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ブラームスのピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 アラウ(Pf) ジュリーニ/フィルハーモニア管

冬の早朝のジョギングを終えてきたところです。
冬の星座を眺めながら、トコトコ走ります。四国は朝の6時でもまだ真っ暗。日の出が遅いので、寂しいもんですが、汗は一杯です。シャワーをササッと浴びて、朝飯を食って、さあ出かけましょう。

今日はブラームスです。

ブラームスのピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83。
クラウディオ・アラウのピアノ独奏、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮フィルハーモニア管の演奏。
1962年の録音。EMI盤。

アラウのスケール雄大なピアノが印象的。実に巨匠風。テンポをグッと落としたり、タメを作ったり、実に多彩で、聴いていてドキドキする。歌舞伎役者が見得を切るようなところもあって、いや全く楽しい。迫力も十分。第1楽章冒頭のソロのところなど、何とも素晴らしい。
ジュリーニの指揮も大変立派。アラウと対峙しつつ、豪快にオーケストラを鳴らしてゆく。特に第1楽章は若々しい気合いが十分で、聴き応えがある。ピアノとオケが火花を散らしながら白熱したブラームスを聴かせる。
アラウこのとき58歳。ヤル気十分、血気盛ん。この演奏はできるだけ大音量で聴いてやりたい。ああ、そういえばジュリーニも若いのだ。後年のDGなどで聴く、ゆったりとよく歌いながらテンポの遅い演奏とは全然違い、少壮の気と云うべきか、アラウに負けじとオケを煽っているところがあって、たいそう面白い。その点では、この演奏はとても熱い。協奏曲はこうでなくちゃ。

第3楽章のチェロがまた美しい。クレジットはレイモンド・クラーク。フィルハーモニア管の首席なのかな。とても上品で背筋の伸びたチェロを聴かせてくれる。
そこにアラウのヴィルトゥオーゾ的ピアノが高らかに歌う。見事と思う。

フィナーレは優雅ささえ漂わせる。オケもピアノもますます調子を上げてゆく感じで、全然もたれない。長丁場の協奏曲が、だれずに最後まで傾聴させる。素晴らしい名人芸。これ、ひょっとしてアラウの代表盤になるんじゃなかろうか、と感動した次第。


録音も十分に美しく、かつ鮮明です。
この時期のEMIはイイんです。実に良い録音を出してます。後年の鳴りの悪さ、硬さに比べて、1960年頃の、この弾むようなイキイキとした録音、いったいどうしてかいな。
奥行き、左右への広がり、音の鮮度とも申し分ありません。ホールトーンも実に美しいです。まこと優秀録音です。
このCDは2枚組廉価盤、1,000円程度で買えるはずです。お買い得でしょう。難を云えば、弦楽器(特にヴァイオリン)が軽いこと。少し硬いこと。でも、時代を考えれば十分だと思います。



AUTHOR: ジュリーニ DATE: 01/09/2009 16:02:18 こんにちは。今年も宜しくお願いします。このCD持ってます。ジュリーニも好きですからお気に入りです。ブラームスの1番と2番は甲乙付け難く両方聴きたくなります。ピアノ協奏曲では最高と思ってます。アラウも良いけどアシュケナージがベストかな。
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コメント

>吉田 様
おはようございます。コメント感謝です。
四国も非常に寒い日でした。「寒」ですね。
アラウにとっては、この演奏は旧盤になるんでしょうが、ジュリーニのサポートも良く、仰るように明るい響きが何とも云えないですね。ブラームスが憧れたイタリアの空を思い出させる演奏と思いました。僕のはEMIの廉価盤2枚組で、1,000円程度で入手出来るものでした。エエ時代になりました。
マゼールとリヒテルの快演(怪演?)も僕、大好きです。

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