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マーラーの交響曲第9番 ニ長調 カラヤン/ベルリン・フィル

この週末3連休はすべて出勤であります。いやはや、忙しいことです。
しかしまあこのご時世、仕事があって、元気に楽しく音楽が聴けるということだけでも、有り難いのかもしれません。トホホ・・・・・・・(^^ゞ

音楽は、せっかくなので、マーラーの9番交響曲にしました。

マーラーの交響曲第9番 ニ長調。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1979年11月~1980年2月の収録。DG盤。
カラヤンのマーラー、第9交響曲には二種類あるのだが、これは旧盤のスタジオ録音盤。LPであります。

カラヤンはマーラーを長いこと録音しなかった。初めて実演で取り上げたのは1960年頃、「大地の歌」だったそうだが、その後はまたブランクが続き、ようやく1973年のザルツブルク音楽祭で「大地の歌」から本格的な録音が始まったのだった。
そして、4・5・6番の録音が続き、その後、満を持して、この9番交響曲に向かったのだった。

この曲とベルリン・フィルといえば、バルビローリの歴史的名盤があっただけ。実演に感動したベルリン・フィルからバルビローリに録音を頼んだと云うくらい、この演奏は凄絶。
また、カラヤンのこの9番のセッション直前に、バーンスタインが伝説的なライヴを行っている。これは1982年にNHKがFMで放送して、センセーションを巻き起こし、エアチェックテープはマニアの間で珍重されていたものだった。やがてバーンスタイン死後、DGから正規盤として発売されて、売れに売れたことは周知の通り。
結局カラヤンも負けじとライヴ録音を果たし、これも凄まじい演奏となった。あまりに耽美的、しかも実演なのにキズがない超絶的名演だった。
(このバーンスタインのマーラー9番ライヴ、カラヤンのマーラー9番ライヴ、そしてカラヤン/VPOのブルックナー8番、この3盤はいつまでたっても廉価盤化されない。DGのドル箱なのだろう)


しかし、まあ、ふだん聴くときは、スタジオ録音盤の方が良いようで・・・・。
(カラヤンのライヴ盤はいつか書きたいと思いつつ、聴く集中力というか、書く気力というか・・・・なかなか湧いてこない。)

第1楽章は冒頭がやや遅め。弦楽がスリムでスタイリッシュ、非常に美しい。金色の光がこぼれてくるような見事な響き。そして完璧なアンサンブル。
長い楽章を聴き飽きさせないカラヤンの演出巧者ぶりも見事。ホンマ、カラヤンは役者やのう・・・・。そして実に美しい。
ああ、カラヤンは耽美派なのだ。こんなに美しいマーラー、そうそう聴けないんじゃないか。

第2楽章は曲の構造を明らかにしつつ、巧妙に聴き手に届ける演奏。ここでもカラヤンの巧さが際だつ。テンポもよく動くが、引き締まったアンサンブルに敵無し。見事なもんだ。
第3楽章はロンド・ブルレスケ。緊迫感溢れる演奏。アンサンブルが珍しくちと乱れるところがあって、リズムがやや重い。この辺が再録音を考えた理由だろうか。
尤も、リズムが重いのはカラヤン晩年の特徴だろう・・・・(というより、カラヤンはリズムの処理などあまり考慮しなかったの指揮者かもしれないの・・・・・)

フィナーレの磨き上げられた美しさは言語に絶する。ラストの弦楽合奏の熾烈さは、言葉を失うばかり。ベルリン・フィルがスゴイ。
そして、ここまでオーケストラを引き回すカラヤンは、きっと、もっとスゴイ。

録音は上々です。奥行きがあまり広くなく、平面的、ペタッとした感じなのは、いつものカラヤンの録音らしいところです。
カラヤンは音楽の再現に、残響や臨場感をあまり気にしなかったんじゃないかと思われます。楽器の鮮度は素晴らしいんです。
家庭で聴くレコードは、まず楽器の鮮度、音の輝きを重視して、立体感、ステレオ・プレゼンスは二の次だったのかもしれません、カラヤンにとっては。


<マーラーの9番交響曲 自己リンクです>
■バルビローリ/ベルリン・フィル
■シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管
■ウーヴェ・ムント/京都市響
■ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管
■クーベリック/バイエルン放送響
■ノイマン/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
■レヴァイン/フィラデルフィア管
■バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管
■アバド/ベルリン・フィル
■ジュリーニ/シカゴ響
■インバル/フランクフルト放送響



AUTHOR: ひろはや DATE: 09/14/2008 10:40:11 おはようございます。
マーラーの交響曲第9番は、第3番と違って最初の頃から好んで聴いていたような気がします。それは、ファーストチョイスだったバーンスタイン/ACO盤のおかげなのかなと思ってます。
同じバーンスタイン/ベルリンフィル盤が世評高いのですが、未聴です。また、今回ご紹介されているカラヤン指揮のマーラーも未聴です。いづれもLIVE盤はHMVサイトを覗いてみましたが、おっしゃるように昔のCD価格なんですね。驚きました。
廉価盤に慣れた私には過酷かも知れませんが、この2つのLIVE盤を手に入れたくなって...、気持ちが揺れておりますゾ.....!
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