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ヴィタリの「シャコンヌ」 ト短調 ヘンリク・シェリング(Vn)

ヘンリク・シェリングというヴァイオリニストには、多くのヴァイオリン曲の楽しみを教わりました。
いわゆるヴァイオリンの四大協奏曲にバッハの無伴奏や協奏曲、モーツァルトやベートーヴェンのソナタ・・・・・・・。
どれも、品格の高い演奏で、今聴いても感動的です。今年で没後20年、久しぶりに彼のLPを取り出してみました。

ヴィタリの「シャコンヌ」 ト短調(シャルリエ編)。
ヘンリク・シェリングのヴァイオリン、チャールズ・ライナーのピアノ。
1964年、ニューヨークでの録音。フィリップスの廉価盤LP(13PC-272)であります。

悲痛なメロディ、涙をしぼられる哀しみの旋律。まあ、とにかく美しい。
シェリングの情緒的なヴァイオリンが、その美しさを更に磨き上げる。ああ、これ美しいヴァイオリン曲。名曲の名演奏。

ヴィタリは17世紀末~18世紀前半にモデナで活躍した作曲家・室内楽奏者。その他の伝記はよく分からず、この曲は、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演者として有名なフェルディナンド・ダヴィッドによるヴァイオリン教則本の中の教材として公刊されたもの。
僕がクラシック音楽を聴き始めた1980年頃には、沢山の録音があったと思うのだが、この頃はあまり見かけない感じ。CD時代になって大曲・長時間曲の録音は盛んになったが、ヴァイオリンやピアノの小品集などはホンマに少なくなったように思う。
この曲など、分かりやすくて、とてもエエ曲なんだがなぁ・・・・。

録音は今も十分に美しいです。
シェリングのヴァイオリンを余すところなく捉えております。40年以上も昔の録音とは思えない立派なものです。
ヴァイオリンはアナログLPらしく肉厚で、CDに比べると、こってりとしていて厚み・柔らかさ十分、」ジューシーなステーキといった感じ。ピアノはやや引き気味であります。

昔読んだオーディオ雑誌には、ヴァイオリンとピアノの録音はとても難しいと書いてありました。どちらかを立てようとすると、片方が上手く録れない・・・・・特にヴァイオリン・ソナタは難しいと。
このLPなどもその一つなんでしょう。

ああ、それにしても美しいメロディ。月が射す夜、月光の射し込んでくる窓辺を思わせるような冴え冴えとしたヴァイオリンと、その悲愴美がたまりません。
女性にも人気がありそうな曲なんですが、さて、今はどうなんでしょうねえ。

<シェリングの演奏、過去のエントリーです>
■J・S・バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲
■J・S・バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
■ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番 へブラー(Pf)
■ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲 ハイティンク/ACO
■メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ハイティンク/ACO
■ブラームスのヴァイオリン協奏曲 ハイティンク/ACO



AUTHOR: 木曽のあばら屋 URL: http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/index.html DATE: 08/29/2008 07:27:34 こんにちは。
ヴィターリの「シャコンヌ」は私も大好きです。
ナタン・ミルシティンの録音を持っています。
高貴で哀切にあふれた名曲ですね。
実際にはヴィターリの作品ではないそうですが。
真の作曲者は誰なのでしょう? 謎です。
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コメント

>木曽のあばら屋 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ミルシテインにもヴィタリのシャコンヌがあったですか。それは知りませんでした。ミルシテインだと、さぞや美音なんでしょうねえ。
この曲、このごろ新しい録音を見かけません。ヴァイオリン小品集が減りましたし、あまりにも通俗的なメロディ過ぎるんでしょうか・・・・・新しい録音で聴いてみたいです。

実際に作曲者はヴィターリではないんですか?それは知りませんでした。
なるほど・・・・・です。

>天ぬき 様
いつもお世話になります。コメント感謝です。
メルクスの演奏、昔、FM放でエアチェックしてよく聴いておりました。今はカセットテープを処分してしまったんですが、あのバロック/ヴァイオリンはエエですね。通奏低音がおもしろかった記憶があります。
これ、また聴いてみたいですね。

>HABABI 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
藤川真弓さんにも、ヴィタリがあったんですか・・・・・。聴いてみたいですね。
藤川のモーツァルトは良かったです。昔、キングレコードから出ていたように思います。音程の安定した綺麗な音・・・・・・・・なるほどと思いました。
これは探してみようと思います。

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