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ブラームスの交響曲第2番 ニ長調 アーノンクール/ベルリン・フィル ~秋はブラームス2008~

秋です。四国の田んぼに涼やかな風が渡ります。
そろそろ秋祭り、収穫の季節であります。ジョギングにも良い季節になりました。ランナーからは、「オクトーバー・ラン」と云われるくらい、心地よいんです。朝走ってもよし、夕暮れ時にトコトコやるのもよし。走った後のシャワーがまた爽やかなこと。エエ季節になりました。

そんな中、ブラームスの第2交響曲を聴いてます。これは、彼の田園交響曲。秋ののどかな田舎風景によく似合います。
さあ、「秋はブラームス」です。

ブラームスの交響曲第2番 ニ長調 作品73。
ニコラウス・アーノンクール指揮ベルリン・フィルの演奏。
1996年3月、フィルハーモニホールでのライヴ録音。TELDEC原盤の全集から。

アーノンクールは今や大御所。
ウィーン・コンツェントス・ムジクスを率いて前衛的なバロック演奏を展開していた頃は、「変わり者」という評価が多かったのだが、今はベルリン・フィルにしてもウィーン・フィルにしても定期演奏会にはなくてはならぬ指揮者になっているようだ。
このブラームス全集は1996年~97年のベルリン・フィルの演奏会を20bitデジタル・レコーディングしたもので(と解説書に書いてあった)、もう10年以上経過したことになる。
演奏はアーノンクールらしく、楽譜の様々な綾を解きほぐして、隅々に光を当てた感じのもので、新しい響きを創出することに成功している。
内声部の動きが実によく見える演奏でもある。ヴィオラや第2ヴァイオリンが何をしているのか、とてもよく分かるのだ。ブラームスの音楽は内声部の書法に凝っていて、演奏者からすると(特にヴィオラ弾き)、弾いていて実に面白いらしい・・・というのは、本で読んだことなのだが、確かにこのアーノンクール盤で聴くと、その辺がよく聞こえてきて、面白い。さすがアーノンクール、一筋縄ではいかないなぁ。

しかし、全体的には至極まっとうな演奏。
テンポは普通だし、アゴーギクも実にふつう、アーティキュレーションもアーノンクールにしては調子が悪いのではないかと思われるくらい、まっとうなものだ。
若い頃のギラギラした、先鋭的な演奏を期待すると、見事にはぐらかされる演奏と云うべきか。
実演らしいのは、後半になるほど尻上がりにオケの調子が良くなり、第4楽章などはアンサンブルも良く、熱気がこもっている。これは素晴らしい。

録音はライヴらしく、会場の雰囲気が良く伝わります。
臨場感に優れ、音の鮮度も上々です。
TELDECの録音水準は、1990年代に急速に良くなったとボクは思っています。これは、その1枚と云えるでしょう。


<ブラームスの交響曲第2番 の自己リンクです>
■カラヤン/フィルハーモニア管
■ケンペ/ミュンヘン・フィル
■モントゥー/ロンドン響
■シュタイン/バンベルク響
■ザンデルリンク/ベルリン響
■バルビローリ/ウィーン・フィル
■ズヴェーデン/オランダ放送管
■クーベリック/バイエルン放送響
■カラヤン/ベルリン・フィル(1986年録音)




AUTHOR: ひろはや DATE: 10/05/2008 07:16:55 おはようございます。
すっかり秋の爽やかな季節となりましたね。外に出るのが楽しいという気持ちになります。そこで、iPodに好きな曲を入れて、戸外で聴くのが最高の贅沢です。
今はハイティンク/ACOのブラームス全集(4CD)(1970年ー1980年)を丸ごと入れていますが、その中でブラームスの若い頃の作品ですが、セレナーデ(作品11/16)が気に入って聴いてます。

さて、アーノンクールのブラームスですが、残念ながら未聴です。シューベルト交響曲全集(ACO)、シューマンの交響曲第1番やアルゲリッチとのピアノ協奏曲などは素晴らしかったです。これらも1990年代のTELDEC録音でした。
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コメント

>TATSUYA@ 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。いよいよスケートの季節、TATSUYA@さんの季節ですね。頑張ってください。
ホルスト・シュタイン/バンベルク響の来日公演、僕はFM放送で聴いていた覚えがあります。エアチェックもしたんですが、カセットテープは今や手元にありません。1990年代に録音されたCDが出ていますので、そちらを愛聴しております。
アーノンクールのブラームスは、ちと構えて聴いたんですが、ふつうの演奏でした。BPOのバリバリ感はよく出ていたと思います。
たしかに「重戦車」のようですよね。

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