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モーツァルトのピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 ゼルキン(Pf) アバド/ロンドン響

雨模様は続きます。気温もそう上がらず、ちと肌寒いくらい。
6月からクールビズになって、襟元は楽になったものの、上着が欲しいような気温でありましたな。

さて、今日はピアノでも。

モーツァルトのピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466。
ルドルフ・ゼルキンのピアノ独奏、クラウディオ・アバド指揮ロンドン響の演奏。
1981年11月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。DG盤。

ゼルキン78歳の録音。もはや名匠、達人の芸。
美しく磨かれたピアノの響きがたまらない。そして、しっかりした打鍵。いわば男性的なタッチであって、心の奥にグイッと響いてくる感じが実にいい。

第1楽章はアバド/LSOのサポートもあって、実に安定したモーツァルトになっている。聴きどころはカデンツァかな。見事な美しさ。

第2楽章は、遠目でピアノが鳴る感じ。録音の加減かな、少しエコー成分が多いような聞こえ方。
演奏は大変美しいロマンツェ。初夏の、やや湿気を帯びた空気にふさわしい感じ。
ゼルキンのピアノは淡々としつつも、滋味あふれるもので、耳を澄ましていると、その美しさが心に染みいってくる。タッチもこの楽章では繊細を極め、特に澄んだ音がする。

フィナーレは、この曲の特徴であるデモーニッシュよりも、鮮やかな美しさ、抜けるような明るさが出ている感じの演奏。テンポは中庸で、ゼルキンのピアノはどこまでも美しい。
アバド/LSOの伴奏は引き締まって、筋肉質の美しさを誇る、アンサンブルも精妙で、響きがブヨブヨと肥大していないのがイイ。テンポはあまり速くないのに、爽快な演奏という感じがするし、音楽の表情は精悍でカッコイイ。


録音はデジタル初期の硬さがあります。
エコー成分も、ちと気になるところ。
しかし、ゼルキンのピアノは実に美しく録れていると思います。その点では大満足であります。


AUTHOR: ひろはや DATE: 06/04/2008 07:19:13 おはようございます。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番は、アバドの指揮ではグルダのピアノ/ウィーン・フィルのLP(1974年:DG)を持ってます。久しぶりに聴いてみましたが、ピアノの音が粒のように良く聴き取れて歯切れ良く、アバドも優しくサポートしていて心地よいと思いました。何せ最初に聴いたのがこのLPだったなあと懐かしく感じました。
mozart1889さまご紹介のゼルキン盤は未聴です。ゼルキン/アバド/ロンドン響では、第18番と第24番のみCDで持ってますが、ゼルキンといえば、ロストロポーヴィチ(Vc.)とのブラームスのチェロソナタ(op.38/op.99)のCD(1983年:DG)が想いだされます。
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コメント

>Verdi 様
おはようございます。TB・コメントを有り難うございました。
ルービンシュタインのモーツァルト、僕も持っていたような気がします。
探してみます・・・・・なにせ、整理が悪いので・・・・(^^ゞ
ルービンシュタインも高齢での演奏でした。老人と云うなかれ、素晴らしい演奏ですよねえ。

ルービンシュタイン:モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 (6/4)

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W.A.Mozart
 Arthur Rubinstein (piano)
 RCA Victor Symphony Orchestra
 Alfred Wallenstein, Josef Krips[K.491] (conduct)
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