スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ショパンの練習曲 全曲 ジョルジュ・シフラ(Pf)

昨日まで、このDoblogは非常に重かったです。
サーバの障害も発生していたようで、閲覧もなかなか出来ませんでした。
コメント欄も非常に重かったようですが、さて、修復されたでしょうか?

今日のディスクは職場の盤鬼友人が薦めてくれたものです。
「オマエ、シフラのショパンを聴いたか?スゴイぞよ・・・・・・」。

そこで取り出したのが・・・・。
ショパンの練習曲集 作品10&25。
ジョルジュ・シフラのピアノ独奏。
1962年の録音。原盤はフィリップス。世界のピアニスト・シリーズの1枚。

うねるようなショパン。
技巧は素晴らしく、特に低音(左手)の動きが大変鮮やか。では、胸のすくような演奏家というと、そうでもなく、聴いているうちに、何か鬱屈したものを感じてしまうのは、シフラの半生を知ったからか。或いは、独特の間合い、ルバートがあるからか。

今まで親しんできたポリーニ盤の、スカッと抜けるような演奏ではなく、アシュケナージの端正で優れた技巧による演奏でもなく、どこか恣意的、しかし聴き始めると部屋のリスニング・ポイントから動けなくなってしまうような強さというか、どす黒い血というか、そんなものを感じる演奏。

「別れの曲」など、その最たるもので、とても重々しく含みの多い演奏になっている。やりたい放題という感じもするのだが、何度も聴いていると、シフラの意志の強さのようなものを感じさせる不思議な演奏。
これは、シフラの故国ハンガリーへの惜別の歌か、ジプシーの挽歌か。

作品10の4も激しい。凄まじい迫力。そして、やはり胸の奥に澱のように溜まる情念。目眩く技巧の中に、何か触れてはいけないようなものが宿っている感じ。

「黒鍵」も迫力十分。激しい強さ。
第7番など、今まで聴いてきた曲とは全く別物に聞こえる。面白い。
「革命」は腹にズシリとこたえる低音がスゴイ。これも力強い演奏だが、1956年のハンガリー動乱の際に、胸までつかりながら必死で川を渡って逃げたシフラの思いが表出されている・・・と書くと、ちと大げさかな。

録音は古いです。もう少しエエ音で聴けたら・・・・と思うのは欲深かな。
演奏はスゴイです。
圧倒されました。
なるほど、名演奏。我が友はエエ奴であります。


AUTHOR: yossy42510 EMAIL: ana990@r2.dion.ne.jp DATE: 05/14/2008 17:45:59 mozart188様、はじめまして

ブログまた復活して頂き大変うれしく思います。
というのも、文才のない私には人様の文章に相槌をうつので精一杯だからであります。

ところで、私にとってショパンはマガロフに始まってマガロフに終わる・・・です。

オヤジ好み(?)の奥深く、味わいあるピアノであります。
mozart188様はマガロフいかがでしょうか。

気候不順のせいか小生やや体調不良ですが、
mozart188様もご自愛くださいませ。
スポンサーサイト

コメント

時は移って20世紀のピアニストシリーズでこの演奏も鑑賞できるようになりましたが、さて_ケレン味たっぷりの弾き方は今聴くと却って新鮮、と言えなくもないけど、録音のせいもあるのかピアノの音自体に魅力がなく、アシュケナージやポリーニを聴き慣れた耳には、全曲通して聴くのはチト苦しいかな。技巧に対する演奏者の執念が、一段高い次元に突き抜けるまでには至ってない、という印象です。雑然とした酒場の専属ピアニストが、「こんな曲も弾けるんだぜ」と気まぐれに1曲か2曲、鮮やかに弾き切って客をあ然とさせ、やがて大喝采を受ける_そんなシチュエーションを思い浮かべました。余談ですが20世紀_のボックス、名演がギッシリ詰まっているのを忘れてダブリ買いに要注意!ですね。ではまた。

>shibera 様
おはようございます。いつも有り難うございます。感謝です。
シフラのショパン、とても面白かったです。でも、さすがに音が古くなりまして、アシュケナージやポリーニの名演・名録音と比較するとチトツライものがありますね。でも演奏は素晴らしい。独特の名演と思いました。
シフラのリストはあまり聴かないんですが、技巧は素晴らしかったそうですね。日本では、技巧のスゴイ人は、「精神性がない」と云われて軽く見られがちなのは残念ですが・・・・・・。

>雑然とした酒場の専属ピアニストが・・・・・・・

なるほどと思います。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。