スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベートーヴェンの交響曲第7番 イ長調 ワルター/コロンビア響

雨上がり、気温が上昇して非常に蒸し暑くなりました。
梅雨時の暑さはこたえます・・・・・・。
しんどい時には、ベートーヴェンに気合いを入れてもらいましょう。


ベートーヴェンの交響曲第7番 イ長調 作品92。
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。CBS盤。

ワルターらしい、格調高く温もりのある名演奏。
ワルターのベートーヴェンには、稀代の名演「田園」があり、第2や第4交響曲も素敵な演奏だったので、世評「ワルターの偶数番」などと云われているのだが、どうしてどうして、この7番交響曲や「運命」・「合唱」もさすがの大家、奇数番だって十分にスゴイと僕は思う。

第1楽章のテンポ感がイイ。中庸で焦らず、粛々と進みながら実によく歌う演奏。弦はもちろんだが、木管の歌なども実に美しい。録音のせいか、コロンビア響の音がやや薄いのが惜しい。もっと大人数でやれば良かったのに、と思われてならない。
テンポの揺れも面白い。特にコーダではグッとテンポ落ちて、貫禄の演奏となっている。
第2楽章「永遠のアレグレット」は、ワルターに最もふさわしい楽章か。
弦楽セクションの悲痛な歌は、例えようもなく美しい。たっぷりとした歌が流れる。テンポの伸縮も自在で、悲愴感を盛り上げてゆく。

第3楽章は克明な演奏。テンポは中庸、しっかりとしたリズムを刻みつつ、音楽の感興が徐々に高まってゆく。
フォルティシモでのヴァイオリン群の響きが美しい。何とも云えぬ艶があって、ああ、これワルターの音やなぁ・・・・と思う。

フィナーレは更に盛り上がってゆく。しかし、荒々しさよりも優しさ・暖かさが強く感じられる演奏になっている。格調高く、たいそう立派な造形と思う。
第7交響曲が、偉大な作品であることを教えてくれる感じ。終盤で少しアッチェランドがかかってくるのも楽しい。

録音は今も上々です。
やや音が薄いのはオケの編成によるものでしょうか。音色や響きは今も十分に美しく、ワルターがやりたかったことを十分に伝えるものと思います。
思えば、ワルター最晩年、よくぞ沢山のステレオ録音を遺してくれたと思います。


さて、iTunesを我がステレオで再生するには、USBオーディオプロセッサを使えばよろしいとうこと・・・・よしさんSummyさん、アドバイス、有り難うございました。
ONKYO のWAVIO SE-U33GXPやSE-U55SX(W) を考えてみようと思います。
ただ、デスクトップPCとアンプの距離が4mくらいあるので、繋げるのが大変そうです・・・。


AUTHOR: TATSUYA@ URL: http://blog.livedoor.jp/ma4news8/ DATE: 06/13/2008 11:49:26 こんにちわ!。来ましたね!大家ワルターのベト7!。
これまで取り上げていらっしゃらなかったんですね?。確かに名盤6番を始め偶数番号に陰に隠れるイメージはありますが、どうしてどうして温かいヒューマンな7番もいいもんです。まさに”男の優しさ”と言うんでしょうか。。。
以前、現日本フィルの名誉指揮者、スコットランドのジェームズ・ロッホランが日本フィルを振って同じような温かい7番を聴かせてくれました。”ワルターとは格が違う!”とおっしゃる方々もいるかもしれませんが、素敵な演奏でした。こういうアプローチの7番もいいですよね!。
スポンサーサイト

コメント

>あるべりっひ 様
コメントを有り難うございました。
そうなんです、まさに「潤いのある奇数番号を楽しみたい時には欠かせない演奏」!あるべりっひさん、旨いことをおっしゃいますね。全くその通りと思います。ワルターの「エロイカ」や「運命」も、同様に僕は楽しんでいます。
オデッセイ盤、懐かしいですね。昔、輸入盤でよく見かけました。アメリカのLPは概してあまり良い出来ではなく、買うのをためらったものです。
そうですか、ガッツある音だったらエエですね。我が家にも探せば出てくるかもしれません・・・・・・オデッセイ盤。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。