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R・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」 オーマンディ/フィラデルフィア管

連日の猛暑です。雨が降らないので、我が菜園もこのところ元気がありません。
朝晩の水やりもなかなか大変です。
どうも7月いっぱいは、この天気のようです。いやホンマに暑い、そして熱いです。

暑い夏になると聴きたくなるのがこの曲です。

R・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管の演奏。
1962年4月の録音。CBSソニー原盤、CDは国内廉価盤1,000円のもの。

オーマンディは、こういう大衆名曲を振らせたら上手かった。
しかも、オケはフィラデルフィア管のゴージャス・サウンド。全く綺麗で、演出巧みで、美音が洪水のようにスピーカーから流れ出してくる。

もともと、この曲は、絵の具を原色のまま使って、グイッと太筆で塗りたくってしまった絵画のような音楽なのだが、フィラデルフィア管で聴くと、それが実によく分かるし、聴いていて楽しい。
オケの音は明るく華やかで、輝かしい。中央アジア~イスラームの雰囲気にはやや遠いかな。アメリカン・サウンドで描き尽くした「シェエラザード」と云うべきかもしれない。

特に感心したのは第2楽章と第3楽章。

特に金管の迫力・木管の鄙びたサウンドが十分に楽しめるのは、第2楽章か。
トランペットは迫力は素晴らしいし、ファゴット・オーボ・クラリネットが次々に美しい音を繰り出してくるのは圧巻。
応ずる弦楽セクションもイイ。シルキーな肌触りでしっとり聴かせる。アンサンブル極上、技術的な部分では何の不満もなし。

第3楽章「若き王子と王女」はムード満点。弦楽合奏がとてもきれい。チェロのユニゾンなど、惚れ惚れするほど美しい。
中間部はほのぼのと暖かく、大らかなサウンドが広がる。楽器が入れ替わり立ち替わりあらわれて、このあたりはオーケストラ協奏曲のような趣きがあるのだが、それぞれの楽器がピタッと見事にはまっていて、破綻がない。オーマンディの統率の賜物か。
独奏ヴァイオリンの色気たっぷりの演奏も、実に上手い。

録音は上々です。
45年も前の録音ですが、今も十分に鑑賞に耐えます。

オーマンディ/フィラデルフィア管のコンビのCBS録音は、概してエエんです。

(同じ時期のセル/クリーヴランド管の録音の悪さに比べれば・・・・って、いつも書いてますが・・・・)


<「シェエラザード」の自己リンクです>
◆ライナー/シカゴ響
◆カラヤン/ベルリン・フィル
◆プレヴィン/ウィーン・フィル
◆チョン・ミュンフン/パリ・バスティーユ管
◆コンドラシン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管
◆クリヴィヌ/フィルハーモニア管
◆マゼール/ベルリン・フィル
◆デュトワ/モントリオール響
◆ムーティ/フィラデルフィア管
◆アシュケナージ/フィルハーモニア管


AUTHOR: やったくん URL: http://ipodclassic.seesaa.net/ DATE: 07/24/2008 12:52:59 おじゃまいたします。

「シェエラザード」は曲調もオーマンディに合っていると思います。録音もゴージャスさに華を添える仕上がりとなっており音の洪水を堪能できます。(同じ優秀録音でもアンセルメなどは多少古さを感じるようになってきましたが、こちらはまだ大丈夫ですね)

(クラシック評論家の方々の評価は低いようですが)オーマンディが奏でる「フィラデルフィアサウンド」いいですね。

セルの録音の悪さですが、CBSだけでなくEMIの演奏を聴いてもそれほどよいと感じないところをみると、マイクに収録できないようなデリケートな音だったのかなと思う事があります。(録音技術者泣かせの演奏家だったのかもしれません)

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