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ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 ベーム/ベルリン・フィル

寒くなりました。電気ストーブを出しました。冬支度です。
ただ、四国は暖地ですので、自室にこのストーブがあれば一冬過ごせます。暖房費があまりかからないのは(そういえば、我が家の周りは田んぼばかりなので、夏の涼しさもよろしいから、冷房費もあまりかからんのですが)、有り難いことやと思います。

さて、今日も古いレコードを取り出してます。

ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 作品68。
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルの演奏。
1959年10月、西ベルリンのイエス・キリスト教会での録音。DG原盤で、国内ポリドール発売の懐かしい2LPシリーズ3,000円の廉価盤。

これぞ骨太のドイツの音。ゲルマン魂炸裂の名演奏。
背筋がピンと伸びて、表情は無愛想、態度も無骨なのだが、演奏を聴き終わったときには熱い感動がこみ上げている演奏。細部にこだわるより、全体の構成で勝負している演奏。ベームに「細かいところをあげつらわんと、最後までシャンと聴かんかいっ!」と怒られそうな感じ。

アナログLPの良さか、音がゴリゴリと前に出てくる。ヒスノイズも多く、古い盤ゆえパチパチ・ノイズも盛大。しかし、音の一つひとつに芯があって、魂がこもっている。全く音が強い。強靱で逞しい。
しかもこの交響曲はブラームスが20年もかけた、入魂の作品。ベートーヴェンの第十交響曲とさえ云われるくらいのもの。まさに乾坤一擲、ベームのように、音が強く、逞しく、迫力がある方がイイ。

それにしても50年前のベルリン・フィルの威力は凄まじい。強烈な音が塊のようになって押し出してくる感じ。現在のような洗練・軽快さではなく、もっと職人的な感じ、手彫りの暖かさ、ガッシリとした手応えを感じさせる音と思う。
弦楽器全体が力強いし、木管の芯の通った、張りのある音も素晴らしい。金管の咆吼は迫力満点だ。信念すら感じさせる名演奏。

第1楽章から、ベームはインテンポでひたすら結末を目指す。
ガッチリした逞しい音楽づくりで、まこと、男らしいブラームスになった。
第2楽章のヴァイオリン・ソロはミシェル・シュヴァルベ。絶品の美しさ。匂うような美を誇る。
第4楽章のホルンも素晴らしい。
フィナーレはベームの独壇場。コーダなど圧倒的な盛り上がり。感動的。

録音はさすがに古びてきました。
ただ、このレコード、当時としては優秀録音だったと思います。
教会での音響の素晴らしさは、さすがであります。


さて、週末まで出張です。更新を休みます。寒くなりましたので、皆様、風邪など召しませんよう。



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 11/11/2008 07:15:11 これは、エアチェックしたカセットテープで、実によく聴きました。いい演奏ですね。50年代頃のベームは、緊張感があって、良かったと思います。モノラルですが、モーツァルトの「レクエイム」に強い印象を受けました。
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コメント

こんにちは。これは懐かしい名盤ですね!
廉価CD盤で持ってますので、確認したくなりました。
カラヤンとは大違いのベルリンフィルの音。
カラヤンが唯一録音の常連として許したベームは、楽員からも絶大な人気だったそうです。
ベートーヴェン全集の録音も楽員は要望していたそうですから、実現していたらと思うとワクワクしますね。
やはり、日本人はベームが好きなのです。

こんにちは。
めっきり寒くなり、サイドウィンドゥを下げてのフルオープンはちと辛くなってきました。
ベームのブラームス、大好きです。モーツァルトよりもずっと好きです。
なかでもベルリン・フィルとのこの1番はオケが素晴らしくて自分がイメージするブラームスにピッタリの響きなのです。

出張ご苦労さまです。まあ、お仕事、忙しいことも、よしとしなければいけませんよね。ひまでも困ります(笑)。ベームのブラームスの1番。BPOとVPOのふたつのスタジオ録音。どちらも好きです。今となっては、ベームの1975年の日本ライブも含めて、宝物のような演奏ですね。このライブ盤は、入手困難なようですね。残念です。

こんにちは
ベームはあまりちゃんと聴いてきませんでした。
でも、これはちょっと気になる盤ですね。

VPOの来日公演の熱狂から、もう30年以上、
もっぱらテレビとFMで聴いてましたが、
クライマックスでそのまま天に召されてしまうのでは?
と思えるほどのベームの指揮姿が懐かしいです。

こんばんは!
私は、日本グラモフォン発売の盤を今でも聴いています。
当時、2千円でした。
大切に扱っていたので、ピチパチノイズは殆どありません。
Ortofon MC30 で鳴らすと音に厚みが出て、凄いですね。
出張、気をつけて下さい!

