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~「秋はブラームス」2008~ ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 レヴァイン/シカゴ響

今日は秋分の日。
社会人一年目の長男も帰宅しましたので、家族揃ってご先祖様の供養であります。孫たちを可愛がった亡父も喜ぶでしょう。

さて、「秋はブラームス」であります。

ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 作品68。
ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ響の演奏。
1975年7月の録音。RCA原盤。

レヴァインのRCA時代、若々しいブラームス全集からの1枚。
この録音当時のレヴァインはアメリカ期待の若手指揮者。RCAにはブラームスやシューマン、マーラーの交響曲全集をバリバリ録音していた時期だった。マーラーは明るくスッキリした演奏で、マーラー演奏の新時代を予感させるものだったし、今聴いてもイイ演奏やなぁと思う。ブラームスやシューマンはDG移籍後に再録音しているので、そちらが今のレヴァインの姿なのだろうが、残念ながら僕は未聴。機会があれば聴いてみたいもんです。
しかし、RCA時代の、若々しく覇気があって、少々つんのめるようなところもあるのだが、それがかえって勢いを感じさせる・・・・そんなブラームスやシューマンが好ましいと、僕は感じている。
それらは、ちょうど僕がクラシック音楽を聴き始めた頃に新譜としてリリースされて、勿論僕はビンボー学生だったので買えはしなかったが、NHKのFM放送などで盛んに取り上げられたから、エアチェックして一生懸命聴いたものだった。
そのカセットテープは6年前にソニーのデッキが故障したときに、もはや役目終了と処分したのだが、その後CDを中古盤や廉価盤で入手して聴いている。若い頃の記憶がノスタルジーとして残るのか、今聴いても、このブラームスはエエなぁと思う。

第1楽章の意気と熱。
ブラームスの作品としては珍しいくらいのもの凄い熱気を(作曲に20年以上かかったのだから、その熱気も当然か)、レヴァインは見事に表現していると思う。聴いていて、頬が火照ってしまいそうなくらい、このブラームスは勢いがあるし、熱い。熱気いっぱい。
シカゴ響もその情熱に応えて、熱っぽい演奏を展開してゆく。

第2楽章はおだやかな表情で歌われる。明朗で陽気な感じさえする歌は、昔も今もレヴァインの特質だろう。秋空の爽やかさを思わせる歌であって、ブラームス独特の屈折した感情は抑えられている。ソロ・ヴァイオリンは美音。綺麗。

第3楽章も歌。グラツィオーソ。ここでも歌がイイ。
そして感動的なフィナーレへ。ベートーヴェンの第10交響曲と称されるのもむべなるかな、レヴァイン渾身の力演。力感溢れる演奏の中から、しなやかな感性、サラサラした感興がこぼれてくるのも実にイイ。フルートやホルンも印象的な響きで迫ってくる。実にイイ。シカゴ響は巧い。文句なし。

録音はさすがに古びてきた感じがあります。
弦楽セクションの響きが少し硬くなってます。力演だけに、もう少し美しく響かせて欲しいと思いつつ、これ、録音のせいかなぁと思ってます。


AUTHOR: ひろはや DATE: 09/23/2008 07:37:15 おはようございます。
「秋はブラームス」第2弾は、交響曲第1番ですね。この曲は昔から大好きです。聴く傾向が変わることの多い中で、今も変わらないで聴き続けているというのも何なんでしょうか....。
レヴァイン盤は残念ながら未聴ですので、どのディスクを取り出そうかなと我が棚を眺めつつ、今日はファーストチョイスだったカラヤン/BPOのLP(DG:1963年)とカラヤン/VPOのCD(DECCA:1959年)が聴きたくなりました。
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コメント

>天ぬき 様
コメントを有り難うございました。いつもお世話になります。
レヴァインのブラームスは、特に1番は、曲想もあって秋よりは春めいているかもしれません。爽やかな演奏でした。若さのつんのめりのようなところもあって、まあそこがイイんじゃないかと思いました。
「魔笛」は抜粋盤を持ってます。ザルツブルクのライヴ盤ですから、天ぬきさんがFM放送で聴かれたものと同じかもしれません。パミーナのイレアナ・コトルバシュが可憐でした。

訂正です。

レヴァインの「魔笛」ですが1979年ではなくて1978年のライブでした。

ついでながら歌手への不満は男性歌手でして
クリスティアン・ベッシュ(パパゲーノ)
レミー・コラッサ(モノスタトス)の二人が??でした。

>天ぬき 様
こんばんは。再度、有り難うございました。
僕の持つCDは抜粋盤で、1980年9月、ムジークフェラインでの録音でした。
パパゲーノはクリスティアン・ベッシュ、モノスタトスはホルスト・ヒースターマンでした。確かにパパゲーノはもう少し・・・・・という感じでした。

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