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ビゼーの組曲「アルルの女」&「カルメン」 クリュイタンス/パリ音楽院管

3日間出張しておりました。いやはや、忙しい。しかし、元気健康で仕事させてもらっていること、有り難いもんです。この数日で、四国はまた一段と秋が深まっておりました。
職場の同僚が拾い集めた銀杏をあぶって喰っております。いやぁ、これは旨い。臭いけれど旨い。
秋ですなぁ。

さて、今日もド定盤を。

ビゼーの組曲「アルルの女」&「カルメン」。
アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管の演奏。
1964年1月、コンセルヴァトワールでの録音。仏EMIというか、パテ・マルコーニ原盤。

クリュイタンスとパリ音楽院管の演奏を聴くと、フランスへ行ってみたくなる。
上品で、オシャレで、サラサラとした肌触りの音楽。それでいて、中身は十分に詰まっていて、ニュアンス多彩、音色も華やかで多彩。デリカシーに富んでいて、味わいは品良く薄味なのだが、聴いたあとにほんのりとした旨味が残るような感じ。

独墺系の音楽・オーケストラの重さとは趣が違う、フランスの音楽の軽やかさ。パリパリッとしたフランスパンの香ばしい味わい。

・・・・とこう書きながら思うのは、こういう印象のレコード、今は減ってきたなぁということ。オーケストラの国際化が進んで、いかにもフランス風のオケって、今はあまり聴かんなぁ。一時、デュトワ/モントリオール響のコンビが、フランスのオケよりもよっぽどフランス的だと云われたもんだが、そのくらい、フランス音楽をそれっぽくやるオケがなくなってきたのかなぁと思う。

さて、このCDはLP時代からの組み合わせで、人口に膾炙して、名盤として誉れ高いもの。多くのクラシック音楽ファンが持っているだろう名演盤。

全体的に遅いテンポで、じっくり演奏してゆくのだが、そこはかとなく上品な香りが漂ってくる演奏であって、クリュイタンス&パリ音楽院管の代表的なレコードになるだろう。
弦楽のシルキー・タッチ、やや細めで軽やかな感触が実にイイ。
管楽器はそれ以上に素晴らしい。金管も木管も最高に巧いし、音がまたイイ。「管はフランス」とは昔よく云ったものだが(今もかな?)、明らかに楽器が違う。独墺系の楽器と違う。クラリネットはいかにもフランス風。そしてパソンだろう。

アンサンブルは少し緩いかな。ビシッと合っていないので、精妙精緻な演奏ではない。ただ、その緩さが微妙な美しさを醸し出しているから不思議、というより、わざと、合わせていない、巧妙にずらしているんじゃないかという気もする。
純度の高い蒸留水的な演奏を目指すのではなく、ミネラルを沢山含んだ天然水の旨さで聴かせる・・・・と云うべきかな。

この2つの組曲、フルートの名演奏が聴けます。
「アルルの女」のメヌエット、そして「カルメン」からは間奏曲。もう最高です。
僕は、この2曲、大好きなんです。
ああ、フランス、行ってみたいなぁ・・・・。

録音は今も上々です。
SN比などは、少し古びた感じがしますが、鑑賞に差し支えありません。
名演奏と思います。


※「カルメン」に「アルルの女」、名曲と思います
■カラヤン/ベルリン・フィル
■デュトワ/モントリオール響
■マリナー/ロンドン響
■オーマンディ/フィラデルフィア管


AUTHOR: やったくん URL: http://ipodclassic.seesaa.net/ DATE: 11/01/2008 20:20:58 おじゃまいたします。

この演奏本当におしゃれ。おっしゃる通り木管が格別の味わいですね。
(録音もちょっぴり古くなりくすんだ感じがまたクラシカルでよい。)

この曲クリュイタンス盤とデュトワ盤があれば個人的に充分だと思っております。
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コメント

>HABABI 様
HABABIさん、お帰りなさい。出張お疲れ様でした。忙しく大変ですね。
オーマンディ&フィラデルフィア盤、僕はRCA盤のLPで聴いてます。LPの最末期、1,200円の廉価盤をRCAが出したときに買いました。ゴージャスな演奏でした。華麗な響きにウットリした覚えがあります。
愛聴盤はクリュイタンス盤とデュトワ盤です。フランス的な優雅さを好んでます。
そうそう、クリュイタンスのベートーヴェン全集はBPOとのマッチングも良く、良い演奏でしたね。思い出しました。ありがとうございました。

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