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ベートーヴェンの交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 プレトニョフ/ロシア・ナショナル管

台風はどうやら高知沖を行きそうです。
今のところ風雨は強くないんですが、さて、今日一日どうなることでしょうか。

さて、この頃はベートーヴェン全集も安価で購入できるようになりました。今日聴いているプレトニョフのものなど、最新のものですが、中古盤だと3,000円ちょっとで買えてしまいます。いつも書いてますが、ホンマにエエ時代になりましたね。

そして、この全集、大変「面白く」聴けました。で、その中からの1枚を。

ベートーヴェンの交響曲第3番 変ホ長調「英雄」。
ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団の演奏。
2006年6~7月、モスクワ音楽院大ホールでの収録。DGの全集盤。

ロシアの指揮者とロシアのオーケストラによるベートーヴェン全集は、初めて購入した(というか、かつて、純ロシアのベートーヴェン全集ってあったのかしら?)。
録音は最新なのに、今ひとつの聴感。奥行き不足で、鳴り方が少し埃っぽい感じがする。そして、あまり鳴らない。オケの編成が少なく、ヴィヴラートをあまりかけないためか、鳴り方がおとなしい感じがする。
ただし、演奏は精力的で、プレトニョフはかなり鳴らそうとしているようだ。デュナーミクが独特で、個性的。「あれ、こんなところで音を絞るかな・・?」という場面が多く、テンポも激しく揺れる。

特に第1楽章がスゴイ。揺れ揺れ。リタルダンドとアッチェランドが頻出して、聴いていてドキドキする。金管なども野性的で、バリバリ行こうとする。今まで聴いたことないような、英雄の進行。ルバートも多い。いやはや、もう好き勝手。プレトニョフやり放題。面白い。
新しい楽譜(新ベーレンライター版っていうんですかね)を用いているのだと思うが、これ多分にプレトニョフ独自版。聴いていて実にスリリング、ハチャメチャな感じもするが、こちら聴き手も沢山のベートーヴェン演奏を聴いてきているわけで、こんな毒のある演奏もたまにはエエなぁと聴き入ってしまった。
毎日、こういう演奏だと食傷してしまいそうだが。。。。(^^ゞ

第2楽章は感情豊かな葬送行進曲。大変ロマンティックで、時に、うねるような感じになる。管楽器を実によく鳴らしていて、盛り上がりも大きい。アンサンブルはちと粗いかな。
ラストでは、引きずるような感じで音楽が進む。テンポが重く、独特。

第3楽章は快速スケルツォ。ここでもデュナーミクが大きく、テンポは激しく揺れ動く。トリオではグッとテンポが落ちて、ホルンの咆吼が来る。ホルンは巧い。
そして再び元気一杯のスケルツォ。そうそう、この第3楽章を聴くと、元気が出そう。

フィナーレもプレトニョフ絶好調。
絶好調ということは好き放題と云うことで、もう、やりまくり。快速でグイグイすっ飛ばしながら、時にフッとテンポを落として歌ってみたり・・・・・。

いやぁ、面白いです。
ただ、何度も聴いていると飽きてしまいそうな気もします。
抱腹絶倒とは云いませんが、ゲテモノを聴いてみたい人にはお勧めしたいもんです。
(「ゲテモノ」とは、プレトニョフのファンの方には申し訳ないですが・・・・。でも、やはりこの全集は、いわゆる伝統・正統派路線ではないでしょ?)



AUTHOR: ryo DATE: 09/21/2008 23:05:05 mozart1889様

こんばんは。
いつも楽しく拝見しております。ご紹介のCD、もしかしたら新宿での
まとめ買いの一つですか?
プレトニョフの全集は賛否両論でなかなか面白そうですね。
僕も聞いてみたくて、物色中なのですが、3千円位で買えないものか
とケチケチしており、いまだ購入に至りません。

mozart1889様の記事を拝見し、ますます欲しくなりました。


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