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プッチーニの歌劇「ボエーム」 ショルティ/ロンドン・フィル カバリエ(S) ドミンゴ(T)他

巷間話題のプッチーニの20枚組ボックスが届きました。
早速、「ボエーム」から聴き始めましたが、まあなんとCDが取り出しにくいこと!
2つ折りの紙パックジャケットはイケマセン。大変出しづらい。2枚組LPのように外から出せるようにすればいいのに・・・・、内側から引き出すのはシンドイぞい。ワタクシは手先が不器用なので、ツライですわなぁ。

さて、プッチーニの「ボエーム」です。
ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルの演奏。
1973年7月、ロンドンのウォルサムストウ・タウン・ホールでの録音。RCA原盤。
(ショルティのRCA録音は珍しいんじゃないかしらん)
キャストはなかなかの豪華版。
モンセラ・カバリエ(ミミ)、プラシド・ドミンゴ(ロドルフォ)、ジュディス・ブレゲン(ムゼッタ)、シェリル・ミルンズ(マルチェッロ)、そしてルッジェーロ・ライモンディ(コルリーネ)など。

ショルティの指揮がイキイキとしていて、実にシャープ。フレーズの切り口が鋭く、すぱっと切れ味よく音楽が進んでゆく感じ。音がモコモコしていないのもショルティ流。いつもの筋肉質で体育会系の音楽が耳に飛び込んでくる。その音の勢いの良さには圧倒されそう。
プッチーニの音楽特有の叙情性からはは少し離れているのかもしれないのだが、これ、サード・チョイスくらいの「ボエーム」だとしたら、とてもイイんじゃないか。僕はプッチーニ・ファン、特に「ボエーム」大好きなので、大変面白く聴けました。
それにしても音楽は大層立派。姿勢の人々の哀感を謳いあげたオペラが、大変格調高い、普遍的な悲哀に高められているような印象もあり。さすが、ショルティと云うべきかな。
ドミンゴの歌唱が若々しくて良い。蒼さが残っている感じなのだが、それもロドルフォには必要な要素だろう。アリアなどは若さがはじける名唱。高音の輝かしさ、強さは、この人ならでは。

カバリエの声は可憐で美しい。お針子ミミの若さをよく表出していると思う。特に弱音が綺麗。語りかけるようなピアニシモは、大変可愛らしく、また、儚い。そしてこの人も高音が綺麗。クリーミーで柔らかい高音が実にイイ。(聴き手の耳を突き刺すようなソプラノは苦手です)

脇役も充実。ラストまで飽きさせずに楽しめます。ショルティの指揮がキビキビしているのも功を奏しているのかも。

録音は今も十分に美しいものです。
ちと音が硬い感じがするのは、ショルティの作る音楽のせいでしょう。
オンマイク気味の録音で、艶やかな音を楽しめます。



AUTHOR: 天ぬき DATE: 07/08/2008 13:25:06 こんにちは。

初体験のオペラが「ボエーム」でした。
1981年のミラノ・スカラ座公演。
二日前にNHKFMでライブ放送された同じ演目をテープに撮り、三度ほど聴いて下準備。
当日、ロビーには盛装した外人の紳士淑女が沢山いてちょっとオドオド。NHKの後藤美代子アナウンサーを見つけ、黒のドレス姿にウットリ。
聴く前からオペラならではの華やかな雰囲気にすっかり魅了されてしまったのを思い出します。
クライバーの指揮姿の格好良かったこと!
スカラ座のオケの歌心に溢れた繊細でありながら芯のある美音!
フレーニやドヴォルスキーの歌唱よりも印象に残っています。
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コメント

>天ぬき 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ああ、素晴らしい「ボエーム」体験ですね。クライバーですか・・・・羨ましいです。
あの来日公演のころ、僕はクラシック音楽を聴き始めたんです。当時、大いに話題になっていましたね。勿論、当時はオペラなど分かるはずもなく、その話題のみ知っていたんでした。今思うと、そういう公演こそ、聴いておくべきだった・・・・と思います。
フレーニのミミですよね・・・・・エエですねえ。

