スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヘンデルの「水上の音楽」 ガーディナー/イギリス・バロック管

暦の上では秋ですが、まだまだ暑いですねえ。
午前中はクマゼミ、日中はミンミンゼミにアブラゼミ、まだ盛大に鳴いております。
蒸し暑さも相変わらず、不快指数高いのであります。

こりゃ、「水上の音楽」でも聴いて、涼しくなりましょう。

ヘンデルの「水上の音楽」(ガーディナー編)。
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イギリス・バロック管弦楽団の演奏。
1980年7~8月、イギリス、モーデンでの録音。ERATO原盤。

ホルンが、音を割った奏法で斬新。荒々しく、生々しく、野太く、バロック時代の人々の活気を伝えてくれるかのよう。
このホルンに象徴されるように、ガーディナー盤は総じて活気があって、いわゆる「イキがいい」演奏。優美さよりも骨っぽさ、男性的な逞しさを感じさせる演奏になっている。フレージングは短めで、サッパリとしていて気持ちいい。デュナーミクも大きい。時にゴリゴリと音が出てくるのも良い。元気溌剌、荒削りのヘンデルと言ってもいいだろう。

コレギウム・アウレウム合奏団のような、柔らかく穏やかなヘンデルではなく、もっと力強く、不思議な生命力がある演奏になっている。
だからといって、演奏の出来が荒々しいことはなく、アンサンブルは緻密で、オケのやる気も伝わってくる、美しい仕上げになっている。

ガーディナー編曲盤とあるが、基本的には通常版(クリュザンダー版)から逸脱していない。時々、新鮮な編曲が出現して楽しい。装飾音もカッコイイ。

録音は聴きやすく上質であります。
1980年というデジタル録音初期なので、初期独特の硬さが残る感はあります。

管楽器のピッチが不安定なところありますが、これは録音のせいではなく、ピリオド楽器の演奏上の難しさなのでしょう。
当時の演奏団体の技量の限界だったのかもしれません。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。