなく哀しさが漂う、これは名品だと思う。いつまでも聴いていたい音楽。ああ、まさに「白鳥の歌」だなぁ。モーツァルトの余命僅かということを、つい考えながら聴いてしまう。

第4楽章、フィナーレはアレグロ。ここでもアンサンブルが見事で、聴き手を幸福にさせる音楽に満ちている。フルートとファゴットの掛け合いも綺麗だし、そこにかぶってくるストリングスの清涼感も実にイイ。テンポはあまり速すぎず、指揮者とオケが一体となって壮麗で、まさに堂々と終曲を迎える。何という安定感。安息を感じる演奏。


録音も最高水準。いつも褒めるが、ホンマに「さすがフィリップス」。
我が家のステレオと実に相性がよろしい。



AUTHOR: クロワッサン DATE: 12/04/2005 15:29:22 mozart1889さん、こんにちは。この39番は私は大好きなのですが、あまり話題として取り上げられることが多くない曲ですね。私をクラシックに引き込んだ曲はハフナーセレナーデなのですが、(本格的に)初めて聴いた交響曲はこの39番でしたのでこの両方の曲にはけっこう思い入れがあります。

TBさせていただきました。
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コメント

>stonez 様
ドレスデン・シュターツカペレの音、落ち着きがあって深みがあって、楽器の溶け合いも良くとてもまろやかな音色になりますね。
特に、フィリップス録音は素晴らしいです。
DENON録音も、少し輝かしい音になりますが、これも素晴らしい音です。
我が家での相性かもしれませんが・・・・・^^。

バトン、有り難うございました。

この演奏、初出の時は、ブロムシュテットと数ヶ月しか離れていなかったんですよね。そしてLPの音質がどうも花曇りのようにシャキッとしなくて、どう聴いてもブロムシュテットに軍配を上げざるを得なくなるどうもシルクの向こうのシルエットのような音質でガッカリしました。ところがお持ちのCD、これはいいですね。そして軽快なフレージングはデイヴィスそのもののように思いますが如何でしょう。対してブロムシュテットは、空気のような演奏に感じました。ところで、私はこの曲の一番好きなところは、3楽章のメヌエットのトリオはもちろんですが、4楽章の第一主題の提示の終わりに下降音型があると思うのですが、そこがモツアルトがお腹を抱えて笑っているようにきこえて結構好きです。

>yurikamome122 様
コメントを有り難うございました。
LPの音質は知らないんですが、CDはエエ音してます。SKDらしい、よく融け合ってまろやかなmozartです。DENONのブロムシュテット盤の方が輝かしい幹事がします。どちらも愛聴盤であります。

第4楽章の下降音型、気づきませんでした。さすが、yurikamome122さんですね。聴き込みが深いです。今度じっくり聴いてみます。

39番もすばらしいです

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みなさん、こんばんは。モーツアルトの後期6大交響曲というものがあります。 35番

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