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シューベルトのピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959 ラドゥ・ルプー(Pf)

加齢進行中の身、このごろは特に早朝覚醒で困ります。
というより、睡眠時間が多く取れない、早くに目覚めてしまうのであります。

僕の就寝は夜10時頃、すると目覚めが午前3時頃・・・・・酷いときには2時頃に目覚めてしまいます。睡眠時間が4~5時間ではさすがにシンドイのです。
いったん目覚めてしまうと、すぐに二度寝が出来ないのが年寄りなのでありまして、ゴソゴソ本を読んだり、例えば今のように、記事の更新をしている訳ですが、どうも身体にはあまり良くないような感じです。まとめて6時間寝られれば体調はエエんですが、どうも「眠る体力」が衰えつつあるのかもしれません。いやはや・・・・・困ったもんです。

さて、今日は。
シューベルトのピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959。
ラドゥ・ルプーのピアノ独奏。
1975年7月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。DECCA盤。

先日、ルプーの演奏が廉価盤で安く購入できそうだったので、早速クリック。またしても、HMVの巧妙な戦略に嵌められてしまいました(^^ゞ
で、届いたものを聴いております。ルプーのシューベルト・ソナタ集4枚組のCDから。

すでに30年も昔の録音なのに、なんと鮮明な音!
DECCAのアナログ録音の見事さを物語る音。ルプーの繊細で瑞々しい音を余すところなく捉えきっている。高音は鮮やかに輝いて、澄み渡るような爽快な音。低音は底光りするような渋く充実した音。これはイイ音だ。
鮮やかな録音なので、やや人工的な感じもする。好みが分かれるかもしれない。僕は好きだなぁ・・・。
さすが録音のDECCAだわい。上質なピアノの音に、まずはウットリ。

そして、シューベルトの歌。
ルプーのピアノは抒情派らしく、淡い感情が流れてゆく。それが美しい。
思いは込められているが、お涙頂戴という雰囲気ではなく、高貴で、少し澄まし顔で、志操が高い演奏と云うべきか。
ピアノのタッチはデリケートで、透明な響きが美しい。技巧も完璧・・・・・尤も、シューベルトのピアノ曲はあまり技巧を要求してはいないか。

印象に残るのは第2楽章の憂いを含んだ表情。
ああ、これぞシューベルトの哀しみ。このD.959を含むソナタ作品群を遺して、シューベルトは夭折する。聴いていて、涙がこぼれるようなアンダンティーノ。
ルプーはここで声を潜めるように、弾く。その抑制のきいた音がとても綺麗。
そして、フォルティシモでの鮮やかさ。それは対照的に輝き、光が零れてくるようだ。

フィナーレのロンドもイイ。
美しい歌が、サラサラと流れてゆく。この後口の爽やかさが、ルプーの持ち味だろう。ベタつかない抒情が、ここにはある。

ああ、ルプーはやはり「1000人に一人のリリシスト」でありました。



AUTHOR: 丘 URL: http://ameblo.jp/crest-my7 DATE: 07/17/2008 18:09:04 私も10時には寝ます。寝付きはいいのですが、きまって4時間で
目覚めます。3時間の時もあります。
それからが大変ですね。しかし、私の場合は頑張って(苦笑)眠ります。
時間はかかりますが、大抵はいつの間にか・・・・。

最近、第19~21番の入ったCDを買いました。ヴァレリー・
アファナシェフの演奏(1997年録音)ですが、テンポが大変遅いもので
一般的ではないようです。しかし、その遅さの中に独特の雰囲気が
あるように感じます。
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コメント

>丘 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
早朝覚醒、こんな時間に目覚めています(^^ゞ
二度寝しなくちゃイケマセン。

アファナシェフのシューベルトは聴いたことがないんですが、これ、DENONのクレスト1000シリーズだったですかね。同じシリーズの中のバッハの平均律、これは大変遅いテンポで特徴的でした。異端的な演奏と思うんですが、引き込まれました。

>mikotomochi58 様
おはようございます。いつもお世話になります。
シューベルトのピアノ・ソナタ、エエですね。音楽に浸れますね。
ルプーはシューベルトを弾くのが巧いですね。巧いと云うより、個性が合うんでしょうね。僕はケンプもこの頃入手しましたので、楽しんでします。
あとはブレンデルや内田光子も面白いです。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
こんな時間にブログ書いてます。早朝覚醒で困ってます(^^ゞ

さて、ルプーのシューベルトは、初めて聴いたのが即興曲集でした。この人、シューベルトが似合いますね。
シモン・ド・ゴールトベルクとのソナタは・・・・有名なのに僕は聴いたことがないんです。一度聴いてみなくちゃと思っているんですが、なかなかその機会がなくて・・・・・。

Mozartさま、確かにDENONのクレスト1000シリーズです。
音の間が長すぎて、止まってしまったように錯覚する箇所が何箇所か
ありました。そう、異端的演奏、独特です。

お久しぶりです。
早朝に目が覚め、二度寝ができないのは、私も同じ。
でも、夏の朝は気分がいいものです。
今夜は寝不足のまま、小菅優さんの弾くラフマニノフのパガニーニ狂詩曲を聴いてまいりました。セントラル愛知交響楽団の定演でした。
事前のコーヒーがぶ飲みのおかげで、居眠りを免れたどころか、すばらしい演奏でした。
近々、その優さんがリサイタルでシューベルトのソナタイ短調を弾くというので楽しみです。いい席を手に入れなければ・・・

>丘 様
再度のコメントを有り難うございました。
クレスト1000シリーズは、ホンマに良い演奏が多いですよね。僕もアファナシェフのシューベルト、探してみます。
アンドラーシュ・シフの後期ソナタ集も、今ねらっています。
欲しい物は尽きませんです・・・・・・・(^^ゞ

>花鳥風山 様
おはようございます。ご無沙汰しております。鈴鹿の夏はいかがですか?
早朝覚醒で、こんな時間にブログを書いてます。

さて、小菅優、僕は4年前に関西フィルの演奏会でモーツァルトの協奏曲を聴きました。ダイナミックで力強い、若々しい演奏でした。
彼女のシューベルトは興味深いですね。若いピアニストのこと、この数年でさらに成長していることでしょうね。
良い演奏会になるとエエですね(^^)V

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