スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドヴォルザークのチェロ協奏曲 ロ短調 リン・ハレル(Vc) アシュケナージ/フィルハーモニア管

伊予路は夕方から雨、予報ではこの先ひと雨ごとに秋が深まるとのこと。そういえば、ジョギング路の木立も少しずつ色づいてきました。
暖秋から涼秋へ、季節は動いております。

さて、今日はチェロの調べでも・・・・・・。

ドヴォルザークのチェロ協奏曲 ロ短調 作品104。
リン・ハレルのチェロ独奏、ウラディーミル・アシュケナージ指揮フィルハーモニア管の演奏。
1982年9月、ロンドンのキングズウェイ・ホールでの録音。DECCA盤。

録音から四半世紀を経たが、今も素晴らしい音で聴ける優秀録音。オンマイク気味の音の録り方ではあるものの、DECCAらしく、輝かしく艶やか、ピカピカと光るようないい音。
アシュケナージが指揮をし始めた頃の録音だが、この時期のアシュケナージのディスクは総じて録音が良い。
R・コルサコフの「シェエラザード」など、世評高くないものの、ワタクシは今も最高の演奏・録音と思ってます。)

この演奏もアシュケナージの伴奏はカッチリとしていて健康的な音をつくり出してゆく。あ、そうそう、この人の音楽は健全健康、優等生皆勤賞的な音楽が多い。ボクは好きです。爆演系には程遠いし、病的なところがないのがエエなぁと思う。芸術なので、時に鬱々、病んだような演奏する人もいるが、時々ならエエんですがね、毎日そんな音楽を聴いていたら辟易するでしょ。
というわけで、フィルハーモニア管が実によく鳴っている。時に豪快、時に繊細、そして響きは健全、スカッと爽快な音。いいオーケストラと思う。グワーッと単純に盛り上がるところなど、ちとノーテンキなところもあるのだが、それがまた気持ちよかったりして。

ソロも堅実。盤石の出来映え。この人、ジョージ・セルに認められて、21歳の若さでクリーヴランド管弦楽団の首席奏者に就任したという俊才だが、なるほどテクニックは完璧、安心して身を任せられるソロ。そしてイイ音。チェロの深々とした響きが実にイイ。

第1楽章など、堂々とした演奏で、全く大家風。オケとの協調もよろしい。

第2楽章はスケール雄大で、かつロマンティックな演奏。チェロの響きも実にイイ。アシュケナージ&フィルハーモニア管のバックは、ちと前のめりになることもあるのだが、力演でもあって好ましい。
アンサンブルは練り上げられて、管楽器と弦楽セクションのバランスも良い。

第3楽章は、スッキリとしたフィナーレ。
ボヘミア風と云うより、都会的なドヴォルザーク。美しい旋律が次々に現れる。さすがメロディ・メーカー。名曲の真価が、ハレルによって発揮される。

録音は最初にも書いたように、今も抜群、素晴らしいです。
DECCA録音に、「ハズレ」はあまりありません。


AUTHOR: ひろはや DATE: 10/24/2008 05:08:26 おはようございます。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、チェロとオーケストラの堂々たる掛け合いの醍醐味が味わえる大好きな曲で、ファーストチョイスであるカラヤン/ロストロポーヴィチ(Vc)/BPO(1968年)のLPを今でも一番聴いてます。
このアシュケナージ/ハレル盤は未聴ですが、この組み合わせでは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲「大公」(1982年2月:EMI)などありますが、同じ頃の録音なんですね。
また、指揮者としてのアシュケナージは、最近チェコ・フィルとのドヴォルザークの交響曲第9番(1999年)のCDを気に入って聴いております。N響定期でも実演をよく聴きましたが、指揮者としても身近に感じられて、好きですよ。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。