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モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」全曲 E・クライバー/ウィーン・フィル他

新春三が日はエエ陽気でありました。
朝のジョギングはちょうど日の出の頃。冠雪の石鎚山が鮮やかに輝きます。それを眺めながら一汗かくのは全く気持ちいいもんです。
さあ、今年も走ります。ジョギングは最高であります。

さて、バッハ、ハイドンと来ましたので、今日はモーツァルトを行きましょう。

モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」全曲。
エーリッヒ・クライバー指揮ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団の演奏。
1955年6月、ソフィエンザールでの録音。DECCA盤。
フィガロ;チェザーレ・シエピ
スザンナ;ヒルデ・ギューデん
ケルビーノ;シュザンヌ・ダンコ
伯爵夫人;リーザ・デラ・カーザ
アルマヴィーア伯爵;アルフレート・ペル などの配役。

録音から53年。往年の名盤。さすがDECCA、少々古びたとはいえ、鑑賞に全く差し支えのない優秀録音。素晴らしい。

E・クライバーの指揮が爽やかで新鮮。50年も前の録音・演奏なのに、とても新鮮。ちっとも古くない。リズムがよく弾んで、快速、実に快適で心地よい。聴いていると胸がワクワクするような音楽の運び。息子カルロスの音楽もそうだったが、この弾むような感覚はクライバー家の遺伝子か。様式は往年のウィーン・スタイルなのだろうが、いささかも古びていないのが素晴らしいと思う。

歌手たちも当時のウィーンの名歌手のオンパレード。
まずは主役のフィガロがイイ。モーツァルトの歌劇を演じさせたら、最高のチェザーレ・シエピ。声が強く朗々と歌ってくれる。「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」などはホンマに巧い。単細胞なフィガロではなく、知恵があって、胸に幾ばくかの屈折した思いを抱え、それでも表面的には明るく前向きに生きてゆく・・・・そんなフィガロを演じている。その風情やよし。男心を歌わせるとこの人は巧いなぁ。こういう歌手がこのごろ減ったんじゃないかと思うのは、僕だけか。
(そういえば、シエピのドン・ジョヴァンニも良かった)

スザンナは可憐で可愛い。この役も知恵がないとアカンので、ギューデンは適役だろう。そして声はとっても綺麗なスープレッド。
僕はスザンナが好きです。我が妻も、実はスザンナ・タイプなのです。ガハハ。

伯爵夫人の高貴さ。トシをとってゆくことの哀しさ、時の流れの残酷さをデラ・カーザが素晴らしい歌唱で聴き手に届ける。ウットリするほど。
ケルビーノも悩める少年を好演。「恋とはどんなものかしら」は最高。青春ってエエなぁとしみじみ思う。
そのほか脇役も立派で云うことなし。

ウィーン・フィルの演奏も素晴らしいというしかない。匂うような弦楽に鮮やかな管楽器。柔らかく艶やかで、上品な風情。たまりません。これ、今も十分スタンダードとして聴けるでしょう。

録音から50年とは思えない鮮明さです。歌手がそれぞれマイクの前にやってきて歌っている感じなので、音場的にはもう一歩なんですが、音の鮮やかさだけでも感嘆してしまいます。ああ、DECCAは素晴らしい録音を遺してくれました。



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 01/04/2009 08:08:57 おはようございます。おお、奥様はスザンヌ・タイプでしたか。では、四国愛媛のスザンヌさんに、正月早々、雪国からのファン・メッセージをお送りいたします(^o^)/
モーツァルトの「フィガロの結婚」は、歌芝居としても音楽としても、実に見事な作品ですね。ゆったりと全曲盤に手を伸ばせるというのは、長い休みならでは、ですね。
昨年は、コメント、トラックバックをありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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コメント

あけましておめでとうございます。
本年もUP楽しみにしています。よろしくお願いします。

『フィガロの結婚』凄いですよね、ソロ、デュオ、アンサンブルと素晴らしいメロディーのオンパレード。曲の長さを感じさせないし、何とも魅力的なオペラですね。
私が最初に聴いた全曲がこのクライバー盤です。この全曲盤の快適なテンポ感が刷り込みでしょうか。私のスタンダードです。

年末から年始、今年は愛妻の実家へ行っていたので『NO MUSIC DAYS』でした。(義父のオーディオ装置がもうあいませんから)今日は久しぶりにいろいろ音楽に浸ろうと思います。1曲目、もちろんこのクライバー盤にします。

こんにちは。
モーツァルトの「フィガロの結婚」、イイですね。名曲揃いで楽しいオペラです。E・クライバー盤は持ってないので、何を聴こうか迷ったのですが. . . 。
私の手元には、カラヤンEMIBOX第2巻にあるVPO盤(1950年)やネヴィル・マリナー/アカデミー室内管盤(1985年PHILIPS)のCDがあるのですが、今日は、昔NHKBS録画したハイティンク/ベルリン・フィルのザルツブルク・イースター音楽祭公演(1991.3.23)のビデオを観ています。VHS録画したものもいづれは機器が故障などして観られなくなるかもしれないと思うと、今のうちにという気になりますね。

mozart1889さん、こんばんは!
E.クライバーの「フィガロ」はうぐいすも好きです。
何といっても50年代のウィーン・フィルの音色の艶やかさ!素晴らしいですね!E.クライバーのキビキビとしたフレキシブルな指揮も聴いていて心地が良いですし、シエピのフィガロやギューデンのスザンナも最高です。モノラルながら録音状態も良くって、いつまでも色あせない名盤ですね。これを聴いちゃうとほかの演奏が聴けなくなっちゃうのです。

