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ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」 ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管

梅雨明け後、暑い日が続きます。
みなさま、暑中お見舞い申し上げます。
ジョギングも早朝でないと、こたえます。朝露の中をトコトコ走るのは気持ちいいもんですが、すでに日は昇っていて、この日差しは朝からキツイです。この数日でだいぶ日焼けしました。

こんな音楽でも聴いて、それこそ昼寝出来ればエエんですが・・・・。


ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」。
ベルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。
1976年の録音。蘭フィリップスの輸入盤LPボックスからの1枚。

知る人ぞ知るハイティンク/コンセルトヘボウ管の名盤。
LPは名録音と誉れ高いもの。かの長岡鉄男が絶賛していたもので、僕は石丸電気の年末キズものバーゲンで購入した。もう25年も前の話、懐かしいLPであります。

コンセルトヘボウ管の管楽器が素晴らしい。
ソロのフルートだけでなく、クラリネットやオーボエは大変に巧いし、何より響きがイイ。そしてそれを包み込む弦楽器のユニゾンもまた、美しいこと。

ヴァイオリン群の繊細でニュアンスに富んだ音色は格別。「虹色」と云いたいくらい、刻々と音色が変化して、いや全く色彩的。そして、デリカシー一杯の響き。
聴いていて、こんなに楽しいことはない。

ハイティンクの指揮は自然で誠実。作為的なところがちっともなく、ひたすら真面目に棒を振っている感じ。匠気がない。そういう演奏はあまり面白くないことが多いのだが、これは、その自然さが良い方に作用して、コンセルトヘボウ管の美しい響きが前面に出てきて、たまらない魅力を放つ演奏になっている。
指揮者の存在感が殆どないのにもかかわらず、非常な名演奏になってしまったという、これは稀有の演奏ではなかろうか。

11分11秒の短い演奏時間に、ドビュッシーの天才も、近代フランス音楽の繊細なオーケストレーションの精華も、そしてコンセルトヘボウ管のたぐいまれな響きも、すべて詰め込んでしまった名演奏と思う。

録音は初めに書いたように、今も最高級。
アナログ録音の最良の姿と思います。
しかも、このLPは蘭フィリップスの輸入盤。プレスも最高であります。

この演奏はCDでも出ています。フィリップスのDUOシリーズ。CDでもエエ音のようです。


AUTHOR: たか EMAIL: hachiya@mbl.co.jp DATE: 07/10/2008 19:10:12 ハイティンク・ファンとしてはレスせねば。
指揮、オケ、ホール、録音の全てが極上で、そのうえ曲が「牧神」ですから云う事ありません。 このコンビのドビュッシーはどれも素敵ですが、私としては「牧神」、「映像」、「神聖・世俗舞曲」あたりがベストで、ホールのかなたに広がる音に浸っているだけで幸せになれます。 しかし、「牧神」という曲はつくづくすごい曲だと思います。 曲の規模や長さを超越した、天才が描いた(書いたではなく)奇跡の音楽だと思います。 私はシャープな演奏よりは大らかな演奏の方が好きで、ハイティンク以外ではフルネ/コンセルヘボウやティルソン・トーマス/ボストンなども愛聴しています。

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コメント

>たか 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ハイティンクのフランス音楽も僕は好きでして、ドビュッシーやラヴェルをよく聴きます。
このLP盤はプレスもよく、大変いい音がします。たかさんお奨めの「映像」や「神聖・世俗舞曲」などもじっくり聴いてみたいと思います。

フルネやMTTのは聴いたことがないんです。そうなんですか、エエですか・・・・・聴いてみたいなぁ。

>天ぬき 様
おはようございます。コメント感謝です。いつもお世話になります。
このLPのBOXを買ってから、長岡鉄男が褒めているのを僕は読んで、とても嬉しく思ったことを覚えています。
今聴いてもエエ音やなぁ・・・・コンセルトヘボウ管っていいオケだなぁと思います。

>ひろはや 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
暑い時期に聴くフランス音楽、特にドビュッシーはエエですね。このごろ、ドビュッシーを聴けるようになりました。だいぶ慣れてきました。
慣れてくると、あの和声が天才の創作だなぁと思われます。
ハイティンクの1976年録音の演奏は、録音も最高、コンセルトヘボウ管の最高の響きが聴けて、愛聴しております。

こんばんは!。中庸の巨匠、ハイティンクですね!。この人ほど中庸の意味を考えさせてくれて、尚且つハイレベルで実現してくれる指揮者はいないと思っています。彼のボストン響を振ったブラームスの交響曲は響きの純度が素晴らしいです。
彼のフランス物。コンセルトヘボウのものは聴いたことがありませんが、ボストン響を振ったラヴェルはCDを1枚持っています。ただ、私にしては珍しくあまり好きになれませんでした。期待が大きかったのかもしれませんが、音楽の流れがあまりスムーズに感じられず、響きも何かモコモコと窮屈な感じで、フィリップスレーベルにも関わらず録音もちょっと平坦な印象でした。
私のフランス物のイメージは、クリュイタンスやプラッソンでしょうか。

>TATSUYA@ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
中庸の美は、ええ、やはりハイティンクですね。このドビュッシーは実に味わい深い音で聴かせてくれました。
ボストン響ともフランス音楽を録音していますね。僕はラヴェルの「ダフニスとクロエ」全曲しか聴いたことがないんですが、ちと録音が渋すぎたかなぁという感じでした。ブラームスは未聴です。評判高いんですが、今、入手が難しいようです。廃盤かもしれません。これは是非聴いてみたいんですが・・・・。というのはACOとのブラームス全集も実に良かったので・・・・。

mozart1889さん、暑中御見舞い申し上げます。
朝露の中でのジョギングは気持ちよさそうですね。
でも熱中症などには、くれぐれもお気をつけ下さいね。
(私は外出時、日傘が手放せません。)

ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」コンセルトヘボウ管は、以前BS放送で聴いた事があります。
指揮は分からなかったんですが、しばらくの間、何とも言えない穏やかな気持ちになりました。


>yuri 様
暑中お見舞い申し上げます。毎日暑いですね。
早朝のジョグは気持ちいいんですが、日中はこちら四国は非常に暑く、へばり気味です。
yuriさんも日傘で外出とのこと、女性の日傘姿はエエですね。あれは優雅でエエです。
さて、ドビュッシーのこの曲、大好きなんですが、コンセルトヘボウ管で聴くと渋い暖かみがあってまた格別の味わいなんです。本当は、フランスのオケ、フランスなまりのオケ(パリ音楽院管あたり)が、良いんでしょうけれど・・・・。
コメントを有り難うございました。感謝です。

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