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J・S・バッハのトッカータ ハ短調 BWV.911 グールド(Pf)

5月下旬から、ずっと出張しておりました。
いやはや、忙しいこと。
この間、爽やかだった初夏の風が少し湿気を帯びてきたなぁと思ったら、いつの間にやら四国は梅雨入りしておりました。田舎の緑も濃くなってきました。

さて、久しぶりに取り出したディスクは、グールドのオリジナル・ジャケット・コレクションから・・・・・・。

J・S・バッハのトッカータ ハ短調 BWV.911。
グレン・グールドのピアノ独奏。

わずか11分の短い曲だが、本当に素晴らしい、言葉を失う名演奏。
録音も良い。1963年の録音とはとても思えない。
前半の落ち着きと後半の軽快、その対比も素晴らしい。
荘重でしっとりとした前半の響きが一転、後半部では天馬空を行く爽快な演奏に変化してゆく。
これぞ、グールドの達人芸。

この曲はアルゲリッチの名盤で聴き慣れていて、とても好きな曲でもある。
あの演奏は、いかにもバッハらしい、しかもアルゲリッチの個性丸出しの、激しさと優美さを兼ね備えた名演だった。

このグールド盤は、まず音が綺麗。
とても澄んだ、瑞々しい音で、よく考えられた、練られた響きとでも云おうか。(その点では、計算され尽くした、やや人工的にさえ感じる美しさでもあるかな?)
これは、先天的というより、後から技術の錬磨によって身につけた美音とでもいうのかな。

この美音が部屋中に満ちてゆく快感。ウットリするほどの聴感。
ピアノってエエなぁと、つくづく思う。

そして、グールドの演奏は、ピアノでバッハを弾く意味を教えてくれる。
バッハはピアノで弾いても十分に美しい、いや、バッハは、こういう音で、こういう風に弾かれることを期待していたんじゃないか・・・と思わせる演奏。
単純な和声なのだろうが、なんと色彩的に響くことか。

グールドは凄いなぁと改めて思いました。

最近未聴のCDが増殖しつつあるんですが・・・・・これを、この世界ではミチョランマ(未聴の山)と云うそうです・・・・・なるほど言い得て妙ですなぁ・・・・・(笑)。
しかしまあ、せっかくの80枚組の大物BOX、ジワジワと聴いていきましょうわい。


AUTHOR: 木曽のあばら屋 URL: http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/index.html DATE: 06/01/2008 08:26:30 こんにちは。
おお、グールドのオリジャケ・セット!
前から買おうかどうしようか迷っているのです。
3分の2くらいは持ってるしなあ・・・でもほしい。
トッカータBWV911はいい曲ですね。
アルゲリッチのも良い演奏ですね。

我が家のミチョランマも年々うず高くなっています。
登頂できるのはいつの日か・・・。
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コメント

>親父りゅう 様
おはようございます。早速のコメントを有り難うございました。
りゅうさんもオークションでしたか・・・・・・実は僕もなんです(^。^)
長さがLP1枚分というのが、実にエエですね。聞きやすいです。
昨日、月光・悲愴・熱情を聴いていました。月光などサッサと終わってしまい、熱情は逆にゆっくり・・・・・面白かったです。

のんびり焦らずに聴いていこうと思いますが・・・・・・・しかしミチョランマは気になるところです(^^ゞ

こんにちは。
「ミチョランマ」とは初めて聞きましたが上手い言葉ですね。
我が家にも低いながらも存在します。

グールドのバッハはやはりいいですね。特にこのトッカータなどは唖然とすような名演で聴いていると快感を覚えます。
バッハ以外ではハイドンのピアノソナタ、「エリザベス王朝期のヴァージナル音楽選」が好きです

