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クーベリックのモーツァルト 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」

昨日、久しぶりに職場でレクリエーション。
バレーボールだったのだが、ふだん使わない筋肉を使ったんでしょうな、これも久しぶりに筋肉痛。ジョギングとは違う筋肉らしく、腕や肩、脇腹が痛い・・・。
おそらく明日の方がもっと痛い・・・・・・・。若い頃は、翌日痛くてあとはケロッとしていたものだが、トシを取ると、翌々日ほど痛くなる・・・・・・ううむ。

さて、それとは無関係に、晴れやかな交響曲を。

モーツァルトの交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」。

ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団の演奏。
録音はミュンヘンのヘラクレス・ザール、1980年6月8日の1日のみのテイクらしい。(ライナー・ノートによればこの翌日に「ハフナー」、10日に39番を録音しているようだ)。
モーツアルト後期交響曲集として3枚組で発売され、名盤として誉れ高いもの。
演奏スタイルは、今の耳で聴くと、もうかなり古くなっているのだろうが、古楽器がイマイチ好きになれないボクには、安心して、心落ち着いて聴ける最高のスタイル。
オケの配置は、いわゆるヴァイオリンの対向配置。弦の音がきれいに溶け合い、得も言われぬ味わいを醸し出す。部屋中にバイエルン放送響の、南ドイツ風の柔らかくやや明るい弦の音が充満してくるのは、実に心地よい。

第1楽章のアレグロ・ヴィヴァーチェ。クーベリックの開始は実に堂々としている。モーツァルト最後のシンフォニー、しかも最高の名曲の開始にふさわしいたたずまい。「ジュピター」は、こうでなくちゃ。セカセカした演奏では、味わいが薄れるように思う。
クーベリックのテンポはやや遅めか。その分、個々の楽器がどんな風に弾いているのかが聴き取れて面白い。オケのアンサンブルはもう完璧で、両翼配置の気持ちよい融け合いに酔いそう・・・・・(^^ゞ。

第2楽章のアンダンテ・カンタービレ。テンポは中庸で、慎ましい歌が上品でイイ。特に楽器の数が少なくなるところでの流れるような演奏は、美しい貴婦人の風情。素晴らしいアンダンテだし、品の良いカンタービレ。イタリア系の指揮者が振ると、もろに「カンタービレ」になるのだが(例えばアバドやムーティ)、クーベリックの演奏は、内声部の動きも充実していて、旋律線が上滑りにならないのがエエなぁ。

第3楽章メヌエット。モーツァルトの書いた最後のメヌエット。クーベリックの演奏は、ここでは重厚に聴かせる。軽くない、堂々としたメヌエット。オーボエやフルートの音色が特にいい。ストリングスの強さと、木管の柔らかさとが対照的。でも、いや、だからこそ、素晴らしいモーツァルトのアンサンブル。手兵バイエルン放送響を振るクーベリックの心も気持ちよかったことだろうな。

終楽章フィナーレはモルト・アレグロ。古今東西のクラシック音楽の中で、最高のフィナーレの一つ。
クラシックを聴き始めた頃、自分の気分がどんどん高揚してゆくこの楽章だけを何度も繰り返して聴いたものだ。フーガの魅力にとりつかれたんですなぁ。(と、こういう形式を「フーガ」ということはあとあと知ったわけなのだが・・・・)
クーベリック/バイエルン放送響の「力」が充満する楽章。ヴァイオリンを初めとした弦の、やや明るくしかも落ち着いた響き。管楽器の達者な技術と柔らかい音色。オケと指揮者が一体となって、どんどん上昇してゆくフィナーレ。プラトンの云う「イデア」的な解決がここにある。

ああ、エエ音楽を聴いたなぁ・・・・。ホンマにクラシックってエエなぁ。
毎度、エントリーの最後に、お決まりのフレーズだが、いやホンマに、こんな音楽を聴いていると、人生ってエエなぁと思います。


AUTHOR: yurikamome122 EMAIL: yurikamome@apost.plala.or.jp URL: http://yurikamome.exblog.jp/ DATE: 12/02/2005 23:14:04 これはいいですなぁ。高貴で、優雅で、ロマンティック。この演奏で私はモツアルトに開眼しました。恩のある演奏なんです。この演奏は、私のモツアルトの一つのモデルになっています。
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コメント

>stonez 様
こちたにも有り難うございました。
クーベリックの後期6大交響曲集、ボクにとってはエヴァー・グリーン的名盤であります。いつまでも大切に聴き続けたいと思います。
ボクはクーベリックで、モーツァルトの偉大さを知りました。

mozart1889-san
こんばんは!
コメント&TB、ありがとうございました。
返コメが遅れて、申し訳ありません!
22日に雪かきをして、腰を痛めてしまいました。
暫くの間、PCに向かうのが辛く、27日になってようやくモーツァルト/交響曲第41番をエントリー(夜中)できるまでに快復したのですが、その後、予約していた小旅行へ出掛けてしまい、またまた、PCに向かうことが出来ませんでした。
ところで、私のところは結婚して29年になります。
本当にあっという間です!

>yuhoto 様
おはようございます。
腰痛、大丈夫ですか?雪かきは大変ですね。
(四国に来てからは、あの大変さを忘れてしまいました)

おお、結婚29年の大ベテランでしたか。銀婚式も過ぎたんですね。
ボクも仲良く頑張ります^^。

TBとコメント、ありがとうございました~。
私は自慢じゃありませんがモーツァルトど素人?で、
(どっちかと言うとクーベリックに惹かれているという感じなんですが)
mozart1889さんの記事はとても勉強になります…。

非常に低レベルな記事をトラックバックさせていただきました。
失礼しました!

>朱 厚照 様
こちらこそ、どうもありがとうございます。
クーベリックのモーツァルトは、ぼくにとってエヴァー・グリーン的な名盤でして、この25年間愛してやまない演奏なんです。
ああ、いいなぁ・・・・・。
300円は掘り出し物ですよね。

モーツァルト/交響曲 第41番「ジュピター」

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今日で250回目の誕生日を迎えたモーツァルト。それにしても250年という長い時を経ても、なお生きつづけるその存在には本当に驚きです。 先日、NHKのTV番組にノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊さんが登場し、「アインシュタインがどんなに偉くても、モーツァルトのように人々..

ブックオフで微妙な掘出しモノ(なのか)

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モーツァルト年だしな。一応。

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