こんにちは!。
私の一番好きな名曲、”ブラ1”です。
中でも、私のベスト盤とも言えるベーム&ベルリンpoの名盤!。
ありがとうございます!(笑)。
重心の低い響き、”男の中の男の匂い漂う”、まるで男性化粧品のコピーにしたくなるような、そんな理想的なブラームスだと思います。
同曲で他の演奏での私の好みも、ザンデルリンク&ドレスデン国立、レーグナー&ベルリン放送so、ヘルビッヒ&ベルリンsoと、もっぱら極シブ系東独系が占めてます。
以前、サントリーでMTT&サンフランシスコsoのブラ1を聴いたことがありますが、別の意味ですごく楽しかったです。何かブラームスが、顔は赤ら顔で血色がすごぶる良く、バドワイザー片手に砂浜のビーチパラソルの下で寛いでるようなそんな原色系のブラームスでした(笑)。

こんばんは

思い出深き70年代のころ、この曲はベルリンpoの重厚な弦が一番合うと思ってました。でもね、カラヤンはちょっとアンチでしたから…。

で、他にBPOの演奏するブラ1というとステレオ盤ではこのベーム旧盤と東芝セラィムのケンペ旧盤しかなかったのですね。

で、このベーム盤は2枚組みで3000円(カップリングは何だったでしょう)、ケンペ盤は1000円でしたから幸いどちらも聴けました。

でも、ワタシの選んだのはケンペ盤でしたね。
温厚と思っていたベームがこんなに荒々しいブラームスだったとはにわかに信じがたかったのかもしれませんね。

こんばんは
この曲、最初に買ったのはカラヤン、ベルリン・フィルの最初のLP。第3楽章と第4楽章の境目が分からないまま、聴いていました。
ベームのこの録音もLPで持っています。今聴くと、音の切り方が独特ですね。ばさっと終わります。
この曲に関して特に愛聴盤はありませんが、ケンペのライブ録音CDにおいて、第4楽章の最初の方で第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが凄い勢いで下降してくる旋律を交互に弾き分けるところは、なかなかスリリングで面白いものがあります。両翼配置なので、ヘッドフォンで聴くと、頭の中を音が駆けめぐります。

おはようございます。
ベームのこの盤はまだ聞いたことがないんですが、ウィーン・フィルとの来日ライブ盤がとても素晴しく、またみなさんの評からもこの演奏をぜひぜひきいてみたくなりました。
早速、今日CDショップめぐりかネットめぐりです。
昨年、この盤がLPで出てたような?記憶違い?まだ売ってるかしら?
ところでお住まいでは夏は涼しいのですね。
子供のころはこんなに夏は暑くなかったと思ってましたし、文章を拝見して「日本の夏はそうだったよなぁ」とちょっと感慨深くなりました。
(もうすぐ冬になろうとしていますが)

>よんちゃん 様
コメントを有り難うございました。
僕もベーム/VPOの1975年の来日公演、素晴らしく思いました。4枚組のLPなんですが、愛聴しています。あのときのブラームスも凄かったですね。感動的な終楽章、涙が出ます。ベルリン・フィルとの演奏も素晴らしく、ガッツ溢れるものでした。
ベームのブラームス、エエですね。

>yokochan 様
こちらにもコメント感謝です。
そうです、そうです、日本人はベームを好きなんです。この人の業績、忘れちゃイケマセン。
BPOとのブラームスなど、カラヤンと全く音の出方が違います。ゲルマン魂炸裂ですものね。
BPOとのベートーヴェン全集の話もあったんですか・・・・・・聞いてみたかったです。VPOとの全集は持っているんです。あれも良かったんですが、ベームの本質はBPOの方が合うんじゃないでしょうか。

>天ぬき 様
寒くなってきました。さすがにオープン・ドライブはちと厳しくなりましたか。
四国では週末は暖かい陽気で、オープンが行けそうな感じでした。
さて、ベームとBPOで聴くブラームス、エエですね。音が素晴らしいです。逞しく男性的で、ゴリゴリしているのが気に入っています。
同好の方がいらして、僕は嬉しいです。