グールドの全集は欲しいのですがダブリが多いので貧乏性の私には手が出せません。

こんばんは。
我が家の「ミチョランマ」は、極力減らすようにしているんですが、HMVとかを覗くとついクリックしてしまうので、ゼロになることは無いですね。
今はEMIのカラヤン・コンプリート集第2巻目、DGのカラヤン・リングに挑戦中であります。もうすぐ、ドイツ・ハルモニア・ムンディBOX等も来る予定ですので、楽しみであるような怖いような(笑)。でも、そこに「山」があるから、心に張りがあって楽しめるのだなあと思いますね。
グルドは今は注文していませんが、いずれこの指がクリックするのかなあ。

こんばんは。
グールドのアルバムは図書館に結構揃っていることもあり、借りて結構聴きました。
自分で買ったのもあるし。
なのでこのBOXの購入予定はありません。

ミチョランマですが、僕はちょこちょこ買うのが好きなので、比較的順調に消化できてると思います。
ただ、最近は全集、BOXものも増えてますので気を付けなきゃいけませんね。
先日もベルグルンド/ボーンマスのシベリウス交響曲全集を980円で入手したばかりです。

今抱えてるのは、図書館で借りてきたシェーンベルク合唱曲集の2枚組、ニールセン弦楽四重奏全集の2枚組ですが、これは今週中に聴くつもりです。

こんばんは。
『ミチョランマ』・・・、『音楽』の企画物に案外手を出さないので購入品の消化率は高いですよ。それに、いまだLPに執着していますので1度の購入量も多くないですし!
今は、プリ・アンプ入院中の為5枚のLPが順番待ちです。

この曲私は・・・、ヴァルヒャ盤とアルゲリッチ盤しかなくグールドは聴いてみたい演奏の1つです。

『見ちょらんマ』もありですか?そう、『映像(DVD)』です。これは、貯まってます。相当の高さになります。『刑事コロンボ』、『謎の円盤UFO』、『モンティーパイソン』等、昔見た洋TVシリーズに弱い私です。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
グールドは今まであまり聴いてこなかったんです。廉価盤になるのが遅かったのと、僕がクラシック音楽を聴き始めた頃に死んでしまったこととなどのためかもしれません。ゴルトベルクの新旧盤と平均律くらいしか持っていなかったので、この際と、大物を入手しました。
イイですねえ・・・・実にバッハがイキイキしてます。有名なうなり声も鼻歌も・・・・・(笑)

ミチョランマにならぬよう、ボツボツと聴いていきたいと思っています。

>ひろはや 様
コメント感謝です。有り難うございました。
ひろはやさんは偉いと思うんです。きちんと聴いていらっしゃる・・・・・。カラヤンの2大ボックス、僕は速くもミチョランマ化しております。
アカンですね・・・・・・しかも、ハルモニア・ムンディのBOXも届いていますし・・・・・・。
ユニヴァーサルのバイロイト・セット33枚組は、通勤・出張の車に積んで、これはだいぶ聴けました(^^)V。

ついクリックしてしまう・・・・・・ああ、ホンマにクラシック音楽ファンの、これは「サガ」ですね・・・・・・(苦笑)。

>Summy 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
さすがSummyさん、ベルグルンド/ボーンマスのシベリウス交響曲全集にシェーンベルク合唱曲集・ニールセン弦楽四重奏全集・・・・・・・鑑賞の幅が広いです。ベルグルンドのは、安かったですねえ・・・・・・。僕はボーンマスのは聴いたことがないんです。

グールドについては余りよく知らなかったので、このボックスは面白いです。適当に取り出しては聴いているんですが、モーツァルトやベートーヴェンも、面白い演奏(斬新なと言うべきでしょうか)・・・・でした。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメント感謝です。
プリアンプ入院だと、音楽聴けませんね。早く退院してくれるとエエですね。
なるほど、LPだとあまりミチョランマは増えませんですね。そういえば、我が家のLPは昔のままで、増えませんです。
そして、『見ちょらんマ』!あります、あります(笑)。忙しいのでテレビを録画しておいてそのまんま・・・・・多いです。アカンですねえ・・・・・。
『刑事コロンボ』、好きですよ。大好きでした。土曜の晩は、よく見てました。リアルタイムですね。

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