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R・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」 メータ/ロサンゼルス・フィル

雨は昼過ぎに上がって、強い南風が吹きました。やや冷たい風、今日辺りは気温も下がって秋本番の予報です。気分良くジョギングが出来そうですが、またもこの週末は出勤でありまして、なかなか音楽を聴く余裕が出来ません。ま、仕事の進捗は順調、それなりに充実しているのでよしとしましょう。

さて、今日はLPを聴いております。

R・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。
ズービン・メータ指揮ロサンゼルス・フィルの演奏。
ヴァイオリン独奏はデイヴッド・フリシナ。
1968年5月の収録。DECCA盤のLP。

40年も昔の録音なのに、最新録音とさして変わらない鮮烈さ。超優秀録音。
DECCAのこの録音技術に支えられて、1960年代~70年代、メータ/ロスPOは名演盤を世に送り続けた。同じDECCA専属のショルティ/CSO(LPOも)とレパートリーが重なるところ多かったのだが、メータ/ロスPOはマッチョで豊潤、そして若々しい覇気が特徴で存在感が大きかった。ショルティの剛球一直線に対して、メータは柔軟性のあるところがまた個性的でもあった。

今聴いても実に豊麗。R・シュトラウスの素晴らしいオーケストレーションが余すところなく再現される。ロサンゼルス・フィルの若々しくしなやなかアンサンブルも実に良い。楽員が張り切って一生懸命メータについている。しかも楽しんで前に向きにやっているのが伝わってくる。やや楽天的に過ぎるところもあるのだが、このヤル気十分の演奏を聴くのは楽しいものだ。

何より、メータは聴かせ上手。
冒頭の決意溢れる開始。とても雄壮で、これからの音楽の展開に期待一杯になる。
「英雄の伴侶」ではソロ・ヴァイオリンが実に妖艶、エロティックな感じさえ醸し出す。
「戦場」では果敢に突っ込み、輝かしく凱歌が奏でられる。素晴らしい盛り上がり、若武者が颯爽と見得を切る感じ。カッコイイ。
「英雄の業績」での穏やかな表情には、耳をそばだててしまったし、終曲での心安らかな回想は感動的。老人の慎みさえ感じさせるところもあり、メータ、巧いもんだなぁとつくづく思う。

ロサンゼルス・フィル、大健闘であります。
これ、数多いメータの録音の中でも、代表的な名演奏と思われる1枚でありました。


AUTHOR: ひろはや DATE: 09/27/2008 06:15:19 おはようございます。
私がクラシックに関心を持ち始めた頃(1970年代初め)のメータの活躍は本当に凄まじかったですね。ただその割に私の持っているディスクは少ないのですが....。R・シュトラウスの「英雄の生涯」も未聴です。
mozart1889さまの記事を読んで、全盛期の若々しいメータの演奏を聴きたくなりましたが、今日はカラヤン/BPO(DG:1985年)盤を聴くことにしましょう。
ところで、HMVでカラヤン・シンフォニー・エディション(38CD:DG)が1万円足らずで手に入るとのことですが、クリックしようか迷ってます。
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コメント

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
メータのロサンゼルス・フィル時代、幸福な名演奏が多いですね。マッチョでロマンティックな魅力に溢れます。録音もエエんです。DECCAの全盛期かなぁと思ったりもします。
さて、カラヤンのエディション、1万円未満で買えそうですね。これは是非欲しいところなんですが、僕は殆どダブってしまいます。それでも欲しいのは「業」でしょうか。ひろはやさんが、もしカラヤンの演奏をあまりお持ちでないなら、僕は断然お奨めします。「安物買いの銭失いには絶対になりません!

>HABABI 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ああ、パヴァロッティの「トゥーランドット」がメータでした。パヴァロッティのカラフが聴きたくて買ったのですが、指揮も良いなぁと思ったものでした。そして。ギレリスのチャイコフスキー!あれも興奮する名演奏でしたね。ライヴの一発録り、盛り上がりも凄かったです。
急に聴きたくなりました。有り難うございました。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもお世話になります。
「西海岸の青い空」・・・ええ、ホンマにおっしゃるとおりですね。メータの演奏はスカッと晴れ上がった音楽の快感があります。僕は好きです。特に大編成のオーケストラ曲がエエですね。DECCAの録音も、今聴いても素晴らしいと思います。
アバドがオペラでメータがコンサートホール、その通りでした。グラマラスな興奮では、今聴いてもメータが面白いです。アバドで聴くと、精妙さが際だってきますね。

R・シュトラウス 「英雄の生涯」 メータ指揮

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富士山の頂き部分。今年の雪は多く、白い部分が下まで広がっている。こちらは、先週、

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