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ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番 ト長調 キーシン(Pf) C・デイヴィス/ロンドン響

連日の忘年会で声が枯れました。疲れて、更新もサボりました。

ワタクシはアルコールはアカンのですが、宴会・2次会大好きなので、運転手も兼ねてついつい連いて行ってしまうのです。いやぁ、歌いすぎ(^^ゞ。いいトシをして、職場の若い女の子相手に鼻の下を伸ばしすぎました。みんな元気、若いってエエですね。クラシック音楽を独り聴くのもイイですが、若い子と遊ぶのも、そりゃ楽しいもんです。

さて、休日は穏やかな、そして暖かい日和でありました。今日はそんな天気にふさわしい協奏曲を。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58。
エフゲニ・キーシンのピアノ独奏、C・デイヴィス指揮ロンドン響の演奏。
2007年9~10月、アビーロード・スタジオでの録音。EMI盤。

第1楽章アレグロ・モデラート。
春風が優しく吹いてくるような、暖かく爽やかで心まで明るくなってくるような音楽。
キーシンのピアノも、C・デイヴィス指揮するロンドン響も、幸福いっぱいだ。柔らかく暖かい歌に満ちていて、聴いていて思わず微笑んでしまう。部屋中にその暖かさが広がるようだ。
ああ、キーシンはこの名曲をこんなに慈しんで弾くのか。丁寧に、フレキシブルに弾いていくのがキーシン流なのだ。時にテンポを揺らしたり、タメを作ったりしつつ、技巧も十分に披露しながら、音楽が進んでゆく。録音の加減か、低音の力強さ・太さが印象的。

C・デイヴィス&LSOのバックは熟練の伴奏。手慣れたものと云うべきか。
デイヴィスにとってはフィリップスにコワセビッチやアラウと全集録音していたので、得意の曲目だろう。堅実にして真摯な演奏ぶりだとは思うが、そのフィリップス録音に比べて柔軟な感じがするのは、デイヴィスの円熟ということだろう。余裕のある管弦楽であって、この4番協奏曲にはふさわしいと思う。

第2楽章の静謐な音楽づくりは聴きもの。特にキーシンのピアノはデリカシーの塊となっていく。
そしてフィナーレでの活気十分の表現も良い。
特筆すべきは全編にわたって音がとんがらないこと。実にピアノの音がまろやかで、しっとりと潤いがある。これがイイ。ピアノの技巧は全く安定して盤石であるし、オーケストラの響きも立派で、安定感と柔軟さが感じられる名演。
終曲に向かって、キーシンのピアノが軽やかに跳ね回るのは圧巻。


録音が、さすがに最新録音、十分に美しく、レンジの余裕もたっぷり。
ふっくらと柔らかい音は演奏同様で、気持ちいいです。
ロンドン響の弦が特に美しく、ハッとするほど。見事なもんです。


AUTHOR: HABABI DATE: 12/21/2008 08:05:02 おはようございます。
このCD(3枚セット)、店で見つけた時、本当に嬉しく、すぐ買いました。素晴らしい演奏家達の組み合わせですね。キーシンのピアノの音はとても綺麗で、デリケートな美しさに溢れており、オケもよく反応しているように思います。第5番も、聴いていて幸せな気分になるような力と優しさに溢れている感じがしますね。
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コメント

こんにちは。
このキーシンのベートーヴェン、気になっていました。
彼ならば4番をうまく弾くだろうとも思っていたので、それが裏付けられて、いっそう聴きたくなってしまいました。

>HABABI 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
キーシンの新しい全集は、廉価盤でした。3枚セットでも新居浜のタワーレコードでは2,800円くらいでした。
キーシンのピアノは美しいですね。ホンマにデリケートだと思います。HABABIさんおすすめの「皇帝」、じっくり聴いてみたいと思います。

>yoshimi 様
おはようございます。コメント感謝です。
キーシンのピアノは美しいです。オーケストラも万全ですね。さすがにC・デイヴィス、誠実で、しかも巧いなぁと思いました。
C・デイヴィスはフィリップス・レーベルでの演奏も大好きでした。ACOとのドヴォルザークやハイドン。BSOとのシベリウスなど、今も愛聴盤です。SKDをバックにアラウと録音したベートーヴェンも素晴らしかったですものね。

>ノリ 様
コメントを有り難うございました。
おお!12月22日、初演から200周年でしたか!それは全く知りませんでしたが、これも何かの縁、僕も「運命」か「田園」を聴いてみようかと思います。この第4協奏曲も一緒に初演されたなんて、何と贅沢な演奏会だったんでしょう・・・・・・でも観衆は少なかったんですよね・・・・・。

キーシンのピアノは美しく繊細、そして自由闊達に飛翔する感じで、楽しめました。EMIですが、録音も聴きやすかったです。

>北国タクト 様
コメントを有り難うございました。
キーシンの全集、良かったです。オケも美しく、ピアノも大変綺麗でした。当地新居浜のタワーレコードでは輸入盤は2,800円程度の廉価盤でした。
EMIの録音は、あまりパッとしないことが多いのですが、これは我が家のシステムでも、エエ音で鳴ってくれました。

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