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ブラームスのピアノ協奏曲第2番 ハンス・リヒター=ハーザー(Pf) カラヤン/BPO

出張しておりました。世間は寒いですねえ。もう真冬のような寒さでした。身体が寒さに慣れていないので、かなりこたえました。
この三連休は、ちと休めそうです。ゆっくり音楽など聴きたいですね。

さて、カラヤン&ベルリン・フィルの伴奏で聴く協奏曲シリーズであります。
(他にエエのがあったら、皆さんまた教えてください)
カラヤンのEMIボックスを開けてみると、こんなんがありました。

ブラームスのピアノ協奏曲第2番 変ロ長調。
ハンス・リヒター=ハーザーのピアノ独奏、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏。
1958年11月、西ベルリンのイエス・キリスト教会での録音。
これ、LPでは東芝EMIのセラフィム廉価盤で出ていたものだと思う。懐かしいなぁ・・・・・。

録音が素晴らしい。これ、ホンマに50年前の録音かいな。
音の伸び、艶、奥行き感、左右の広がり、どれを取っても素晴らしい。いやはや、大変な名録音ではないか。しかもEMI。ふだん僕はEMI録音の悪口ばかり書いているが、この時期のEMIって、こんなに素晴らしかったんかい。

リヒター=ハーザーは若々しく清冽なピアノを聴かせてくれる。
抒情的なフレーズの方が似合いそうなピアニスト。音は粒ぞろいでキラキラしていてとても綺麗。演奏は音楽する喜びにあふれている。

カラヤンの伴奏は、伴奏の枠を超えて見事なもの。まさに「ピアノつきの交響曲」にふさわしい堂々たるものだ。スケールが大きく、シンフォニック。そして、これもいつものことだが、音が美しく輝いている。
ブラームスが憧れたイタリアの空のような輝きと、ドイツ風の重量感が高度に融合したこれは名演奏、名伴奏と思う。ちと、カラヤンが前に出すぎている気もするが。

それにしても、リヒター=ハーザーの見事なピアノには感激。これだけの伴奏を向こうに回して、堂々たるピアニズムを披露する。

第1楽章はその輝かしいピアノがイイ。オーケストラも雄大。これは、大音量で聴きたいところだ。田舎住まいの有り難さ、近所迷惑になるほど周辺に家がないので(田んぼばかりであります・・・・)、アンプのボリュームを11時くらいまで上げて・・・・。
コーダではオケが奔ってしまい、ピアノがそれを追いかけている感じのところがあるのだが、これこそカラヤン・ペースの証拠かな。「俺についてこいっ・・」ってことかいな、ピアニストも。

第2楽章のピアノはとてもロマンティック。ブラームスらしい、ためらい・戸惑いも感じられるところもイイ。
フォルティシモは豪快。音が綺麗なのがまた良い。

第3楽章はチェロの深々とした響き。これメロディも美しい。いつ聴いてもイイなぁと思う。ピアノは穏やかな感情を漂わせ、時にフワッとした音が出る。テンポもゆったりとして、本当に美しい音楽。オケも抜群に巧い。
この楽章を聴いていると、ブラームスは内気な男だったんだろうなぁと思う。

そして見事なフィナーレ。カタルシス。ああ、素晴らしい。


AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 11/22/2008 08:37:29 カラヤンのボックスセットを堪能されている様子、忙中閑あり、でしょうか。ブラームスの2番の協奏曲は、ゼルキンとセル/クリーヴランド管で聴いております。いい曲ですねえ!堂々たる名曲ですね。当地もたいへん寒く、もう雪降りです。まだ11月、ちょいとまだ早すぎるんじゃないかい、と職場で話しております。寒気が西からくると、居座って寒さが長びくんですよね(^_^;)
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コメント

こんばんは。
今年はカラヤンの生誕100年ということで、記念のCD集をいろいろと購入しましたが、最近はDGのシンフォニーエディションの方をよく聴いておりました。
今日は、mozart1889さまのお陰で、久しぶりにEMIカラヤンコンプリート第1集を取り出し、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いてます。おっしゃるように素晴らしい録音ですね。ピアノとオーケストラの競演の迫力を感じますね。
この曲は、バックハウス/ベーム、アシュケナージ/ハイティンク、ブレンデル/アバドを好んでいたのですが、このカラヤン盤、本当に気に入りました。ご紹介がなければ、さっと通り過ぎてしまったところでした。ありがとうございます。

>narkejp 様
おはようございます。寒くなりました。北国はもう大雪だそうですね。お見舞い申し上げます。
当地四国はこの週末、寒気が緩んで小春日和が続くようです。クラシック音楽とジョギングに精を出そうと思います。ゼルキンとセルの名演盤はCDで持ってます。1番の方はLPです。このコンビの志操の高い演奏はホンマに素晴らしいですね。
この週末はボックス物をボツボツ聴いてます(^^)V

>shibera 様
コメントを有り難うございました。バックハウ、ゼルキン、ギレリス、リヒテル、ブレンデル、アシュケナージ、ポリーニ・・・・・錚々たるメンバーですよね。僕もこのピアニストたちのブラームスを愛聴してきました。大好きな協奏曲です。
オピッツ盤はC・デイヴィスの指揮だったと思います。我が家にもありますので、聴き返してみたいと思います。
さて、シャンドスのボックス、安いですね。欲しいです。このごろ激安ボックスばかり購入して、全部聴ききれないのです。悩んでいますが・・・・・・・結局は買ってしまいそうです・・・・・(^^ゞ

>ひろはや 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
今年はカラヤンの年でした。ボックス、大物でしたね。まだ全然聴ききれません。DGのシンフォニー・ボックスもかなりダブりましたが、やはり持っていたかったので購入してポツポツ聴いています。名演ですねえ。カラヤン/BPOのコンビはホンマに最強でした。
EMIのボックスには目立たないものの、結構エエ演奏があるようなんです。それを探していくのも、また箱物の楽しみですね(^^)V

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