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モーツァルトの交響曲第40番 ト短調 K.550 マーク/パドヴァ・ヴェネト管

ペーター・マークはメンデルスゾーンとモーツァルトのスペシャリストとして名高い指揮者だった。特に1960年頃にDECCAに録音したメンデルスゾーンの「スコットランド」は名盤の誉れ高いものだった。
その人生は求道者。メジャー路線に敢えて背を向け、ドロップアウトして、修行の道に入った指揮者。ギリシャのアトス山の修道院で、また香港の禅寺で。

こんな経歴の指揮者はそうはいないだろう。

いつかマークをじっくり聴いてみたいなぁと思っていたところ、数年前に、BOXもので廉価に購うことが出来た。ベートーヴェンやモーツァルト、メンデルスゾーンなどが、まとまって聴けたのは好都合だった。


モーツァルトの交響曲第40番 ト短調 K.550。
ペーター・マーク指揮パドヴァ・ヴェネト管弦楽団の演奏。
録音は1996年2月、Artsレーベル。

往年のスタイルのモーツァルト。
編成は大きく、演奏はロマンティックで暖かい。テンポはゆったりとして、遅め。
旧態依然とした感じなのだが、しみじみと穏やかで優しく、聴き手の心に訴えかけてくる。老人がポツポツと先を急がずに昔語りをする・・・・といった感じの演奏。

第1楽章の冒頭などは、アンサンブルがモコモコとしていて、あまり揃っていない。オヤオヤ・・・・と思いつつ聴いていると、第2楽章くらいからオーケストラの調子が上がってくる。そんなに巧いオーケストラではないのかな。イタリアの地方都市の、小さなオケなんだろうな。
弦が少しざらつくのが惜しい。

マークのフレージングは独特。ダイナミクスも大きく、うねるように音楽が進んでゆく部分がある。面白い。古典的なスタイルの中に、ロマンティックな思いが込められている感じ。

フィナーレまで、しっとりとしたモーツァルトが続きます。
録音は標準的。可もなく不可もなし、と言うべきでしょう。
演奏が大人風で穏やか、録音もおっとりとした感じで、細かなところまでシャープに録ろうという感じではありません。



AUTHOR: HABABI DATE: 08/10/2008 17:12:27 こんにちは
今頃は、東京のCDショップ等に行っておられる最中でしょうか。
最近入手した中古LPの中の意外なものにペーター・マークの名を見た記憶があったので、棚を調べたところ、ヴェルディのオペラ「ルイザ・ミラー」が出て来ました。カバリエやパヴァロッティが歌っています。オケはフィルハーモニア管弦楽団で、1975年録音です。親しみやすい旋律と劇的な表情がよく表現されていて、この演奏録音は素晴らしいものと思います。オケはスケール豊かですが、すっきしりたとことろがあり、これがマークの特徴のように思います。
"A tribute to Peter Maag"、今日中古で見つけました。届くのが楽しみです。
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コメント

>木曽のあばら屋 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。しばらく帰省しておりまして返信遅れました。スミマセンです。
マークのモーツァルト、エエですねえ。ボクもブリュッヘンやアーノンクールの演奏を聴きますが、マークのようなしっとりと落ち着いた、(少しかび臭いのかな?)・・・・演奏も大好きなんです。
穏和でゆったりとしたモーツァルトも、時にはエエですね。

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