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メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」序曲 作品26 セル/クリーヴランド管

朝晩は少し涼しくなりましたが、まだまだ残暑であります。
僕の部屋は夜でも32℃くらいありますので、そりゃあもうエアコンを入れないとクラシック音楽を聴けません。いやはや、夏はクラシック音楽を聴く季節ではないんですねえ。

で、今日は涼しそうな音楽を取り出しました。

メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」序曲 作品26。
ジョージ・セル指揮クリーヴランド管の演奏。

セルの指揮で聴く安定感、安心感。
格調高く、いかにもスタンダード、奇を衒わずに、地面をしっかり踏みしめた演奏。そして、ヨーロッパの伝統を受け継いだ確かささえ感じさせる演奏。ああ、アメリカのオーケストラによるこの演奏は、実は文化の継承なのだ・・・・と思いを巡らせてしまう。

セルの演奏はいつもそうだ。
作曲家の意図を正しく反映させ、そのための鉄壁のアンサンブルであり、音楽はいつもスッキリと見通しが良く、現代的なスマートさも十分で、今の耳で聴いても全く新鮮に響く・・・・そういう演奏。そして、セルのバックボーンには、ウィーンを中心に根付いたヨーロッパ音楽の伝統がある・・。

メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」序曲は、「音の風景画家」というニックネームよろしく、彼の描いた絵画的傑作と思う。スコットランドの荒涼たる風景が眼前に浮かんでくるようだ。
曲想はロマンティック。初期ロマン派らしく、淡い抒情が流れ、そして時に高貴な印象を与える。

残暑の中で聴くには、こういう音楽はクールで気持ちよい。しかもセルの演奏、部屋に涼風が吹き込んでくるようだ。

弦楽合奏が特にクール。クリーヴランド管のアンサンブルがビシッと決まっているので、爽快で気持ちいい。曖昧さのない、澄み切った味わいと云うべきか。
さすがにセル/クリーヴランド管でありますな。

録音は、セルのCBS盤にしては、まずます聴きやすいものです。
各楽器の音が鮮やかで、音色も美しく録られております。
高音が少し詰まり気味なのは、いつものことではあるんですが。


AUTHOR: ひろはや DATE: 08/19/2008 23:09:24 こんばんは。
メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」は、私が中学時代、クラシックに興味を持ち始めた頃、FM放送で聴いた記憶があります。誰の指揮でどのオーケストラだったのかは忘れてしまいましたが、すばらしく良い曲だなあと感激しました。曲名を書きとめ、いつかレコードを買って好きなだけ聴きたいと思ったものでした。
今では、デュトワ/モントリオール管(1986年:LONDON)とハイティンク/ロンドン・フィル(1979年:PHILIPS)のCDでいつでもこの曲を聴けるんだなあと幸せな気持ちになっております。
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コメント

>Verdi 様
おはようございます。いつもお世話になります。
おお、Verdiさんはフィンガルの洞窟に行ったんですか・・・・・エエですねえ。スコットランドのはずれ、荒涼たる風景を想像していました。
今でも行きにくいところなんですね。だとすると、メンデルスゾーンは何日かけて行ったんでしょう。
いい話を聞かせてもらいましたので、今日、もういちど聴いてみたいと思います。今度はハイティンク盤ででも聴きましょうか・・・・・(^^)V
ありがとうございました。

おはようございます。セルとクリーヴランド管のメンデルスゾーンは、おっしゃるとおり、ほんとにいい演奏ですね!ここぞというときにはラッパ部隊が活躍するのですが、弦と管のバランスが絶妙で、ひじょうによくよくコントロールされていると感じます。当地は最低気温が20度を下回ることもあり、ようやくしのぎやすい気候になってきました。

>narkejp 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
当地は、今朝は25℃でした。久しぶりに涼しい朝を迎えました。ずっと残暑で参っておりました。20℃以下とはさすがに山形、冷涼なんですねえ。先日、山形の県立博物館に勤める友人と話したところ、やはり涼しいようでした。羨ましいです。
さて、セルのメンデルスゾーン、エエですねえ。「イタリア」も名演だったんですが、この「フィンガルの洞窟」も素晴らしく爽快な演奏で、スッキリした味わいを楽しめました。このコンビで「スコットランド」も聴いてみたかったもんです。

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