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メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調「イタリア」 バーンスタイン/イスラエル・フィル

良い天気でした。ポカポカと暖かく、ニュースによれば3月上旬の気温だったようです。見事な青空。
そこで、「イタリア」を取り出しました。

メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」。
レナード・バーンスタイン指揮イスラエル・フィルの演奏。
1978年10月、テルアヴィヴでの録音。DG盤。

第1楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ。
冒頭から、イスラエル・フィルの弦がイイ。爽やかで朗らか、抜けるような地中海の青空のイメージでメンデルスゾーンが鳴り渡る。バーンスタインの指揮はもともと陽性。スッカラカンと晴れ上がった「イタリア」が聴ける。
フォルティシモでの力強いカンタービレも印象的。テンポを落とすところでは、独特の粘りがある。これ、ユダヤ系の粘りだなぁ(インバルのマーラーなどでもよく感じたが・・・)、と思ったら、指揮もオケも作曲家もみんなユダヤ系だった。なるほどなぁ・・根底の部分で共感するところがあるんだろうなあ。

第2楽章は情感豊かなアンダンテ・コン・モート。こういった緩徐楽章ではバーンスタインのロマンティックな指揮を楽しみたい。メンデルスゾーン特有の淡くさらさらとしたロマンの趣がとてもイイ。ソーダ水のようなイメージだろうか。ただ、バーンスタインの指揮で聴くと、ちと味わいが濃厚。ライヴ・レコーディングのせいか、アンサンブルは少しゆるめ。

第3楽章はコン・モート・モデラート。柔らかく融け合う管楽器の響きが素晴らしい。トリオでの甘い響きは特に良い。巧いなぁと思うし、実にいい音でもある。少し控えめな感じなのがまた好ましい。このあたりを聴いていると、メンデルスゾーンの天才を感じる。
イスラエル・フィル好調。オーケストラ全体の音がしっとりと潤いがあって、心地よい。

フィナーレは情熱と狂乱のサルタレルロ・・・・・と思いきや、意外にここでは古典的で格調高い仕上げ。イスラエル・フィルは機動力に優れ、反応が俊敏。爽やかな演奏に仕上げている。

録音はアナログ末期の録音なので、たっぷりとした音で鳴り渡ります。
解像度はイマイチで、やや平板的な録音です。レンジももう少し広ければという気もしますが、この時期のDGには、こんな感じの音が多かったようにも思います。


AUTHOR: ノリ DATE: 01/07/2009 12:02:20 こんにちは。本年もよろしくお願いいたします。

バーンスタインといいますと、何といってもロンドン響との最後の来日公演NHKホールがキャンセルになってしまった事が今でも悔やまれます。
これ程の巨匠に触れられる最初で最後の機会だっただけに、酷く落胆した事を憶えています。代わりにティルソン・トーマスか誰かが振ると聞き、チケットは即効払い戻しました。
明るくて解放的な反面、すごく粘着質で濃厚な「イタリア」ですよね。
そうか、オール・ユダヤの響きだったのですね。
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コメント

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうですか、お父様の遺品にありましたか。LPでしょうけれど、だからかえって音がエエかもしれないですね。
エンジニアに『クラウス・ヒーマン』・・・・・・僕も気をつけてみたいと思います。録音が良さそうなんですね?

いつもあるべりっひさんにはエンジニアやプロデューサーのところまで教えていただいて感謝です。

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