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ハイドンの交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」 ドラティ/フィルハーモニア・フンガリカ

今年はハイドン・イヤーです。
レコード各社はいろいろ企画物を出すのでしょう。早速、ユニヴァーサルはドラティのハイドン交響曲全集を発売するようです。CD33枚組で7,000~8,000円程度でしょうか。
その昔、僕がクラシック音楽を聴き始めた頃は、国内盤キング発売のLPでの全集セットが8万円くらいしました。それでもサービス価格だったと思うんですが、いやはや、隔世の感があります。
未聴に終わるかもしれないんですが、この激安化を思うと、欲しくなりますねえ。

一応、20年ほど昔に2枚組セット輸入物廉価盤を買ってはいるんです。今日はその中の1曲を聴きましょう。

ハイドンの交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」。
アンタル・ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカの演奏。
1972年11月、西独マール、ビューレフェルト・ホールでの録音。DECCA盤。

今は解散してしまったが、フィルハーモニア・フンガリカはハンガリー動乱で亡命した音楽家の団体だった。その指揮者としてこれも同郷のドラティが迎えられて録音したのが、レコード会社の宣伝文句流に云えば「レコード界の金字塔」たる、このハイドン交響曲全集だった。
今聴いても、DECCAの録音が素晴らしく、色褪せない鮮やかさ。弦はしっとりと柔らかく輝き、管楽器も品良く鳴る。
オケの技量もよし。アンサンブルがよいので、響きがすっきりとした透明感がある。音楽には推進力があって、ハイドンらしい優雅さ・流麗さも十分。聴いていて楽しいことこの上ない。これはとても上質な娯楽ではないか。

ドラティの指揮もイイ。この人は聴かせ上手。オーケストラ・トレーナーとしても超一流。ニックネームとなったドラムロールも大げさすぎず、中庸の美を誇る感じの演奏。
第1楽章などはスッキリとした爽快さと若々しい覇気が印象的。
第2楽章と3楽章はさらにイイ。アンダンテとメヌエットはやはりハイドンを聴く楽しみのひとつ。ドラティはここを美しく典雅に演奏してくれるので嬉しい。実にキマッテル感じ。
フィナーレは精力的で音がよく弾んで飛び回る。これは楽しいフィナーレだ。オケも好演、心地よい音楽で部屋が一杯になる。

これ、超名演というものではないんでしょうが、毎日食べても飽きない白米の味、食し慣れたおふくろの味、といった感じの演奏でありまして、実にエエんです。
高級料理もエエですが、そうそう毎日は食えませんしね。
ドラティ&フィルハーモニア・フンガリカのハイドンは、聴き疲れしない、聴き飽きない平凡の非凡という感じなのであります。

ああ、ハイドンってイイですねえ。
こんなことを書いていると、ドラティの全集、欲しくなりました。
また散財かい!(笑)


AUTHOR: mikitomochi58 URL: http://blog.goo.ne.jp/mikotomochi58 DATE: 01/22/2009 07:54:41 おはようございます。たしかに「レコード界の金字塔」であるドラティのハイドン全集、これもびっくりしました。昨今の激安CDの状況から見れば、それほどでもないのですが、一時期の値段からすれば、十分の一ほどに値下がりしましたよね。一昔前には、絶対に手が届かないものという認識でしたから、いやー、スゴイことです。ザロモンセットの一枚を持ってますが、演奏も充実しており、これは、今から発売を楽しみにしておる次第です。しかし、次はどんなびっくりするものが出るんでしょうかね。一年でいったい何枚のCDを買うことになるのか、そら恐ろしいことであります。
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コメント

>mikotomochi58 様
おはようございます。コメント感謝です。
ドラティのハイドン全集はLP時代、「レコード史上の金字塔」なんて宣伝文句でした。懐かしいですねえ。しかも高価でした。
それが今回の激安、もうクリック寸前です(笑)。演奏も素晴らしいですし、実に穏健でハイドンらしいと思うんですよ。
ああ、しかしホンマにそら恐ろしいですね。

>crest 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
僕の持つハイドンの2枚組、驚愕に時計、太鼓連打とロンドンであります。「軍隊」も聴いてみたいですね。というと、あの激安全集を買ってしまうことになるんでしょうか・・・・・・・(^^ゞ でも欲しいです。
速めのテンポで颯爽としていて、しかも穏健な表現、僕は名演奏とつくづく思うんです。音もイイです。

>親父りゅう 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
いやあ・・・もうクリックされてましたか。
実は僕のもとにもヴァイオリンBOXが先日届きました。間もなく発売のシャンドスBOXもそのうちに届くと思います。

そして、ハイドン全集はもちろんカートに入ってます・・・・・・・(^^ゞ
まさしく「次官泥棒」、同感同感、今朝も今、膝を叩いておりますぞ(笑)

おはようございます。

ドラティのハイドン全集、私も欲しいです。
フィッシャー盤と迷っているのもありますが。。

ハイドンイヤーだし、未知の曲がたくさんあるし、超お買い得だし、

これって「買ってよいよ」ってことですよね。

>ニョッキ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ドラティのハイドン全集、欲しいですね。昔を思えばホンマモンの激安価格、何という時代でしょう。そのうちに、僕は買ってしまうと思います(^^ゞ
A・フィッシャーの全集も持っているんですが、録音が綺麗で、特に残響が多いのでフワッとした感じ、聴いていてゆっくり寛ぐことが出来ます。これも好んでいます。

こんにちは。
今日はとても寒いですね。
寒波が来ると急激に寒くなって、過ぎ去ると春に近い陽気というのが、
ここ何年かのパターンのような気がします。

ハイドンの交響曲は、取れたて新鮮野菜のサラダのような音楽ですね。
ドレッシングも濃厚なものではなく、
あっさりしたものがかかっているような感じです。

ハイドンイヤー、何が新録音されるか、再発されるか楽しみですね。

>hsm 様
こんばんは。お寒うございます。コメントを有り難うございました。
この数日の寒波はさすがに四国瀬戸内でも厳しいです。2月上旬までは寒いもんです。我慢我慢ですね。
さて、「ハイドンの交響曲は、取れたて新鮮野菜のサラダのような音楽」とは、言い得て妙ですね。アッサリしたドレッシングで味わいたいものです。
今年はハイドン・イヤーですので、いろいろな企画物が出てくると思うんですが、とりあえず、ドラティの全集辺りを入手したいなと思ってます。

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