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ビゼーの歌劇「カルメン」全曲 カラヤン・/ウィーン・フィル L・プライス(S) 他

加齢による基礎代謝量の減少に加えて生来の甘党ゆえ(ワタクシはあアルコールがアカンのです)、ジョギングを続けていても、このごろ体重が増加してきました。困ったもんです。
といって食事を減らすのは寂しいもの。そこで、筋トレをすることにしました。なあに、簡単なもんです。腹筋・背筋と腕立てですから。クラシック音楽を聴きながら出来ますしね。50~100回くらい。

というわけで、大いに冷え込んだ休日、筋トレしながらオペラを聴いておりました。

ビゼーの歌劇「カルメン」全曲。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィル。ウィーン国立歌劇場団の演奏。
1963年、ソフィエンザールでの録音。RCA原盤。プロデューザーはジョン・カルショウ。
カルメン(レオタイン・プライス)、ドン・ホセ(フランコ・コレルリ)、エスカミーリョ(ロバート・メリル)、ミカエラ(ミレッラ・フレーニ)らのキャスト。

配役がイイ。プライスのカルメンは色気たっぷりで妖艶な魅力に溢れている。歌い回しも絶妙で、可愛らしさもあれば、男たらしの流し目もある。一種独特の歌唱だし、声の質もハスキーなところがあるのだが、この魅力にはまってしまうと、他のレコードでのカルメンが物足らなくなる。僕は聴きながら、まんまとドン・ホセになってしまった。

ミカエラのフレーニも可憐で美しい。若々しく清らかな声が全くミカエラにふさわしいと思う。聴いていて、ついつい応援してしまう。

男声2人も好演。
エスカミーリョのメリルは、男の色気を感じさせる名唱。少しバタ臭いのだが、チョイ悪オヤジ的な魅力あり。
コレルリは一途なドン・ホセ。直線的な歌い方だが、よく伸びる高音と素直なカンタービレが印象的。いい歌手だと思う。

オーケストラも万全。
カラヤンの手綱捌きは見事なものだし、歌手が歌いやすそうにしているのも聴いていて心地よい。「自分が主役」という、後年のオペラ録音で見せる強引さがないのも実にイイ。カラヤンにしては珍しく一歩引いている感があるのだが、これが結果的に成功して、素晴らしい歌の饗宴になっている。

ウィーン・フィルの美しさがまた絶品。フォルティシモでの輝きはさすがと思う。弱音での表現力も全く見事としか云いようがない。

録音は今も上々であります。
と云うより、この時代最高水準の録音でしょう。
優秀録音、さすがカルショウ。
この録音、DECCAとのバーター契約による録音セッションだったんでしょう。
(とすると、DECCAはRCAのアーティストの誰を起用したのかな?)


AUTHOR: ひろはや DATE: 01/11/2009 14:05:10 こんにちは。
カラヤン/VPO(RCA)盤(1963年)の「カルメン」は、私も愛聴しています。カラヤン指揮の素晴らしい演奏陣の元でプライスやコレルリ、フレーニ他の豪華配役陣が熱唱していて、本当に聴いていて気持ちがイイですね。とても45年も前の録音とは思えない瑞々しさです。
また、私のファーストチョイスであるマリア・カラスがカルメンを演じたプレートル/パリ国立歌劇場管(EMI)盤(1964年)も忘れられない名盤と思ってます。
このように素晴らしい作品を自宅で手軽に鑑賞できる現在の環境に感謝しないといけませんね。
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コメント

>ひろはや 様
おはようございます。コメント感謝です。
カラヤンにはDGにもカルメンがありまして、アグネス・バルツァの独特のカルメンが聴けるんですが、トータルでは旧盤VPOとの演奏が良いようにも思います。(もっとも、BPO盤もよく聴きます。僕は「カルメン」好きなんです)
歌手がイイですね。プライスにコレルリ、フレーニも素敵です。
さて、カラスのカルメン、これは別格ですよね。僕もプレートル盤はCD化された早い時期に購入しています。
ホンマにひろはやさん仰るとおり、自宅がオペラハウスになる境遇に感謝せんとアカンですよね(^。^)

>Verdi 様
おはようございます。こちらこそ、ご挨拶遅くなりまして申し訳ありません。
今年もよろしくお願いします。
Verdiさんはアグネス・バルツァですか。僕もDG盤愛聴してます。配役の良さで若干旧盤が上かなとは思っているんですが。
しかし、ウィーンでバルツァの実演をご覧になった経験をお持ちとは・・・・・・・羨ましいです!僕も観たいです!バルツァは最高のメゾですもん。
ポップにグルベローヴァにバルツァ・・・・・この3人は僕のアイドルです。
ああ、羨ましい。たまらんです。妬みます(笑)。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもお世話になります。
今回もRCAとDECCAのバターの件、よく分かりました。そうそう、ライナーのヴェルディがDECCAにあったような気がします。なるほど、そういう事情だったんですね。しかも、エルビス・プレスリー!偉大なアーティストあっての発売契約だったんですねえ。
トロヤノスのカルメンはショルティ盤でしょうか。これは未聴です。トロヤノスの歌唱も詳しく聞いたことがないんです。スミマセン。
アバド盤は好きです。LPで聴いてます。テレサ・ベルガンサのカルメンが大変可愛く、悪女っぽくないのが新鮮で面白かったと思います。ドミンゴも良かったです。

こんにちは。加齢による体重の増加_困ったものです。私も折に触れ食事を減らしたり毎日腹筋したりしているものの、以前の水準には戻りません。最近では手持ちのスーツのスラックスが軒並みピンチで、ユニクロで代用したり_ああ、YA体だったころが懐かしい!さて、カルメンといえば70年代辺りから、マゼールやアバドなど、レシタティーヴォではなく台詞入りのアルコア版による録音が主流となり、カラヤンも後年のBPO盤では同様で緊迫感のある演奏はそれなりに素晴らしいのですが、私自身オペラは最も贅沢な芸術と考えているので、どちらかといえばグランド・オペラスタイルによる旧盤の方が好みです。なにせ「カラヤン_VPO_カルショウ」ですから。ところで昨日タワーで、EMIのボックス・声楽編が\9990で売られていました。早く聴けたので後悔はしませんが、なんだかねえ_ではまた。

すみません、言葉足らずでした。
トロヤノス&ショルティ、確か最初の「アルコア版」による録音だったと思います。
ベルガンサ&アバド、軽快に気持ちよく音楽を楽しめます。

カラヤン&VPO(67年製作)映像を先月BSで放映されているのを見ていました。カルメンがハンブリー、美しく演奏するいかにもカラヤンらしい好演でした。

>shibera 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
YA体のころ、僕にもありました。懐かしいですねえ。昔は、「バク転のできないジャニーズ」だったんですよ、僕は(笑)。そのくらい格好良かったんです・・・・・とは、昔を知らない同僚たちに云っている言葉です(^^ゞ。
さて、アルコア版も聴いてます。マゼールのはユニークでしたし、アバドのはまた新鮮な演奏でした。カラヤン/BPO盤も聴きます。ただ、VPOとのスタイルの方がエエかなぁとも思っているんです。
EMIボックスが1万円以下ですか・・・・トホホです。

>あるべりっひ 様
再度のコメント感謝です。
グレース・バンブリーのカルメン、エエですね。映像があるんですか。それはイイですね。
EMIのフリューベック・デ・ブルゴス盤が2枚組で非常に安かったんですが、バンブリーのカルメンがなかなか良かったんです。映像も興味あります。

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