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シベリウスの交響曲第5番 変ホ長調 C・デイヴィス/ボストン響

週の初めは激務であります。3つほどのプロジェクトを抱えて、これがほぼ同じ時期に完了しなくてはならないので、日々あくせくしております。
今日は部下がよく頑張ってくれました。大いなる進捗に、ようやくゴールが見えてきた感じ。

さて、LPを聴いています。
疲れているときに、CDよりLPの音が恋しくなるのは、さて、トシのせいでしょうか。
解像度はイマイチだし、時にノイズが入るし、ひっくり返すのは手間だし・・・・・ということで、普段はCDばかり(買い直したものも多いんです)・・・・。
しかし、LPのあのトロッとした柔らかさ、無理のない音づくり、弦楽器の美しさ・・・・・も、実にエエのです。

で・・・・。

シベリウスの交響曲第5番 変ホ長調 作品82。
コリン・デイヴィス指揮ボストン交響楽団の演奏。
1976年5月の録音。フィリップス盤のLP全集からの1枚。
(5枚組7,500円の廉価盤でありました・・・・・)

1970年代を代表するシベリウスの交響曲全集。発売からしばらくは絶賛され続けた名全集とおもう。
英国人はシベリウスを好むという(日本人も同様だが)。そのなかで、デイヴィスはこの録音を境に、大指揮者になっていったんじゃないか。この前後に、アムステルダム・コンセルトヘボウ管やボストン響と組んで、デイヴィスは次々に録音を重ねて、フィリップスの看板指揮者になっていった。あの時代のデイヴィスの活躍は見事だったと思う。

さて、その演奏。

ボストン響の響きがとても渋く、しっとりとした感じで実に聴きやすい。ややくすんだ、艶消しのような音。地味だが落ち着きのある音。こういうのを「燻し銀のような」と形容するんだろうなぁ。
そして、この音がいかにもシベリウスにふさわしい感じがする。

デイヴィスの指揮は直情的なところがあって、その点で新鮮ではあるのだが、ちと強引かなぁと思うところもあり。一気に押し切るというか、細部にこだわるよりは音楽の自然な流れを重視しているというべきか。
それを包み込むボストン響の音が素晴らしく、デイヴィスを補っている感もある。その音は全編が聴きどころと言ってもいいかもしれない。
特に弦。シックな味わい、紳士の音。
こういう音を出すオケの本拠地・・・・行ってみたいなぁと思う。

録音は今も上々であります。
アナログ全盛期のフィリップス・トーンが十分に楽しめます。
音場感は今一歩。奥行きが少し薄く、ペタッとした感じではあります。


AUTHOR: yonchan URL: http://shibashi.blogspot.com DATE: 06/10/2008 08:23:04 こんにちは。
デイヴィス/ボストン響によるシベリウス、僕は1番2番しか聞いたことがありません。けれども僕にとっては「シベリウスの音、そして響き」を教えてくれた演奏だと思いこんでいます。つまり僕にとってもスタンダードになっています。だからデイヴィス/ボストン響の5番は未聴ですが、ぜひ聞いてみたい、そして全曲聞きたいと思っています。
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コメント

こんばんは。

この曲の記事、待ってました。

デイヴィス&ボストン響らしい、ちょっとくすんだ色合いが素晴らしい演奏ですね。

もう30年以上前の録音ですがここ最近はシベリウスの名演が出ませんね・・・。
仰るようにイギリス人と日本人が好きなシベリウス。小澤あたりは全く録音してませんが一度聴いてみたいものです。演歌調になるのかな・?

TBさせていただきました。


>yonchan 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
同好の方がいらして嬉しいです。
デイヴィスの全集は、懐かしいんです。初めて買ったシベリウスの全集でした。CD激安時代になってから、シベリウスの交響曲全集はとても買いやすくなりましたが、LPの時はまだまだ高価でした(^^ゞ
ボストン響の響きが渋くて、いかにも北欧的、エエですよね。

>丘 様
おはようございます。コメント感謝です。
デイヴィスのシベリウスを予約で・・・・・・さすが丘さんですね。僕は廉価盤になったLP全集を、中古盤で買いました。
5番は、あの冒頭の白鳥の声のようなところが、特に気に入っています。
デイヴィスを好きになったのは、この全集からでした。思い出深いです。

>HABABI 様
こちらにもコメントを有り難うございました。
LPの音は、ホッとしますね。暖かく柔らかくトロッとしていて、エエです。最もA面B面をひっくり返すのが、この頃はしんどくなりまして、CDばかり聴いているんですが・・・。便利になると人間が面倒くさがりになってアカンです。
シベリウスの交響曲では、僕は4番がピンと来ないんです。いまだ、よく分からないです。慣れていないだけかもしれないんですが・・・・・。
何度も何度も繰り返して聴けば、分かるようになりますかね・・・・・・(^^ゞ

>ニョッキ 様
おはようございます。TBとコメントを有り難うございました。
そうそう、ボストン響とのシベリウスは、あのくすんだ色合いが良いんですね。いつ聴いてもエエなぁと思います。

当方もTB、よろしくお願いします。

こんばんは。
デイヴィスのシベリウスは2番をLPで持ってます。クラシック聴きはじめの頃、一番最初に買った思い出の盤です。でも、デイヴィスで他の番号を聴いた事がないので、一度この5番を聴いてみたいものです。

LPの音を聴くと疲れが取れます、癒されるのかと思います。たま~にSPも聴くのですが、交響曲だと何度もひっくり返さなければならず、しかも驚くべき箇所で切れているので、少しストレスがたまります。すっごく面白いのですけどね(笑)

>Hiroko 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
シベリウスの第2交響曲、エエですね。C・デイヴィス/ボストン響の演奏、僕も大好きです。思い出の1枚です。
ボストン響の音がイイですね。渋くて落ち着いた響きが何とも云えません。

Hirokoさんは、SPもお聴きですか。僕は、SPを聴いた記憶がありません。クラシック音楽を聴き始めたのがLPの最末期だったせいかもしれません・・・・。でも、ホンマにイイ蓄音機で聴くSPは、いい音がするといいますね。

クラシックCD紹介その108(シベリウス 交響曲第5番 変ホ長調)

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夏休みも終わり学生も電車に乗って来たので朝から満員電車でした。
体力の30%を通勤で消費しているので暑さが和らいだ代わりにまた試練が待ってました。
今日は涼しくシベリウスといきましょうか…。
シベリウス 交響曲第5番 変ホ長調
コリン・デイヴィ...

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