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ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 ハ短調 グリモー(pf)・ロペス=コボス/ロイヤル・フィル

今日は若い人の演奏を聴いてます。
といっても、もうこの人は40歳近い中堅になってしまったんですが。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18。
エレーヌ・グリモーのピアノ独奏、ヘスス・ロペス=コボス指揮ロイヤル・フィルの演奏。
1992年6月、ロンドンのアビーロード・スタジオでの録音。DENON原盤。

グリモーは1969年生まれ。この録音当時は23歳。今をときめく女流ピアニストのデビュー当時の姿を、DENONが見事な録音で収録している。

グリモーの技巧が安定していて、ラフマニノフの難度の高い曲を見事に弾きこなしてゆく。特に旋律戦を大事にしている感じで、ラフマニノフのメランコリックなところがよく表出されていると思う。バリバリ弾きこなすよりも、しっとりと歌い上げる方が向いているのかもしれない。

第1楽章は、あの冒頭の和音連打から見事な演奏。若いのにあまりギラギラせずに、着実に弾いているという印象。(若いんだからもっと激しくてもエエのになぁと思うのは、僕が年寄り気分のせいかも?)
メロディの美しい中間部あたりが出色の出来。

第2楽章も大変美しい。サラサラした清冽な抒情が流れてゆく。ああ、ラフマニノフっていいな。
あまり勿体ぶったところがなく、また情緒纏綿という風でもなく、蒼いリンゴの酸っぱさが残るような感じ。そこがイイ。
弦楽器やフルートも非常に美しく、この演奏に花を添えている。

アレグロ・スケルツァンドのフィナーレはグリモーの華麗なピアニズムを楽しもう。技巧は完璧、その技巧をあまり感じさせないところがまた良い。

ヘスス・ロペス=コボス率いるロイヤル・フィルは安定度抜群。練達の芸といったかんじのオーケストラで、安心して聴くことができた。


録音は上々です。
DENONの録音ですので、我が家ではあまり「ハズレ」がありません。


AUTHOR: あるべりっひ DATE: 08/03/2008 00:04:07 グリモーはコボスとの録音もあったんですネ!知りませんでした・・・。
こんばんは!
最近何故か出張ばかりです。

グリモーのこの曲は、アシュケナージとの2000年の録音を聴きます。ジャケットが、なかなか良いです。そうジャケ買いでした。演奏は繊細で優美、この曲の録音では異色の演奏ではないでしょうか。特に2楽章は素晴らしい。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番は、すきな曲です。
ルービンシュタイン&ライナーの録音を聴いてからより虜になりました。繊細さに圧倒的な迫力が備わっています。1956年の録音ですが今も優秀な響きで他を圧倒しています。
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