スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マーラーの交響曲第10番 アダージョ テンシュテット/ロンドン・フィル

さて、マーラーも10番交響曲まで来ました。
この三連休はすべて出勤でありましたので、音楽を聴く時間があまり取れませんでした。残念。
今日もクック版で、と思ったのですが、時間がないのでアダージョだけにしましょう。

マーラーの交響曲第10番 変ホ長調 アダージョ。
クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルの演奏。
1978年5~10月、ロンドンのアビイロード・スタジオでの録音。EMI盤。

テンシュテットは憑かれたようなマーラーをやる人だった。
ロンドン・フィルとの全集盤は、宿痾の病に冒されたテンシュテットの、記念碑的な名盤であろうと思う。また、いくつかのライヴ盤は(シカゴ響との1番、LPOとの5・6・7番)、さらに凄絶な名演だった。憑かれたような名演だった。それこそ、マーラーが憑依したようなところもあって、その点ではバーンスタインのやるマーラーと双璧だろう。

このアダージョも、情念的で、うねり、叫び、悶えるような、いかにもテンシュテットらしいマーラーであって、しかも細部まで精緻に描かれている名演奏と思う。
テンポはタップリとしていて、実に思い入れが強い。また、繊細な美しさと豪放壮麗の美が同居していて、全体的には室内楽的な演奏になっている。

ロンドン・フィルは好演。弦楽のアンサンブルは良好で、とても美しい。
テンシュテットのマーラー全集は、アンサンブルがイマイチで、美しい音楽をやらせる人じゃないのだろうと思っていたので、このアダージョは特に美しく感じる。
時折出現するソロ・ヴァイオリンは妖しく、また聴きようによっては悪魔的。
管楽器は抑え気味で、あまり目立たないが、しっとりとした音を聴かせて好演と思う。

録音状態は良好であります。しっとりと落ち着いた音で聴かせてくれるマーラーです。
EMIにしては上々と思ったのですが、ひょっとして天候のせいかもしれません。
ここ数日、四国は雨模様、そのための湿度湿気が、我がタンノイに程よいしっとり感をもたらしたのかもしれません。

音とは摩訶不思議なもので、聴き手の体調によって印象が変わりますし、気候天候でも変わります。だから面白いんですが・・・・・。

今日のテンシュテットのマーラーは、エエ音がしました。



AUTHOR: あるべりっひ DATE: 09/18/2008 01:48:21 こんばんは。
マーラー交響曲全曲完聴ですね。
最後に10番、テンシュテット。テンシュテットは意外にも美しい音楽を奏でる人です。しかも『ゾクゾク』する妖しい響きが聴き手を惑わせます。
mozart1889さんのシステム、EMIサウンドに目覚めましたか?ボイリング氏の深い響きが再現されたようですね。パーカー氏に代表される最良のディープサウンド、なかなか魅力的です。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。