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ブラームスのハンガリー舞曲全集 スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレ

我が家の庭の金木犀が、良い香りを放っています。
金木犀の香りは、風の加減や空気の動きで、ツンと鼻を突いたり、フワッと香ったり、そしてとても甘やかです。
この香りが漂ってくると、秋やなぁと思います。そして、伊予路は秋祭り一色になります。松山から西条、新居浜、宇摩へと、祭りが続きます。

さて、秋はブラームス。今日はハンガリー舞曲。

ブラームスのハンガリー舞曲集は、彼の作品の中でも最も楽譜が売れたと云われるもの。4手のピアノのための(連弾用)スコアは大変に売れて、そのためか、晩年のブラームスはとても裕福だったという。

今日はその作品のオーケストラ版を聴きましょう。

ブラームスのハンガリー舞曲全集。
オトマール・スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレの演奏。
1989年8~9月、東ベルリンのイエス・キリスト教会での録音。
DENON原盤で独シャルプラッテンとの共同制作盤。
ベルリンの壁が崩壊する2か月前の録音ということになる。この後、スウィトナーの新録音は見かけなくなった・・・というより引退同然となったようだ。

ベルリン・シュターツカペレの音がイイ。
ふっくらとしていて、柔らかく、余韻も実に美しい。地味な音色で、落ち着いたモノトーンの音なのだが、派手でない分、聴きやすくまた味わい深い。
特に弦楽セクションが美しい。ヴァイオリンの響きがとても柔らかく、包み込むような暖かとともに、涼しく爽やかな音も同居している感じ。

DENONの録音技術と教会録音というロケーションが功を奏しているのだろう。
家庭で、この音で聴けるのなら、ホンマに満足でありますな。

スウィトナーの指揮は堅実そのもの。奇を衒わず、実に着き、正攻法で全く手堅い。アンサンブルも良好で、指揮者とオケの思いが通じ合っている感じ。良い演奏と思う。

例えば、有名な第5番。背筋がよく伸びて格調高い演奏になっている。音楽は非常に充実していて、しかも品がよい。旋律の美しさに流されず、リズムは克明で、オケの細部までよく磨かれている。その磨き方が、長年の修練によるもので、一時的に光らせているわけではない・・・・といった感じなのだ。
これぞ、スウィトナーの手腕だろう。

録音は前述しましたが、実に素晴らしいものです。
音の柔らかさ、余情余韻とも申し分ありません。
ブラームスにしては少し明るめ(軽め)の音なのでしょうが、録音状態は今も最高レベルと思います。
DENONの音は、ホンマに我が家ではエエのです。システムと相性が良いんでしょう。


AUTHOR: ヒロノミンV URL: http://hironominv.blog.so-net.ne.jp/ DATE: 10/11/2008 02:55:13 こんばんは。このスウィトナーのハンガリー舞曲集、最近買いました。
コンサートのアンコールで演奏されると、「東欧の演歌?」的な演奏がされがちですが、これを聴くとブラームスのオーケストラ作品の傑作に違いないと確信できる高い芸術性を感じます。
 最近はスウィトナーの演奏ならば、何でも聴いてみたいと思ってしまいます。
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