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マーラーの交響曲第2番 ハ短調 「復活」 アバド/ウィーン・フィル

お暑うございます。土用、大暑ですから暑いのは当たり前ですが、いやホンマに「お暑うございます」。

さて、土用丑の日、今年は鰻を喰わず。
僕はそんなに鰻好きではありません。しかも偽装に禁止薬物報道とくれば、もう何をか云わんや。家人には、僕に一生鰻を喰わさんでもエエぞと伝えました。
それに、今、菜園で取れすぎるキュウリにゴーヤ、プチトマトに茄子を食わんとアカンのです。食卓野菜攻撃。いやはや野菜だらけに嬉しい悲鳴。しかし、採ってきてすぐに喰うのはウマイもんです。

暑い中、今日は熱い交響曲を。

マーラーの交響曲第2番ハ短調 「復活」。
クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルの演奏。
1992年11月、ムジークフェラインザールでのライヴ録音。DGの全集盤からの1枚。

アバドらしい、しなやかで流麗、そしてスタイリッシュなマーラー。
オーケストラの艶、迫力も申し分ない。さすが天下のウィーン・フィル。

アバドはこの「復活」でセンセーショナルなデビューを飾って以後、大指揮者の道を歩み始めたという。1967年のウィーン芸術週間でのことだった。今も、アバド得意の曲目だろう。
だいたい、「復活」は若手指揮者の勝負曲になることが多い。第1楽章の緊張感一杯の出だしからラストの天国的な美しさまで聴きどころ一杯で、血湧き肉躍るシンフォニーだからかな。

だからこそ、乱痴気騒ぎになりやすい曲でもあるんだが、ここでのアバドはさすが、締めるところはキリリと潔く、そして歌わせるところは十分に歌わせる。
その歌はイタリア人気質の歌だ。朗々と胸の中をすべてはき出すような、気持ちいい歌。それがまた品良く、しなやかに歌われるのがアバドの美質。第2楽章のアンダンテ・モデラートの際だった美しさは、そのあらわれ。楽章全体に漂う静謐感と、柔らかくしなやかな歌は、何度聴いてもホンマに素晴らしい。

第1楽章の迫力は実演っぽくて、感興高まる。
第3楽章のスケルツォのリズム処理も鮮やか。音楽がだれずに、淀みなく流れるのがイイ。実演とは思えないほど、アンサンブルもまとまっている。
第4楽章はワルトラウト・マイヤーの朗々とした歌が素晴らしい。
第5楽章は壮大な盛り上がり。ウィーン・フィルの能力全開、フルパワーで迫ってくる。この音響は快感。勿論、その迫力の中に優美さが失われないのはウィーン・フィルのエエところ。金管の美しさやアンサンブルの良さは、ウィーン・フィルならではだろう。
そして、シェリル・スチューダーの歌!この人の全盛期の歌唱かしら。
(今は、どうしているんでしょう・・・・・)


録音は、音の艶・厚み、ともに素晴らしく、今も最高級の録音と思います。
左右の広がりに少し欠けるかなと思いつつも、いや、これだけの音で聴けたらそんな不満、云っちゃイケマセンね。


<マーラー「復活」の自己リンクです>
■クーベリック/バイエルン放送響
■ハイティンク/ベルリン・フィル
■テンシュテット/ロンドン・フィル
■キャプラン/ウィーン・フィル
■メータ/ウィーン・フィル
■ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管(クリスマス・マチネ盤)
■ノイマン/チェコ・フィル(1980年録音盤)


AUTHOR: 親父りゅう URL: http://blog.goo.ne.jp/lbrito/ DATE: 07/25/2008 07:02:26 御自前の夏野菜が毎日食卓に!
いやあ、いいですねぇ。そして、アバドのマーラーも、これまたいいですよね。私は全集ではなく、何年かかけてボチボチとバラで買い集めました。この「復活」もホント、ライヴらしい演奏ですね。私は少年時代の刷り込みで、夏には大曲が似合うと思っていますが、この曲などまさにそうです。窓外のクマゼミの合唱と張り合って聞きたい曲ですね。
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コメント

>TATSUYA@ 様
おはようございます。こちらこそ、コメントを有り難うございました。
お台場、暑そうですね。頑張って下さい。
そうですか、TATSUYA@さんは、アバド&BPOの「復活」を聴いているんですね。羨ましいですね。音の洪水、ああ、エエなぁ・・・・・。
アバドがBPOに移ってからのCDはあまり聴いていないんです。やはりVPO時代、その前のロンドン響やシカゴ響を振って録音していた演奏が、僕にはフレッシュで今も聴きごたえがあります。
この演奏もVPOがエエですね。感動的でした。

おはようございます。
夏野菜の祭典、いいですね!私も義父が家庭菜園で出来た取れたてを年中楽しんでます。野菜作りは、なかなか根気のいるものですね。
私には出来そうもありませんです・・・。

さて、アバドと復活は切っても切れない関係にありますが、数種ある音源を折りにふれ聴いてます。
どれも歌に溢れた名演ですね。
真夏のマーラー、私もガンガン聴いてます(笑)

>yokochan 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
真夏のマーラー、とてもエエんですが、冷房をかなり入れておかないとキツイです。何しろ音楽が暑いので。
アバドのマーラーは大好きです。LP時代のジャケットも特に好きでした。これはyokochanさんのブログでその画像を楽しませて貰いました。有り難うございました。

夏野菜の食卓、この数日はまさに野菜攻撃、相当喰いました。体中、ビタミンになった気分です(笑)
畝を作って、肥料をやって苗を植えただけなんですが、良くできました。散水がちと面倒でしたが。

マーラー/「復活」(アバド指揮ウィーン・フィル)

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今日はたくさん聴きました。

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