>narkejp 様
今晩は。コメント感謝です。
愛媛のスザンナは昔々可愛かったのですが、この頃は強くなりまして、さあ、今は「指環」に出てくるフリッカでしょうか?(笑)
『フィガロの結婚』はエエですね。もう大好きなオペラなんです。全曲は休日にしか聴けませんが、のんびりと楽しめました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

>ピョン次郎 様
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
オペラ全曲盤を聴く時間はなかなかとりにくいですよね。僕もハイライト盤大好きです。普段は、ハイライト盤を取り出す方が多いと思います。
フリッチャイ盤は未聴なんですが、ベームの『フィガロ』は実に立派な演奏でさすがと思います。
チェザーレ・シエピ、イイですねえ。この人のドン・ジョヴァンニは最高の当たり役だったと思います。

>天ぬき 様
こちらにもコメントを有り難うございました。・
ベームの映像は、僕はキリ・テ・カナワが伯爵夫人を演じたものを録画しています。天ぬきさんと同じものでしょうか。プライのフィガロが素晴らしかったです。
E・クライバー盤はLP時代から絶賛されていたものでした。欲しいなぁと思いつつもなかなか買えませんでした。CDになってから、ようやく聴けました。ホンマに素晴らしい演奏ですね。今も色あせません。

>あるべりっひ 様
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
あるべりっひさんも、クライバー盤ですか。これ、永遠のスタンダード、エヴァーグリーン的名盤でしょうね。指揮もよし、オケもよし、キャスティングよし・・・・・三拍子そろっていますものね。しかも、録音もあの時代では最高水準でしょう。素晴らしいです。
僕はこの休暇で音楽三昧でした。明日からはみっちり仕事します(^^ゞ

>ひろはや 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
VHS録画、僕も沢山持っているんです。今のうちに、再生してドンドン観ておかないと、そのうちにアカンようになってしまうかもしれませんね。
さて、『フィガロの結婚』、僕が初めて買ったCDはマリナー盤なんです。これ、録音が最高にイイと当時評判でして、伯爵夫人が大好きなルチア・ポップ!全曲盤もハイライト盤も持ってます。伯爵夫人の、若い部分を強調したら、ポップの歌唱がベストと思っています(^。^)
ケルビーノにバルツァ、これも楽しく聴けました。

>うぐいす 様
今晩は。コメントを有り難うございました。
E・クライバーの『フィガロの結婚』、エエですね。キビキビして、今聴いても非常に新鮮、爽快な演奏と思います。歌手もエエですよねえ。シエピにギューデンにデラ・カーザ・・・・・・当時のウィーンのベスト・キャストだろうと思いますし、またDECCAの録音がイイんです。素晴らしく鮮明でイキイキした音で今も鳴ってくれます。
色あせないですよね。こういうのを名盤というんでしょうね。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
カルロス・クライバーの録音から勝手に想像して、快速、快適、あぁ、やっぱり親子ですね。なんて思ってしまいました(^^;
演奏もなかなか良いようですね、機会があったら探してみたいものです。では、今年もどうぞよろしくお願い致します。

>stonez 様
あけましておめでとうございます。こちらこそ、ご挨拶が遅れ真しれ申し訳ありません。本年もよろしくお願い申し上げます。
この「フィガロの結婚」などを聴いていると、クライバー、まさに親子だなぁと思います。颯爽として軽快、とても新鮮なモーツァルトです。今も色あせませんね。
この演奏、魔笛やコジ・ファン・トゥッテ、ドン・ジョヴァンニと全4作の箱物が激安ボックスで出ていると思います。2,000円程度で買えてしまいます。以下を参照してみて下さい。これはお買い得だと思います。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1249134

mozart1889さん、遅ればせながら新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

親父クライバーのフィガロはいですね。
でもレコード・CDともに所有してませんで、昔にエアチェックしたカセットがあります。長く忘れ去っていたものですが、記事で配役をまじまじと拝見し、いまさら、こりゃ素晴らしいと実感してます。
ギューデンにデラ・カーザ、二人とも私のアイドル的なソプラノです(笑)
そして、シエピもいいですね。品格があります。
明日、衝動買いしそうな気配濃厚であります。

>yokochan 様
こちらこそご挨拶が遅れて申し訳ありません。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、E・クライバーの『フィガロの結婚』、これは若々しくウィーン情緒満載の名演ですね。おっしゃるように、女声が素晴らしいです。ギューデンにデラ・カーザ、yokochanさんのアイドルでしたか。僕もこの二人、エエ声だなぁ、巧いなあと聞き惚れてます。
CDでは単品もいいですが、モーツァルト4大オペラ集が2,000円くらいで買えますね。輸入盤激安化にはホンマに驚きます。

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