>mikotomochi58 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
いやはや、忙しい日々でした。宮仕えの身とはいえ、シンドイもんでした。
さて、ベームのブラームス1番は、素晴らしいですね。BPO盤か1975年NHKライヴ盤か、どちらも最高と思います。ライヴの方は4枚組LPを後生大事に今も聴いていますが、なるほど入手困難なんですか。CDでも見かけたんですが、すぐに廃盤になってしまったんでしょうね・・・・・・勿体ないです。超のつく名演なのに・・・・・・・。

>e-g-g 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。ご無沙汰してしまって、すみません。晩秋の季節、e-g-gさんのスケッチ、楽しみに拝見してます。
ベームのブラームスはイイです。特に1番が素晴らしいです。
1975年の来日公演は、LPで聴いています。
僕がクラシック音楽を聴き始めたのは1980年頃でした。クラシック音楽に親しむようになって、すぐにベームは死んでしまいました。同時代体験ができませんでしたので、レコードを沢山聴いてます。

>yuhoto 様
コメントを有り難うございました。
Ortofon MC30!・・・・・イイですね。往年の名機、素晴らしいカートリッジでした。
ベームのブラームスはホンマに感動的です。LPで聴いてあげたい演奏家もしれませんね。生前のベームはCDの音を聞けなかったと思いますので・・・・・・。

>TATSUYA@ 様
コメント感謝です。そうですか、TATSUYA@さんにも、最高のブラームスでしたか。嬉しいです。同好の方がいらっしゃるのは嬉しいもですよね。
男臭い、ゲルマン魂炸裂の名演奏と思います。BPOの音がまたエエんです。このごつい音が快感になりますね。
ザンデルリンク盤も好きです。オイロディスクでのドレスデン・シュターツカペレとの演奏は、特に懐かしいです。あれも独特の音、響きで魅了されました。
ヘルビッヒやレーグナーのも聴いてみたいですね・・・・・。

MTTのブラームス、そうですか、海辺のバドワイザーですか。何となくイメージできました。有り難うございました。

さて、いよいよTATSUYA@さんのお忙しい季節ですね。頑張って下さい。

>にこらす 様
コメントを有り難うございました。
ケンペのブラームスは、ミュンヘン・フィルとの演奏の方を聴いています。あれは南ドイツの少し明るめの音です。ゴリっとした強い音ではありませんので、やはりBPOとの演奏も聴いてみたいです。
ベームのブラームスはイイですね。僕は大好きです。特に1番はベームの本領だったように思います。

実はカラヤンのブラームスも沢山持ってます。よく聴きます。素人の強みで僕はあまり好みがないんです。あのブラームスは輝くような音でした。ゲルマン魂とはちと違いますが・・・・・(^^ゞ

>HABABI 様
コメントを有り難うございました。出張は疲れますね。シンドイです。
ケンペのライヴCDは持っていないんですが、ミュンヘン・フィル盤を持っていますので、ご指摘の両翼配置の面白さ、確認してみたいと思います。
ケンペのブラームスも、僕は好きなんです。
ベームのは音がゴリゴリとしていて強いんです。BPOの当時の迫力が伝わります。名演奏と思います。
カラヤンのブラームスも沢山持ってます・・・・・・・・これも輝きとレガートの美しさが際だつ名演奏と思っています。

>DEREK 様
コメントを有り難うございました。寒くなりました。風邪など召しませんよう。
そうそう、昔の日本の夏は涼しかったですよね。今も我が家は田んぼの中なので、結構涼しいですが、ビルやアスファルトが周りに沢山あるとたまらんでしょうね。僕の生まれは「となりのトトロ」の舞台になった狭山丘陵なんでが、昔は実に涼しかったですよ。寝冷えしないように、腹巻きしてましたもの。今、腹巻きしている子供、いますかね・・・・・・?
閑話休題。ベームのブラームス、イイですね。NHKライブはまた素晴らしいです。BPOとの演奏も、イイですよ。録音もこの時期にしては十分に満足できるものだと思います。

ベーム壮年期のブラームス

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週末の土曜日はこのところ出張が多く、昨日も大阪の大阪産業創造館ってとこに行ってきました。そのあと、なんばで金龍ラーメン食べて、難波のタワーさんに寄りました。ここで最近発売された「カール・ベームの芸術」にベルリンフィルと1959年に録音したブラームス交響曲第1番があって、これを買いました。1200円です。以前から、このCDは欲しかったのですが、なかなか見つけられませんでした。
ベームのこの曲と言えば、1975年のウィーンフィルとの演奏と、日本での来日公演のライブも有名ですが、このベルリンフィルとの演奏...

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