スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モーツァルトのピアノ協奏曲第26番 K.537「戴冠式」 ビルソン(フォルテピアノ)

これだけ暑いとなかなかクラシック音楽をじっくり聴いていられないんですが、古楽器の響きは、心地よいですね。この夏、古楽器を沢山聴いてます。

モーツァルトのピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」。
マルコム・ビルソンのフォルテピアノ独奏、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツの演奏。
1986年10月、ロンドンのセント・ジョーンズでの録音。アルヒーフ盤。

古楽器の響きが何とも爽やかで、涼やか。すがすがしい冷気が部屋に満ちてくる感じ。これ、夏向きの演奏やなぁ。弦楽器の細身でクールな音が全く心地よく、これ、まさに納涼の音楽。

ビルソンの弾くフォルテピアノも、実に素朴な響き。
モーツァルトの時代は、こんな鄙びた響きでやっていたんだなぁ。小さな空間で、現代のような大ホールではなく、もっと聴衆と演奏者が近いところで演奏されていたんだろうなぁ。
「戴冠式」はギャラントな曲と思っていたのだが、それは現代楽器の大音量と、表現力に優れたピアノだからこそ出来るのであって、当時の楽器でやると、もっと質素で、飾り気のない、慎ましい音楽だったのだろうと、想像しながら楽しく聴けた。

ああ、それにしてもフォルテピアノの秘やかな美しさは何に例えよう。
ビルソンはおそらく技巧達者なピアニストなのだろうけれど、フォルテピアノの限界があって、才気走った独奏になっていないのが、かえって好ましい感じ。

第1楽章は闊達なアレグロ。カデンツァはビルソンの自作。慎ましくしなやか。

第2楽章は、フォルテピアノの音量の小ささが効果的で、ヒソヒソ話を聴くような楽しみがある。

第3楽章はアレグレット。華麗さを抑えつつも、爽やかな風が吹き抜けるような感じ。

オーケストラは小編成。CDのデータ表記によれば、34人の奏者で構成されているようだ。ヴァイオリン8・8、ヴィオラ4,チェロ4,コンバス2.管楽器とティンパニは合計10。響きがクリアで、爽快な演奏になっている。

録音上々です。
古楽器のクールな響きがよく捉えられていると思う。
小編成オケなので、音場が広く感じられるし、響きの余韻が特に美しい。
これ、気持ちいいです。



AUTHOR: あるべりっひ DATE: 07/26/2008 20:40:43 こんばんは。
わが地方は、毎日35℃以上でまるでサウナに入っているような感じです。ですから、イライラするし・・・短気な私、通常以上に沸点が下がっています。
古楽器演奏で聴く古典派の作品は、『ガチャガチャ』した感じが強く敬遠気味だったのですが、同じ演奏を聴いても最近は『イイナ~ア!』などと感じるようになってきました。聴き慣らされたんでしょうか?

1週間、北海道に出張していました。天候は『晴天』とまでは行かなかったのですが、とっても過ごしやすい気温で・・・。あ~、すぐにでもまた北海道に戻りたい!!
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。