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チャイコフスキーの交響曲第1番 ト短調 「冬の日の幻想」 カラヤン/ベルリン・フィル

寒波襲来。厳冬がやってきました。
我が家の目の前に広がる四国の連峰もすっかり雪化粧です。日中は雪も舞いました。いやあ、寒くなりましたね。
昨日は当地で云う「巳正月」。12月の巳の日・午の日は、今年亡くなった人のお正月でありまして、親類筋の墓参と読経に行っておりました。墓は高台の上、寒かったですねえ。

さて、そこで今日はこんな音楽を。

チャイコフスキーの交響曲第1番 ト短調 作品13「冬の日の幻想」。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1979年1月、フィルハーモニーでの録音。DG盤。

チャイコフスキーの交響曲第1作。青春の若々しさと抒情とが音楽の底方を一貫して流れている佳品。
ロシア的な情緒や趣きもふんだんに盛り込まれており、全曲に約45分かかる大作でもある。チャイコフスキーの気質や個性はすでにこの第1作でも現れていて、後年の第4~第6の大傑作を彷彿とさせる。人間、もって生まれたものってのは若い頃から発露されているもので、将来の大輪の花が、もうこの時期に見えている。

演奏はカラヤン&BPOがDGに録音したチャイコフスキー全集からのもの。カラヤンは4~6番はナンボでも、それこそ執拗に録音したものだが、1~3番は結局このDG全集しか録音しなかった。(発売当初は、全集を完成するために録音した、言わば「やっつけ仕事」だという批判も多かったような気がする)

実に流麗で華やか。オーケストラがよく鳴って、しかも巧い。弦楽アンサンブルなど、媚薬のように官能的美しさを誇る。ロシア的な骨太さ・低音の力強さとは無縁の演奏なのだが、仕上げが美しく、汎世界的なチャイコフスキーになっている。

第2楽章の美しさなど、卒倒しそうなほど。ムード音楽もかくや、と思わせるくらい。抒情的な美しさが横溢する。ベスト・セラーとなった「アダージョ・カラヤン」の世界とも云えるかな。ストリングス、木管ともに妖艶なまでに美しい。時にサラサラと流れ、時にネットリと絡みつく音楽。高級バーでの妖艶マダムのあでやかさ、お話し上手・・・・・と云ったら叱られるかいな?

第1楽章や第3楽章も綺麗なメロディが一杯。フィナーレの豪快さもスカッと気持ちいい。カラヤン&BPOのチャイコフスキーって、ホンマに豪華絢爛ですね。

録音は上々であります。
フィルハーモニー・ホールでの録音なので、残響やスケール感はあまり大きくないものの、定位は良く、左右奥行きの広がり感もなかなかエエです。
まあ、こういう音がDGでのカラヤン&BPOの音なんでしょう。
演奏がスゴイので、部屋が暖かくなったような気もします。


AUTHOR: ひろはや DATE: 12/07/2008 16:41:30 こんにちは。
チャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」、26才の頃の作品とのことですが、大作ですよね。この曲との出会いは、CD時代になり、アバド/シカゴ響(SONY)がファーストチョイスでしたが、最初から聴き易く聴きごたえがあると感じてました。好きな曲です。
ご紹介のカラヤン盤は、最近購入したシンフォニーエディションの中に入っているので、今取り出して聴いているところです。艶やかでねっとりとした感情多注入といった演奏で、カラヤンらしさ全開ですね。

ところで、昨日Radio4Liveから10曲をダウンロードするのに成功しまして、その後iPodにも入れて聴いてみましたが、本当にCDと遜色ない音質で聴けてうれしいです!!特にACOの現役指揮者であるヤンソンスの演奏が初めて聴けて有り難かったです!お礼を申します。
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コメント

こんばんは。僕もこの曲をカラヤンの演奏で覚えました。第1番から第6番まで、チャイコフスキーの肖像画を中央に配した、統一的なCDジャケットのデザインが印象に残っています。第2楽章の透明感のある美しさ!これを越える演奏は出会っていません。
 カラヤン・シンフォニーエディションに入っているんですね。買ったのにまだ聴いていません。再び聴くのが楽しみになりました。

>TATSUYA@ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
マーツァル盤は未聴なんですが、EXTONレーベルだったでしょうか。録音が綺麗で話題のレーベルですよね。これは一度聴いてみなくちゃイカンですね。
このごろ中古盤と廉価盤ばかりの購入でして、特に激安輸入盤の価格になれてしまうと、国内レギュラー盤が法外に高価なような気がしまして、なかなか手が伸びないんです(^^ゞ

>ヒロノミンV 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
1970年代のチャイコフスキー全集、カラヤンのシンフォニー・エディション38枚組に入ってますね。僕はダブってしまいました。しかし、素晴らしい演奏だと思います。カラヤンのチャイコフスキーはホンマにエエです。得意曲目だったと思います。
アンチの評論家も、カラヤンのチャイコフスキーとR・シュトラウスは褒めますよね。

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