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ショパンのピアノ協奏曲第1番 ホ短調 アルゲリッチ(Pf) アバド/ロンドン響

週末の雨で四国はグッと冷え込みました。12月半ばの陽気とのこと。
急に冷え込んだので、身体の準備ができていないのでしょう、大変寒く感じる日曜日でありました。
そろそろ暖房の支度をしておかなければいかんですね。季節は晩秋。冬支度の候になりました。

今日はピアノ協奏曲を聴いてます。

ショパンのピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11。
マルタ・アルゲリッチのピアノ独奏、クラウディオ・アバド指揮ロンドン響の演奏。
1968年2月、ウォルサムストウ・タウン・ホールでの録音。DG盤。

ショパンはピアノ協奏曲を2曲しか書かなかった。どちらもポーランド時代、青春のさなかに、故国に別れを告げてゆく時のものだった。全く、青春の瑞々しさが注ぎ込まれた傑作で、僕はこの曲を聴くと、懐かしさで一杯になる。若い頃、よく聴いたなぁ。毎日毎日ショパンを聴いていた頃を思い出すなぁ。

僕がクラシック音楽を聴き始めたのは、ようやく二十歳を過ぎた頃であって、楽器も出来ない、スコアも読めない、音楽用語も分からない、全くのド素人だった。
どうもネットで拝見していると、多くの方は小学生の頃からクラシック音楽に親しんでいたり、詳しかったりと、驚くばかりの早熟(いや、ワタクシが遅かったのか・・・)。
まあ、しかし、好きでボツボツ聴いていると結構詳しくなったり、分からん音楽が何となく分かってきたりと、クラシック音楽の楽しみは実に大きいわけで、僕などはその遅れてやってきたクラシック・ファンなのだろうが、聴き始めた頃に特に親しみやすかったのは、ショパンだったのだ。
ピアノの音色が美しく、いろいろ響きが変わり、何より旋律がロマンティック、時におセンチでとっても綺麗。ショパンのピアノ作品は芸術的にも価値が高いのだろうが、若い頃の僕のような、クラシック音楽のことが何も分からん素人が聴いても、何となく親しめるところに、ショパンの良さがあるように思う。

さて、そのショパンのピアノ協奏曲第1番。
アルゲリッチもアバドも若い。二人とも元気で前向き。若武者と女傑の、渾身のこれは名作だろう。

第1楽章のアルゲリッチの目眩くようなピアノ。絢爛にして鮮やか、情熱に富んだ演奏には、どんどん引きこまれてしまう。テンポの伸縮が頻繁に起こり、特に速いパッセージがスゴイ。指の回転に感嘆してしまう。アッチェランド気味に突進してゆくところなど、凄まじい。若いってエエなぁ。
そして、一転一閃、抒情的なところでは、今度は触れなば落ちんばかりの、はかない風情を醸し出す見事さ。素晴らしい。

第2楽章の静謐なロマンも素晴らしい。ショパンの想いが、アルゲリッチの指先に乗り移ったかのよう。アバドの協奏も素晴らしい。カッチリとした、ある意味若さに似合わない巧さが魅力。

フィナーレは豪快で迫力満点。オケも健闘して、アルゲリッチの炎と一緒に燃えさかるようだ。

録音は少し古くなった感じがしますが、演奏の熱気を十分に感じさせる見事なものと思いました。
ああ、若いってエエですね。



AUTHOR: mikitomochi58 URL: http://blog.goo.ne.jp/mikotomochi58 DATE: 11/10/2008 08:25:05 おはようございます。
このCD、というよりLPですが、懐かしいです。この若いアバドとアルゲリッチがなんとも言えない雰囲気で。すごく好感を持ちました。あれから、もう40年ですか。お二人にとっても40年の歳月が大きく、大分のこと様子も変わられましたね。まあ、年月の推移は私たちにも平等なんですね。曲については、ショパンのピアノはきれいというか可憐というか、他の作曲家のものとは、ひと味もふた味も違いますねえ。この曲のピアノも美しい。ただ、聴くたびに『北の宿から』を想い出します。似てますねえ。
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コメント

>ensemble 様
今晩は。四国に寒波が来ました。信州もお寒いことと思います。
この演奏は懐かしいんです。若いってエエですねえ。CDで聴くと、その昔のことが甦ります。アルゲリッチもアバドも、そして僕自身もいい年になってしまいましたが、演奏は若いまま封印されてます。CDは有り難いです。

越智はよく頑張りました。高校時代のノーコン剛速球、練習試合では死球で何度も救急車が来たことを思えば、スゴイ進歩と思います。今年の巨人の終盤を支えたのは越智大祐でした。愛媛県人としては野口と梅田が巨人の戦力外になりました。越智に頑張って欲しいと思います。

こんばんは

おお、これは名演ですね。
情熱的で燃えるようなショパン。そして『カップリングのリストもしかり…。

私めは、凛々しいショパンが聴きたくて買った思い出のLPです。
でも、今の耳の老いたワタシには、ラローチャさんとか、シュミットさんの演奏を珍重してますね。

こんばんは。
私にとって、5枚目くらいに買ったレコードです。
ごたぶんにもれず、小学生でした(笑)
この曲や演奏に酔いしれるようになったのは、もっと後でしたが、今ではこの協奏曲をあまり聴かない大人になってしまったようです。
いけませんね。
リストも含めて、私の一番好きな演奏に変わりはありませんです。
ちょっと恥ずかしいですがTBさせていただきました。


>にこらす 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
このショパンは、若さ爆発、アルゲリッチの情熱が一杯の素晴らしい演奏でした。懐かしいですね。
ラローチャ、シュミットの演奏は聴いたことがないんですが、トシを取って聴くには、この頃アラウのショパンなどをよく僕は聴きます。アルゲリッチと比べると、穏やかしっとりほんわかショパンですが、良い味だと思います。

>yokochan 様
おはようございます。コメント感謝です。
yokochanさんは、小学生でアルゲリッチのショパンですか・・・・・スゴイですね。僕は南沙織に天地真理でした(^^ゞ いやはやお恥ずかしい。洟垂れ小僧でありました。
リストもこれ名演奏ですね。アルゲリッチの情熱的な演奏、昔から凄かったんやなぁ・・・・・・・と聴き返すたびに思います。
それにしてもジャケットを見ると、アバドもアルゲリッチも若いんです。いいですね・・・・・ホンマに。

アルゲリッチ・アバドの青春のショパン

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ショパンのピアノ協奏曲第1番を聴く。ショパンの協奏曲は意気込んで聴く曲ではないし

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