>mikotomochi58 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
20枚組5,000円は安かったと思います。僕はマゼールの「蝶々夫人」がダブりましたが、これは仕方ないですね。
カバリエの美声、良かったです。CDならではのミミでありまして、この人は観てしまうと、ちとミミには遠いかなぁと思われるほどの、立派な体型ですよね・・・・・。

>あるべりっひ 様
おはようございます。貴重な話、有り難うございました。
「ハイC」・・・・なるほど、カラヤン盤の主役の人ですか・・・・・。それは何となくありそうな話ですね・・・・・。
興味深く聴けそうです。再聴してみます。録音もエエですしね。
カバリエのミミは、CDならではかなぁと思います。いい声です。綺麗です。舞台姿は想像しないようにして聴いてます(笑)

こんにちは。ショルティ閣下のボエームは、最近ようやくネット放送で聴きました。予想以上にしんみりとよかったです。
皆さんと同じく、姿を想像せずに聞くカバリエの全盛期は素晴らしいですね。あと、わたしには、ミルンズのアメリカンな歌唱がとても気に入りました。
レコードで出た当時、レコ芸評で高崎氏が、あっさりした和食が食べたいときに、いきなりステーキを出されてしまった感じで、聴くのがはばかれたが、聴いてみると予想以上に落ち着いていた・・・・、と評してました。
このボックスはすごいですね。

>yokochan 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
このプッチーニBOX、イイ演奏が沢山入ってます。
ショルティ閣下(軍曹でもいけそうです)の「ボエーム」は、なるほど、高崎保男の評が面白いですね。でも、これはこれで、イイ演奏と思いました。
特にカバリエは名唱と思いました。カバリエのファンには申し訳ないんですが、CDやLPで「聴く」際には、最高のミミではないでしょうか。
そうそう、ミルンズのマルチェッロも好演でしたね。

やはり買われましたか(^_^;

私の場合、若い頃、イタオペは数えるほどしか聴いていなかったので、いまでもあまりCDがありません。ダブリが無かったので買いました。「ショルティのプッチーニ」はミスマッチかと思いましたが、案外いいですね。70年代の歌手は個性があるなあ、と感じました。

こんばんは。このセット、ディスクの取り出しにくさには全く閉口ですが、さて、肝心の内容は_まず聴いたトスカ、これはメータとプライスということもあってか、やや大味な演奏で引き込まれるまでには至りませんでした。私流の4段階評価(A・代表的名演、B・準名演、C・存在価値あり、D・同希薄)では、Dに近いC、といったところかな。他の作品については、70年代のマゼール、スコット、ドミンゴを中心とした演奏者の顔ぶれからしてBを期待したいところですが、ま、この価格でこれだけのヴォリュームですから、Bに近いC,程度なら満足すべきなのかもしれません。聴き終えるのがいつになるのか分かりませんが_(笑)。ではまた。

>stbh 様
おはようございます。コメント・TBを有り難うございました。
これは安かったです。僕はダボハゼ(笑)、安いとすぐクリックしてしまいます。HMVには毎度のごとく、まんまとやられてしまいます・・・・・(^^ゞ
プッチーニは大好きなので、この際全集で持っていてもエエなぁと思いました。ショルティの「ボエーム」はカバリエの好演もあって、なかなか良かったです。
ボチボチ聴いてゆく楽しみが出来ました。

>shibera 様
コメント感謝です。
このボックス、ホンマにCDが取り出しにくいです。困ったもんですね。
演奏は、BMGとソニーを集めた物ですから、そう有名録音がないようですが、ボチボチ聴いてゆく楽しみが出来ました。
ショルティのボエームは良かったです。もっとも、僕はボエーム大好きなので、だいたいどんな演奏でも満足できてしまうんですが・・・・(^^ゞ
これから、マゼールの蝶々夫人をじっくり聴いてみたいと思っています。

Puccini/ボエーム

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「プッチーニ箱」から引き続き、聴きます。 Puccini

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