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暑いときにはヘンデルの「水上の音楽」 ピノック/イングリッシュ・コンサート

うぅ~ 暑いでんなぁ。寝苦しいですなぁ。
こうも暑い日にはヘンデルの「水上の音楽」ですな。涼しく爽やかな音楽で部屋を満たしましょう。

演奏は、懐かしいトレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサート。1983年4月、ロンドンのヘンリー・ウッド・ホールでの録音。国内発売は1984年2月。輸入盤仕様の国内CDは売価4200円(◎-◎)。

高かったんです。でもね、欲しかったんです・・・・。
当時、レコード会社はCD販促のためにセット販売などをしておりました。ポリドールもそう、このCDは、ピノックのチェンバロ曲集やビルソンのモーツァルトなどとともに3枚セット9000円で購入したもの。ジャケットを見て下さい。赤いシールが貼ってあるでしょ?
今なら1000円程度の廉価盤で購入可能でしょう。中古盤なら500円程度でしょうね。見つけたら、即買いをお奨めします。素晴らしい演奏であり、録音です。

さて、演奏は爽やかそのもの。生き生きと弾むような、躍動感が素晴らしい。ピノックの指揮がまた若々しい。そんなに快速なテンポではないのだが、颯爽とした音楽になっているのは、リズムがシェイプされて推進力があるからだろう。
ハレ版による演奏なのだが、曲順はクリュザンダー版によっているという。組曲へ長調・ニ長調・ト長調の順番。

組曲へ長調の開始、冒頭からワクワクさせるような爽やかな音楽が展開する。ソロ・ヴァイオリンはサイモン・スタンデイジとエリザベス・ウィルコック。ステージの左右に立つソロが美しく会話しつつ、水上の音楽が始まる。

ヴァイオリンは12名。よく揃った見事なユニゾンを聴かせてくれる。音色もオリジナル楽器らしく涼やかで抜けるような美しさ。ヴィオラもチェロもピッチが安定していて、ふくよかな広がりを見せている。

管楽器も健闘。ナチュラル・ホルンはかなり難しいのだろうが(この頃から、古楽器団体の技術は飛躍的に向上していったはずだ)、よく頑張っていると思う。トランペットも輝かしい音を響かせて心地よい。有名なアラ・ホーン・パイプは聴きもの。音の厚みも十分で雄大な音楽になっている。ピッチが不安定になるのは致し方なしか。

トラヴェルソやオーボエ、ピッコロの音色も美しい。朴訥としたひなびた味わいが聴けるし、トリオの部分ではみやびやかな演奏になって心地よい。

指揮・録音・ソロ楽器や各管楽器演奏の見事さ、どれも最高。
今もボクにとって「水上の音楽」のベスト・ワンです。


AUTHOR: frostcircus URL: http://blog.goo.ne.jp/frostcircus/ DATE: 08/05/2005 13:26:11 トラバいただいたのに遅くなりすみません。
このピノック盤は私も愛聴しています。
イントネーションがキレイに揃った管楽器の音が爽快感がありますね。
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コメント

>クロワッサン 様
コメントをありがとうございました。
水上の音楽、大好きなんです。CDショップで見つけると、つい買っちゃう・・・・(^^ゞ。
ピノックのは爽快で心地よいです。
ミュンヒンガーなんかもエエです。
リコーダーが出来るなんて、羨ましいです。
ボクはもっぱら、口三味線であります。。。。(^^ゞ

mozart1889様 こんばんは。
コメント、TBを頂きありがとうございました。
mozart1889様のピノック氏の演奏のお話に、興味が出て参りました。
ピノック氏の演奏も何か爽快で、夏場に聴くと涼しい気分に浸れそうですね。
是非、一度聴いてみたいです。(笑)
 それにしても発売当時ですか?4200円は高いですね。私も前なら、
無理して購入したCDが、今では随分安くなっていますね。欲しいCDには、
嬉しい反面、過去に購入したモノには複雑な心境です。

>みー太 様
猛暑です。寝苦しい夜ですね。こんな日は「水上の音楽」です(^-^)。
ピノック、エエですよぉ。

しかし、ホンマ、昔CDは高かったんです。今思えば涙が出るほどです。
我が家には1枚3500円以上の国内盤CDがゴロゴロしております。
輸入盤でも2500以上はしましたなぁ。
いやはや遠い目であります・・・・・・。(◎-◎)

こんばんは!
あまり曲の感想になっていなくて恐縮ですが、私もピノックさんと、イングリッシュコンサートの演奏でTBさせて頂きました。生き生きした爽やかさが何と言っても印象的です。こんな暑い日が続くので、さっそく聴きたくなってきました(^^ゞ

>stonez 様
TB、有り難うございました。ピノックの演奏、もう20年も前になるんですよね。懐かしくなってしまいました。でも、今も愛聴しています。
いつ聴いても気分が爽快になります。
当方もTBさせていただきます(^-^)。

蒸し暑い日には「水上の音楽」・・・・・コレギウム・アウレウムの演奏で

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蒸し暑さが増してきました。
朝のジョギング、踵の痛みもあって最近は1勤1休状態なんですが、走ったあとはやはり爽快です。
ただ、汗は相当かきます。
走る前にコップ2杯の水を飲むんですが、家に帰る頃には汗でグショグショ喉も渇ききるほど。
この時期のジョグは、結構こたえますな(^^ゞ。
さて、暑い日にはヘンデルの「水上の音楽」。
この夏も何回聴くことになるのやら。
好きなんだから仕方ない、しかも聴くと涼やかな風が部屋に満ちるのだから、こんなに良い音楽はそうはない。
今日の「水上の音楽」はコレギウム...

立夏には「水上の音楽」 ~懐かしいヴェンツィンガー盤で~

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刺身にすると、脂ののった独特の旨さが味わえます。
ほの甘く、舌の上で溶けるような感触がたまらないんです。
と言うわけで、鰆に舌鼓を打ちながら、夏の音楽を物色。
取り出したのは、安易にヘンデルの「水上の音楽」(^◇^;)。
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いわゆる古楽器使用のはしり...

ドイツ・ハルモニアムンデイ

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ヘンデル/組曲「水上の音楽」

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久々に聴いてみました。トレヴァー・ピノックさんとイングリッシュ・コンサートによる、古楽器ありの演奏ということで、チェンバロが聴けるのですが、この音色結構好きです。それから、ホルンも上品な響きです。体に優しい、心にしみわたる。嗚呼バロックな組曲です。 とこ..

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