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ショパンの夜想曲集 マリア・ジョアン・ピリス(Pf)

8月も末、田舎道ではコオロギが盛んに鳴くようになりました。
いつの間にか、涼しい夜風、朝風が吹くようになりました。
そういえば、日が暮れるのも早くなりました。つい、この間まで、随分夜が来るのが遅かったのに。

秋が来ているようです。
こういう季節になるとしみじみショパンでも聴きたくなりますねえ。

ショパンの夜想曲集。
マリア・ジョアン・ピリスのピアノ独奏。
1995~96年、ミュンヘンのグローバーザール、ロンドンのヘンリーウッド・ホールでの録音。

残響が夢見るように広がってゆく。美しいショパン。
同時にピリスよって考え抜かれ、磨き上げられたショパンとも云える。知性と感性の絶妙なバランス。情に溺れすぎず、勿論、理屈だけのショパンでもなく、その辺がうまく均衡して、大変に美しいショパンになっている。何より、心に訴えかけてくるものが強い。

ピリスの知情意のバランスの取れた演奏は、DENON時代のモーツァルトでも聴けたのだが、腕の故障から復帰した後は、更にそれに自身が加わった感じ、自身のスタイルに確信を持って演奏しているのがうかがえる。

一曲一曲が珠玉の美しさ。高貴と言ってもいいほどの見事な出来。

録音は実に雰囲気豊か。
間接音が多いので、ピアノの音がふっくらして、暖かい感じがする。
音場感はやや人工的なところもあるのだが、何しろピアノの音が美音なので、聴いていて心地よくなってしまう。

こういう音楽を聴いていると、ショパンはやはりサロンの人だったと思う。
小さな世界の、小さな宇宙。しかし、その宇宙の、何と個性的で何と広いこと。

ピリスのショパンを聴いていて、そんなことを思っておりました。



AUTHOR: よんちゃん URL: http://shibashi.blogspot.com DATE: 08/25/2008 08:41:36 こんにちは。
僕はピアノ曲をあまり聞きません。数少ないピアノ曲CDの1枚に、ピリスのモーツァルトのピアノ・ソナタがあります。ピリスの紡ぎだすピアノの音が好きなんですが、それがショパンではどんな感じになっているのか興味津々です。今日の記事を読んでそう思いました。
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コメント

>よんちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ピリスのモーツァルトのソナタ、イイですね。僕はDENONから出ている旧盤をよく聴きます。故障前の演奏で、今のような円熟・確信はないんですが、実に良い演奏で好んでます。
DG録音のショパン、これは素晴らしいです。協奏曲録音も良かったんですが、この人のショパンは多分、みんな良さそうな感じです。練習曲なんかも聴いてみたいです。

>HABABI 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうなんです、ピリスのショパン、協奏曲もとても良かったです。愛聴盤です。録音状態も最良で、雰囲気豊かなショパンの味わいがあります。
ワイセンベルクのは・・・・・・・多分、聴いたことがないと思います。持ってもいないと思うんですが、そんなことを書いていると結構後で持っていることを思い出したりしますので・・・・・探してみます(^^)V

>はな 様
おはようございます。ご無沙汰しておりました。大怪我をされていたとのこと、大丈夫ですか。大変だったですね。お元気になられますよう。

ピリスのショパン、エエですね。僕もこのノクターンを聴いたときにビックリしました。ピリスがもう確信を持って弾ききっていました。しかも、知情意の過不足なく心に染みいるショパンを聴かせてくれました。エエ演奏ですね。

はなさんのピアノ復活のきっかけとなった由、そうだったんですか。
ピリスのショパン、素晴らしいですね。

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