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ベートーヴェンの交響曲第7番 イ長調 作品92 アバド/ウィーン・フィル

爽やかな秋の陽気でした。朝晩はだいぶ気温が下がって、17℃。
日中も25℃程度で、気持ちいい一日でありましたが、我が仕事は相変わらず忙しいのです。まあ、このご時世、仕事があって定収入を頂けることこそ有り難いんですがね。(と、いつも云ってますが(^^ゞ)

さて、今日はベートーヴェンを行きましょう。
このごろは、『のだめカンタービレ』の影響か、「ベトベン」と書く人が増えたようですが(他にもその根拠があるんかな?)、まあ、僕は古いタイプの男なので、「ベートーヴェン」で行きまっしょい。
(ついでに云えば、シューベルトの未完成は「8番」、グレートは「9番」なのです・・・・・・・って、これはもうホンマに古いですかね?・・・・・・(笑)・・・)


ベートーヴェンの交響曲第7番 イ長調 作品92。
クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルの演奏。
1987年2月、ムジークフェラインザールでのライヴ録音。DG盤。

アバドにはDGに3種類のベートーヴェン全集があって、その最新のものは先頃ベルリン・フィルとのライヴ・レコーディングとして発売された。(DGに3種類とはカラヤンなみやなぁ・・・・・)。
我が職場の同僚にして盤鬼盤友かつダブり買いの心の友たるMが、その最新盤を購入したというので、「どうやったで?」と訊くと、「アカン」と一言。僕もMもBPOとのスタジオ録音盤を持っているのだが、「アレとそう変わらへん」とのこと。
BPOとの演奏は、小編成でベーレンライター版、聴いてビックリしたし大変面白かったのだが、その感動が長続きするかというと、う~む・・・という感じだった。
「すると、やっぱりアバドのベートーヴェン云うたら、VPO盤かいなぁ?」と僕が言うと、「そやなぁ・・・VPOのが一番エエなぁ」と返事。
結局、「ワシら、古いタイプの男やねぇ」と一致したのであります(笑)。

前置きが長くなりました。
そのウィーン・フィルとのベートーヴェン全集からの7番交響曲であります。

これは歌にあふれたベートーヴェン。
もちろん、アバドだから、ダラダラと歌って、メロディ垂れ流しをするわけはではない。構成は知性・教養を感じさせるカッチリしたもので、フレーズの処理も小気味よく、リズムの刻みも実にイイ。スッキリと「踊れる」感じ。なにせ、この交響曲は「舞踏の聖化」、心地よく弾まないと気分が出ない。その点、アバドの指揮は実に適確。

そして響きの明るさ・輝かしさが素晴らしいし、しかもその響きの透明度が実に高い。スッキリとした、羽毛のような軽さとでも云うべきか。
その中から節度あるカンタービレが鳴り渡る。これが何とも素晴らしい。ああ、アバドはエエ指揮者やなぁと思う瞬間だ。

第1楽章はあまり速くなりすぎずに、程よいテンポ。中庸の美。ウィーン・フィルの伝統の力が前面に出てくる。

第2楽章はアレグレットより遅く感じる。歌にあふれているからかな。弦の一本一本が歌っている感じ。美しい。

第3楽章とフィナーレの、ウィーン・フィルの美しさはさらに印象的。この均整の取れた美しさは、数あるウィーン・フィルのベートーヴェン全集のなかでも屈指のものと思う。(イッセルシュテットの全集がこれに近いかな?)
ああ、今さらながらウィーン・フィルって素晴らしいオーケストラなんだなぁ・・・・と感じ入った。

録音は今も上々です。
しっとりとしていて、鮮度も高いです。音の重心が少し高いのは、軽快な音を指向したアバドのセンスでしょう。
エエ録音と思います。


AUTHOR: ひろはや DATE: 09/28/2008 08:55:06 おはようございます。
ベートーヴェンの交響曲第7番は、のだめ効果だけでなくて、私のファーストチョイスであったフルトヴェングラー/VPOのLP(EMI:1950年)盤が大変素晴らしかったこともあって、以来いろいろなディスクでよく聴いております。第4楽章に流れ込んでいく力強い躍動感に溢れていながら、カチットした構築性があり、スッキリと各楽章がハマっていると言いますか、大変気持ちが良くなります。実にイイ曲です。
ついこの間はハイティンク/ロンドン響(2005年Live)のCDを聴きましたが、今日はmozart1889さまのVPO賛美のコメントを読んで、アバド盤が未聴ですので、カラヤン盤(DECCA:1959年)とC・クライバー盤(DG:1976年)を聴いてみたいと思います。

