スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

J・S・バッハのブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049 ブリテン/イギリス室内管

ブリテンの指揮するバッハ・ブランデンブルク協奏曲を入手しました。
これはクラシック音楽を聴き始めた頃、欲しかった演奏でありました。廉価盤でした。当時2枚組3,000円。

ブランデンブルク協奏曲を知ったのはまずはバウムガルトナー盤。国内盤はキング発売のオイロディスク廉価盤2枚組でした。この演奏でバッハを知ったのは良かったと思います。今聴いても素晴らしい。
ついで、テイチクから出ていたコレギウム・アウレウム合奏団のLP。これも良かった。古楽器の響きが実に新鮮、コレギウム・アウレウム合奏団の指揮者を置かない自由闊達な演奏もエエなぁと思いました。何より録音がグッド。フッガー城糸杉の間は今も最高のロケーションでしょう。

その後、アーノンクール盤かブリテン盤か、レコード屋で悩みつつ(高田馬場ムトウだったはず)、結局アーノンクール盤にしたんですな。アーノンクールは古楽器の鋭い演奏が好評、ブリテンは作曲家の視線での指揮と演奏の格調の高さが好評でありました。

やがて、この曲への興味がやや薄れ、放っておいたんであります。

爾来二十年有余、オーストラリア・ELOQUENCE盤が随分安価に入手できそうなので、先日ようやくこの演奏を聴いたのであります。
(豪ELOQUENCE盤は、往年のDG・DECCA・フィリップスの名盤が廉価盤になっていて、2枚組1,200円程度で買える優れものでありますぞ)

いやぁ、良かった。当時読んでいた評のままでありました。

というわけで、今日はJ・S・バッハのブランデンブルク協奏曲。
ベンジャミン・ブリテン指揮イギリス室内管弦楽団の演奏。
1968年12月、英国スネイプのモルティングスホールでの録音。DECCA原盤。

特に良かったのは第4番。
リコーダーのかわりにフルートを使っているのだ。響きがふっくらで豊かに、そして暖かい音、豊満な音になっている。
ブリテンの指揮はシャープで誠実、格調高くまさに正調。素晴らしい構成感であるだけに、この第4番でフルートを使用しているのが楽しい。

リコーダーだと素朴な響きになるのだが、フルートだと色っぽく、妖艶な感じも出てきて実に面白い。
第2楽章など、ロマンティックな味わい。フルートのヴィヴラートが粋でイナセ、非常に美しい。同時に爽やかで、時に色気タップリ。
両端楽章が格調高く、リズムも精確で几帳面な感じが強いだけに、余計に印象的。
そして、普段はリコーダーで聴き慣れているだけに、いやぁ、面白い。
(最近の演奏は殆どリコーダーですもんね)

録音は今も美しいです。
モルティングスホールはブリテンが愛してやまなかったホールとのこと、さすがに美しい音響で、特に余情のある響きがイイ。
エエ音で聴けます。40年前の録音とは、ちと信じられません。


AUTHOR: あるべりっひ DATE: 07/17/2008 00:42:04 ブランデンブルグ4番好きです・・・、全曲大好きです。
ブリテンの録音は、旧モルティングスでウィルキンソンが録音。
録音もさることながら、演奏も本当に素晴らしく副業が指揮者(?)とは思えません。
私が初めて聴いたブランデンブルグは、バウムガルトナー盤でもアルヒーフ録音の旧録音です。
最近では、華やかなサヴァール盤や優雅なレパード盤が好きです。アレッサンドリーニ盤も一聴の価値大有りの録音だと思います。
スポンサーサイト

コメント

>balsamicosu 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
balsamicosuさん、古楽器10種所持はスゴイですね。おすすめはピノック新盤ですか。僕は、ピノックは新旧両盤とも聴いたことがないんです。ホグウッドやコレギウム・アウレウム、ムジカ・アンティクワ・ケルン・・・・・くらいです。
ピノック還暦とは驚き、もうそんなトシになるんですね。若々しい演奏が大好きでした。早いもんですね・・・・。
ヘンデルの「水上の音楽」(アルヒーフ)は今も最高の演奏と思ってます。

こんにちは。
まさにその2枚組3000円のLPで聴いていました。温かみのある、聴きやすい演奏で、これを聴くとほっとするものでした。その後の古楽の波に押され、あまり言及されることがなくなってしまいましたね。
自作以外の録音はそう多くないようですが、モーツァルトも評判が良かったと記憶しています。いささか懐古趣味ではありますが、聴いてみたいと思っています。

>stbh 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
ブリテンのブランデンブルク協奏曲、長年欲しかった演奏でした。ようやく聴けて喜んでいます。
懐古趣味・・・・、いいじゃないですか(^.^)。僕なんか、いつも懐古趣味です・・・・・・(^^ゞ
そういえば、ブリテンのモーツァルトも良かったですね。カーゾンとのピアノ協奏曲は、非常な名演と思います。交響曲も昔カタログにはありましたが、最近見かけませんね。これも是非聴いてみたいです。

こんにちは。 ブリテンと言えばロストロポーヴィッチとのアルペジオーネソナタのピアノが一番印象に残ってるかな。ブランデンブルグは知りませんでした。是非聴いてみたいなあ。自分にとってのデフォルトはmozart1889さんと同じくオイロディスクのバウムガルトナー。雅やかな中にも仄かな抒情があり、スークのソロが特に素晴らしいですね。
ところで明日ゲヴァントハウス管弦楽団のコンマス、クリスティアンフンケ率いるバッハオーケストラがこちらに来てブランデンブルグ全曲を演奏するコンサートに行きます。僻地に住んでいてもたまにこういうことがあるので嬉しいです。


>シャム猫 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
そうそう、ブリテンとロストロポーヴィチのシューベルトもありましたね。往年の名盤、懐かしいです。
シャム猫さんもバウムガルトナー盤がご贔屓でしたか。同好の方がいらっしゃるのは嬉しいもんですね。僕はバウムガルトナーなんて、てっきりマイナーな人と思っていたら、お好きな方が多いんですよ。嬉しいですよねえ。

さて、ブランデンブルク協奏曲の実演、楽しみですね、エエですね。羨ましいです。僕は4番と5番が特に好きなんです。聴いてみたいです。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。