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~「秋はブラームス」2008~ 「4つのバラード」作品10 ミケランジェリ(Pf)

台風の後も雷雨が続きまして、伊予西条は急に涼しくなりました。
秋です。秋を感じます。

で、秋の風物詩を一つ。
日曜は秋の菜園造りをしました。丁寧に畝をつくって、大根と蕪の種まき、ブロッコリーは苗を植えます。順調にいけば、12月には大根を喰えそうです。

もう一つ。今年初物のワタリガニが届きました。漁に出るのが好きなご近所さんの投網であります。山ほどくれましたので、軽く湯がいて喰いました。これがまた旨いこと!瀬戸内のワタリガニは、やはり最高です。

というわけで、秋です。秋はブラームスであります。
今年で4回目になりました。我ながら、よく続くもんです。
信州で頑張る頑固店主のensembleさんのお誘いのおかげです。

今日は、ピアノ曲から。

ブラームスの「4つのバラード」作品10。
アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリのピアノ独奏。
1981年2月の録音。DG原盤のLPであります。。

作品10のピアノ曲集は、ブラームス21歳、青春の作品であり若々しい佳品。
メロディの美しさをいたずらに追いかけることなく、和声の美しさや構成の美観を感じさせる曲を、ブラームスは沢山書いた。
このバラード集も、おそらく最もロマン派的で旋律の美しさを際だたせることが出来るな形式なのだろうが、ブラームスが書くと、様式美を優先しているような感じがする。

そして、ブラームスの音楽は、戸惑い、ためらい、途中で歩みを止めて、思いあぐねる。この若書きの作品も、基本的には、そういったブラームス的な作品と思う。音楽が逡巡するのだ。ホンマに個性的な作曲家だなぁと思う。

もちろん、ブラームスには珍しく(というか若い頃のブラームスはそうだったのか)ロマン一杯で若々しい輝きも出ている。

そういう作品を、ミケランジェリが丁寧に、デリケートに演奏してゆく。即興的なところもあるのだが、それさえも周到に考え抜かれ、計算され尽くしている感じ。理知的な演奏と云っても良いだろう。
そしてピアノの音の美しさ。一つひとつの音が粒だって、光を放っている。その光が、キラキラと輝いたり、鈍く光ったり、時には華やかな光で、あるいはボンヤリとした光で・・・・もう様々に変化してゆく。それがスゴイ。ミケランジェリの真骨頂だろうなぁ。

録音は少し硬い感じ。
デジタル初期特有の硬さと云うべきでしょうか。ミケランジェリのピアノはもともと硬質の輝きを持っているので、それに応じた録音なのかもしれません。
ミケランジェリ独特の響きの美しさ、多彩さは十分に鑑賞できます。
いいLPでありました。

<秋になると、「秋はブラームス」をエントリーしてました>
■2007年
 ●ルービンシュタインのピアノ協奏曲第1番
 ●ケルテス/VPOの交響曲第3番
 ●ケンペ/ミュンヘン・フィルの交響曲第1番
 ●ワルター/コロンビア響の交響曲第4番
■2006年
 ●ブレンデルの「恋人たち」
 ●ショルティ/シカゴ響の交響曲第1番
 ●カラヤン/BPOの交響曲第1番
■2005年
 ●ライスターのクラリネット三重奏曲
 ●ベーム/VPOの交響曲第1番 1975NHKライブ
 ●ルービンシュタインのピアノ協奏曲第1番(メータ/イスラエル・フィル)


AUTHOR: まじっくばすーん EMAIL: takeshi@magicbassoon.com URL: http://magicbassoon.at.webry.info DATE: 09/22/2008 16:00:49 ミケランジェリのブラームスのバラード、いいですねえ。この人の音楽は聴き手を突き放していて冷たいですが、こんなに冷たくてこんなに感動的な演奏があるのかと思います。

同じ曲のグールドの演奏もいいですね。
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コメント

>ひろはや 様
コメントを有り難うございました。いつもお世話になります。
暑さ寒さも彼岸まで・・・・・ですね。いよいよブラームスを聴くのに良い季節になりました。バラードは、グールドのもエエですね。名盤、名演奏と思います。
ジュリアス・カッチェンは聴いたことがないんですが、ブラームスの作品を殆ど録音しているピアニストですね。一度聴いてみたいです。
ひろはやさんも、沢山持ってますね・・・・・・僕も実は知らぬ間に何枚か手元に集まっていました・・・・・・・・。

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