なお、カラヤンのシンフォニー・エディッションCD38枚組を注文しました。コメント頂き、ありがとうございました。
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コメント

>ひろはや 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
フルトヴェングラーのベートーヴェンは、EMIの全集を持っているだけなんですが、7番はひろはやさんと同じものでしょうか。アジ演説のように盛り上がるスゴイ演奏でした。クライバー/VPOももの凄い演奏、あのスピードによくぞオケがついていったものだと感心します。

カラヤンの38枚組、注文されたとのこと、エエですねえ・・・・・僕も今ホンマに欲しいです!

>ありべりっひ 様
コメントを有り難うございました。いつもお世話になります。
アバド/VPOのベートーヴェン・シリーズはクリムトのジャケットが印象的でした。6番と9番を持ってます。結局、全部聴きたくなって割安の全集盤を購入してしまいました。
BPO盤は面白かったんですが、まだ肌に馴染みません。僕の中ではもう少し時間がかかりそうです。
1987年のサントリー・ホールの公演、ありましたねえ。思い出しました。エアチェックしそこねたんです。そのことも思い出しました(^。^)

>HABABI 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
そうです、そうです、アバドのデビュー盤はこの曲でした。DECCAに、7番と8番を録音したんでした。その後、メンデルスゾーンの3番4番も・・・・・。1960年代のアバド、キラキラと輝いてましたねえ。
後年の6番、冒頭のゆったりとしたテンポ、僕は大好きです。そして、歌にあふれた演奏も良いなぁと思います。

こんにちは。
 ああ、なるほど.........(笑) まぁ、確かに、ウィーン・フィルとの録音はよかったですからねぇ。
 私は、正直、ベルリン・フィルとの録音、新旧共に結構好きです。アバドの何処か冷静さのある演奏が、却っていいかなぁ、と。



>Verdi 様
コメントを有り難うございました。
アバド/VPOの全集は、発売当初はあまり評判よろしくなかったんじゃないかと思います。1980年代は、まだまだバーンスタイン/VPO盤にカラヤン/BPOの最新盤、ショルティにハイティンク等、ナンボでもライバルがありましたから、突出して良いということではなかったです。でも、今聴くとエエなぁとしみじみ思います。よく歌ってますもん。

BPOとの新しい演奏は驚きましたし、凄いなぁと思いましたが、その感動が長続きはしなかったように思います。

おはようございます。

アバドのこの頃の全集、ジャケットのデザインが良く、憧れたものです(高くて買ってませんが)。マーラーの全集もジャケットがかっこよかったし、結構ジャケットデザインで購入してしまうこともあります。

VPOの演奏は1回目と両方持ってますがどちらも素晴らしい(1回目のほうが筋肉質&勢いがあり、2回目はもっと余裕が感じられる)と思いました。

ベルリンフィルのはまだ聴いておりません。



>ニョッキ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
アバド/VPOのベートーヴェン第7交響曲は、デビュー盤はLPで、2回目の全集盤の方はCDで聴いています。おっしゃるように、デビュー盤の方がハキハキした感じですね。1980年代の録音はさすがに余裕があるようです。その分、歌い回しも堂に入ったものだなぁと思います。
BPO盤はサッパリと竹を割ったような演奏でした。ベーレンライター版なので、好みが分かれるかも・・・・と思っています。

クラシックCD紹介その51(ベートーヴェン 交響曲第7番)

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今日は休日出勤のため、平日と同じ時間に家を出て(7時過ぎ)
仕事を2時過ぎまでやって、とりあえず3時くらいには帰宅。
夕方ちょっとソファーで横になって気付いてみたら夜10時ではないか!
昼寝のつもりが5時間も眠ってしまった。
疲れていたかもしれないけれど...

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