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シューマンの交響曲第4番 ニ短調 サヴァリッシュ/ドレスデン・シュターツカペレ

爽やかな五月、心地よい風の中、仕事でありました。
そして、その風を感じつつ、夜はクラシック音楽を聴いてます。
今が一番良い季節かもしれません。音楽を沢山聴きたいもんです。

今日はシューマンです。

シューマンの交響曲第4番 ニ短調 作品120。
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1973年9月、ドレスデンのルカ教会での録音。EMI盤。
録音データによれば、9月1日から12日までで全集4曲を一気に完成させている。このシューマン全集は、サヴァリッシュの数多い録音の中でも、屈指のものと云えるんじゃないかと思う。

シューマンの噎せ返るようなロマン一杯の名曲を、サヴァリッシュがとてもロマンティックに、そして仕上げは実にスタイリッシュに・・・・相反するような要素を高度な次元でまとめ上げた名演奏。
音楽がうねるように進んでゆく中で、ドレスデン・シュターツカペレのアンサンブルの良さが光る。音も素晴らしい。渋くほの暗く、そしてしっとりと暖かい音色は。ドイツの憂愁の空を思わせるような感じ。
ああ、いつ聴いても良いオケだなぁ。

第1楽章は開始からロマンの薫り高い、素晴らしい演奏。テンポは軽快でシューマンの音楽が奔流となって、聴きながら、それに飲み込まれそうな感じ。音楽は激しいが、造形がカッチリしているのはいかにもサヴァリッシュ流。見事な手綱さばきであり、それに応えるSKDもさすがと言うべきか。

第2楽章は清冽なロマンツェ。ヴァイオリンの響きは郷愁を誘う。木管は、はかなく美しく歌い、その響きは心に染みてくる。味わい深い演奏と思う。

第3楽章は激流のスケルツォ。やや、尖った感じの音楽なのだが、SKDのまろやかな響きがそれを包み込んで、得も言われぬ趣を醸し出す。
うっとりと聴き入ってしまう瞬間が沢山ある。
こういうのを名演奏と云うのだろうなぁ・・・・。

フィナーレはさらにその上をゆく名演。どんどん感興が盛り上がって、指揮とオケが一体となった奔流。素晴らしい。

録音は今も上々であります。
artリマスターが成功しているんでしょう。音はまろやかで、同時に迫力も十分であります。
EMIのこの時期の録音はエエものが多いですね。



AUTHOR: ひろはや DATE: 05/18/2008 06:01:51 おはようございます。
シューマンの交響曲第4番、イイですね、大好きです。
最初にこの曲を聴いたのは、バーンスタイン/ニューヨーク・フィルで第1番「春」とカップリングされたLP(CBS/SONY:1960年)でした。その時は「春」を目当てに買ったのですが、この「第4番」の方により感動したなあと記憶しています。特に第3楽章のスケルツォが気に入ってました。
ご紹介のサヴァリッシュ盤は未聴ですが、手元にあるCDの中から、フルトヴェングラー/ベルリン・フィル(DG:1953年)を取り出して聴いております。グイグイ引っ張るような高揚感があり、元気をもらいます。そうだ!久しぶりにLPでバーンスタインも聴いてみようっと。
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コメント

ご無沙汰しております!!
ブログ再開おめでとうございます!!。ご自分のペースで好きなことを好きでい続けるために、更新していってください。
さて、シューマンの4番。
偶然私も、2日ほど前からシューマンの3番と4番を聴いておりました。
私の聴いてるのは、オランダのハンス・フォンク指揮ケルン放送交響楽団の全集からです。
サヴァリッシュのドレスデンも所有しています。
サヴァリッシュの崇高な演奏、第4楽章出だしはゆったりしてテンポなのに、
いきなりアクセルを踏んだかのようなスピード感、なかなかユニークだと感じます。このテンポ設定は、彼がフィラデルフィアと残したライブでも同じアプローチなので、彼の解釈なんでしょう。
H・フォンクは、クセのない演奏、ケルン放送響のハデ過ぎない音色がすごくマッチした演奏で、私は気に行ってます。

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
シューマンの4番交響曲は、いかにもシューマンらしい、ロマン的な曲ですね。
僕はバーンスタインの旧盤もフルトヴェングラー盤も未聴なんですが、バーンスタインの新盤、VPOを振ったDG盤は大好きでよく聴いてきました。
うねるような演奏でした。
フルトヴェングラー盤は、そのうち、聴いてみたいと思っているんです。

>天ぬき 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
サヴァリッシュのレコードは、かちっとした演奏が多く、控えめなものが多いように思うんですが、このシューマン全集は別格、非常に意欲的でかつ爽快な名演と思いました。SKDの響きが素晴らしいですね。

天ぬきさんご推奨のクナッパーツブッシュ盤、評では読んだことがあるんですが未聴です。これは、いつか聴いてみたいと思ってます。

>ドレドレ 様
おはようございます。コメント感謝です。
サヴァリッシュのシューマン、LPでは持っていないので比較は出来ないんですが、CDのartリマスター盤はまずまずの音で聴けます。
EMIにしては上々と思います。
サヴァリッシュがレコードで最も成功した演奏のひとつと僕も思います。
いいシューマンでした。

>TATSUYA@ 様
おはようございます。ご無沙汰しておりました。
コメント感謝です。有り難うございました。

さて、ハンス・フォンクはSKDを振ったモーツァルトの序曲集をよく聴きます。これは実にイイ演奏でした。フォンクにはシューマンの演奏もあったんですね。聴いてみたいです。
サヴァリッシュのシューマンは彼のディスコグラフィーの中でも、最も充実した名演奏と思います。SKDが素晴らしく、サヴァリッシュを助けていますね。

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