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R・シュトラウスのアルプス交響曲 メータ/ロサンゼルス・フィル

今日も四国は上天気、暑い日々が続きます。

さて、今日は夏にふさわしい音楽を。

R・シュトラウスのアルプス交響曲 作品64。
ズービン・メータ指揮ロサンゼルス・フィルの演奏。
1975年5月の録音、DECCA原盤。

メータの全盛期、ロサンゼルス・フィル時代のDECCAへの名録音。

大編成の曲を手際よく整理しつつ、豊麗豊満な音楽に作ってゆくメータの棒さばきが素晴らしい。実際の演奏会では聞こえてこないような音もどんどん飛びだしてくるので、レコード(CD)ならではの音楽作りという気もするのだが、ものの見事に格好良く決まっている。巧いもんだなぁ。
テンポは速めでリズムはよく弾む。スケールは大きいのだが、音はとてもフレッシュ。
メータ会心の作だろう。

弦楽セクションは色気をたたえて美しいし、金管の雄壮さは見事。演奏者も上手い。特にホルンの巧さは特筆もの。芯のある音で、迫力も十分。

R・シュトラウスのオーケストレーションは厚ぼったく、聴いていると音符が沢山あるんだろうなぁという感じ。メータがつくる音楽はマッチョでダイナミック、R・シュトラウスにはとても似合う。グイッと太筆で描ききった豪勢な絵画といった感じかな。
そしてロサンゼルス・フィルのアンサンブルがとても爽やかで若々しいので、耳には新鮮。とても瑞々しい響きになって心地よい。

登山道での花が咲くところから牧場~山頂は、R・シュトラウスの作曲技巧の頂点を示すものか。彼にとって、オーケストラで表現できないものはないんだろうなあ。虚仮威しのようなところもあるのだが、濃厚な味わい、爛熟した後期ロマン派の、完熟品というべきか。素晴らしいと思う。


録音状態は今も最高、実に優秀録音です。
30数年経った今も、瑞々しいサウンドで、さすがにDECCA。
音は鮮やかで艶があり、迫力も十分。音場広大、臨場感も心地よいんです。

思えば、メータはマーラー、ストラヴィンスキー、ホルスト、そしてこのR・シュトラウス・・・・、大曲が上手かった。素晴らしかったと思います。


<「アルプス交響曲」の自己リンクです>
■ケンペ/ドレスデン・シュターツカペレ
■アシュケナージ/クリーヴランド管
■ショルティ/バイエルン放送響
■プレヴィン/ウィーン・フィル
■インバル/スイス・ロマンド管
■ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管



AUTHOR: シャム猫 DATE: 08/04/2008 09:02:32 おはようございます。
実はつい先日(7月30日)、メータ&イスラエルフィルのコンサートに行ってきました。
在泰イスラエル大使館の職員とメータが友人同士だったから実現した一公演だけのコンサートでした。
曲は「展覧会の絵」とチャイコフスキーの「悲愴」。とてもよかったですよ。
よくメータの全盛期はとっくに過ぎたと言う人がいますが、いえいえどうして十分ダイナミックかつ緻密なタクトでオケをコントロールしてました。
そしてなによりオケの出す音色が素晴らしかったです。特に弦!
録音ではウィーンフィルとのマーラーの2番とイスラエルフィルとの伴奏でルービンシュタインがピアノを弾いたブラームスの1番の協奏曲が2大お気に入り。
メータのアルプス交響曲は未聴ですが、このあいだ亡くなられたシュタイン&バンベルク響の盤が一番のお気に入りです。
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コメント

>シャム猫 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうですか。メータは今も元気でバリバリなんですね。この頃、メータの新譜をとんと聴いていないので、全盛期は過ぎたのかなぁと思っておりました。メータの録音は1960年代後半から1980年代半ばに集中しているように思うんです。今、アルプス交響曲などを聴くと、メータはロサンゼルス・フィルの時代がよかったなぁと思います。

マーラーの復活、ルービンシュタインとのブラームス1番協奏曲、大好きです。2つとも以前にエントリーしました。
シュタイン&バンベルク響のアルプスは、買い損ねています。見つけたら、即購入したいもんです。

>ニョッキ 様
おはようございます。コメント感謝です。
ニョッキさんは山梨だったですね。南アルプスに富士山、八ヶ岳・・・・・エエですねえ。そういう山岳を望みながらアルプス交響曲を聴くのもイイでしょうね。
学生時代に毎夏、菅平で合宿しておりました。アルプス交響曲を聴くと、あの信州の山々を思い出します。今は四国住まいゆえ、石鎚山を望みながら聴いているんですが、西日本最高峰と言っても1982mですので・・・・・。

往時が懐かしいですね・・・。

メータ&ロサンゼルス・フィルの演奏は名盤ですね。素晴らしいと思います。

>hsm 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
R・シュトラウスのオーケストレーション、作曲技法はスゴイですね。
花の咲く様子、滝、雨、牧場に山道・・・・・山頂の様子、全く目に浮かぶようなんです。あきれるほど、上手いなぁと思います。
虚仮威しのような管弦楽なんですが、おっしゃるように室内楽風のところは格別に素晴らしいですね。

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