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カール・ベーム/BPOのシューベルト 交響曲第2番変ロ長調

猛暑は続きます。雨が降りません。
隣の香川県では早明浦ダムの渇水で、取水制限も始まったようです。
去年は洪水、今年は渇水。いやはや、自然の猛威であります。

十数年ぶりに旧友に再会。出張のついでとはいえ、わざわざ西条まで来てくれました。
大学時代の彼は主将、ボクは連盟委員。
逢うのは、どの友人の結婚式以来だったかなと、互いに思い出せないほど久しぶりでありました。昔話から、今の境遇まで話題は尽きません。
再会を約して松山空港まで見送りました。
学生時代の友人というのはイイもんです。気を遣わず、好きなことが言えますな。


さて、今日はシューベルトの若番交響曲を。
ベーム/BPOで交響曲第2番変ロ長調D125。
録音は1971年。ベームが晩年にさしかかろうとする時期の録音で、シューベルト交響曲全集からの1枚。
シューベルト17歳の頃の作品。若々しく青春の息吹を感じさせる曲、といってもシューベルトのこと、完成度は高いなと思う。天才はいくつの時でも天才なのだ。年齢など関係ないんやなぁ。

シューベルトの交響曲、最近はピリオド楽器の隆盛・流行で、速くスッキリとした演奏が殆ど。このベーム/BPOの演奏を聴くと、時の流れを実感せざるを得ない。
今から34年前の録音、古楽器はバロック演奏にとどまっていた時代のものだから、この演奏を今の耳で聴くとスケールが大きく浪漫的。
ただベームの指揮だから、テンポは常に正鵠。揺れたりはしない。表情付けもあまりないので、どちらかというと誠実・厳粛な感じの演奏。
録音が結構よい。鮮烈と云うことではなく、ベルリン・フィルの重厚な音がよく録られていると思う。弦が渋く、ややくすんだ感じで響くので、ドレスデン・シュターツカペレの音のような錯覚に陥ったほど。エエ音してる。

第1楽章のラルゴの序奏部、ベームはゆったりとしたテンポで開始。着実に進んでゆく印象。やがて、アレグロ・ヴィヴァーチェになるのだが、響きはさすがにこの時代のもの、厚みがあってしっとりとした味わい(現代の演奏なら、もっとサラサラとながすだろう)。
第2楽章は、この交響曲で最も旋律の美しい部分。可愛らしいメロディが変奏曲形式で移ろいゆくさまは美しい。室内楽のように始まるときのヴァイオリンの響きは特に綺麗。
第3楽章はメヌエットなのだが、シューベルトの溢れる情感がたぎるような曲。さすがBPO、弦と管のバランスがほどよく、迫力のある響きをつくりながらシューベルトの感情を伝える。ベームの指揮は古典的。情念に突き動かされることなく、ここでも正確なテンポを刻んでゆく。結果的に格調高い楽章になった。ベームがモーツァルトの交響曲を指揮したときも同じような印象を持ったが。
終楽章はもっと軽やかに進んでもイイかな・・・・と思って聴いていたが、やはりベームの指揮だもんね。このくらい「しっかりと」演奏するのも悪くないか。


ベームのシューベルト全集、どの曲もベームの誠実さ・謹厳さが伝わってくる名録音だと思います。未完成やグレートは、もちろんさすがの演奏。若書きの若番交響曲も、しっかりとした演奏でボクは好きです。



AUTHOR: yurikamome122 EMAIL: yurikamome@apost.plala.or.jp URL: http://yurikamome.exblog.jp/ DATE: 08/14/2005 22:15:11 私も最近、ベームの再認識をしております。このシューベルトはあいにく聴いていないのですが、先ほどモーツアルトの40番を聴きました。どうも老人性の角張った演奏だと思っていたのですが、VPOの艶っぽい響きと推進力のあるリズムが新鮮に感じました。確かにウイーン風です。いい響きでした。
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