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ベートーヴェンの交響曲第5番 ハ短調 「運命」 S=イッセルシュテット/ウィーン・フィル

今日も昔話のようになってしまいまして・・・・・・・(^^ゞ

ベートーヴェンの交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」。
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルの演奏。
1968年9月の録音。DECCA原盤のLP全集からの1枚。

懐かしい1枚。
僕がクラシック音楽を聴き始めた頃、日本のレコード会社各社は、名曲シリーズを沢山発売していた。レコード店には販促用にそのパンフレットが幾つも置いてあって、僕は次はどれを買おうかなとワクワクしながら読んだものだった。(今も持っていれば、貴重なパンフだったかもなぁ・・・・・)
中でもキング・レコードはDECCAの日本での販売権を持っていて、「ベリー・ベスト・クラシック」というシリーズをやっていて、DECCAの花形演奏家をズラリと並べていたものだった。指揮者にショルティ、メータ、アンセルメにマゼール、ピアノはアシュケナージにグルダ、バックハウス、歌手ではパヴァロッティ・・・・・。
その中で、ベートーヴェンのベートーヴェンの交響曲は、ハンス・シュミット=イッセルシュテットだった。LP1枚2,300円。ビンボー学生には高かったなぁ・・・。

だから、僕は中古盤屋に行った。数寄屋橋のハンター、御茶ノ水のディスクユニオン、銀座のモール名盤堂、高田馬場にはタイム(当時はまだ開店したばかりで、高校・大学と一緒だった友人がアルバイトをしていた)・・・・・等々。大学の生協も2割引で新品が買えたが、中古盤は4割から6割で買えたから、ビンボーな若者には有り難かったなぁ・・・・。

今日はそういう1枚であります。LPです。

古いLPに針を落とせば、ああ、ウィーン・フィルの音!
僕はウィーン・フィルの音を、グルダの弾くベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集と、このハンス・シュミット=イッセルシュテットの交響曲集で知ったので、今もホンマに懐かしい。
弦楽器は輝かしく、艶があって、響きの余韻が全く美しい。管楽器には、独特の鼻にかかるような、少し澄ましたような音がとても美しく響く。
おそらくこの音は「DECCA録音によるウィーン・フィルの音」なのだろうが、長いこと、この響き、この音に慣れてしまったので、今聴いても、たまらない。

そして見事なアンサンブル。ピタッと合った息づかいまで聞こえてきそう。

イッセルシュテットの指揮は、ごり押しすることなく、アッサリ系なのだが、オーケストラの気質を大切にして、ベートーヴェンの音楽をウィーン・フィルに十分に語らせよう、奏でさせようという感じ。その真摯さが、聴いているとビンビン伝わってきて、最後には、ベートーヴェンの音楽ってエエなぁ、「運命」って元気出るわいなぁ・・・・と僕は思い至る。職人指揮者の達者な技と、伝統あるオケの輝かしい響きとの、これは幸福な融合だろうなぁ。

ハンス・シュミット=イッセルシュテットのベートーヴェン、初めて購入したのがこの「運命」でありました。カップリングはこれも名演の第8番。
結局全曲を聴きたくなって、僕は数寄屋橋ハンターに走ったのです。全集で定価1万円。これは新品としても廉価でありました。僕は中古盤で5,500円くらいで買ってます。
今も大切にしたい名全集と思います。

なお、全集のレビューや録音のことなど、stbhさんの記事がとても詳しいので、ご紹介させていただきます。
こちらをご覧下さい。


AUTHOR: 丘 URL: http://ameblo.jp/crest-my7 DATE: 05/10/2008 11:04:12 お久しぶりです。昨日多くの曲がアップされていて、ブログ復帰されたことを知りました。お仕事に無理のないようになさって下さい。
イッセルシュテットのベートーヴェンは好きです。別に変わったことを何も
していない、極くオーソドックスな演奏なのに、どこか一味違うような、高貴な(?)味わいがあるようで。
交響曲よりも先にバックハウスとの協奏曲で知ったのが最初でした。
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コメント

こんばんは。再開されたようで_また楽しませていただきます。何より早速のラインナップ、これなんですよ、まさに!ここが休止中、他のブログものぞいてみたりしてたんですが、聞いたこともないようなレーベルのライヴ録音(海賊盤?)の品評とか、そこまでマニアックになると私にはついていけそうにありません。その点、マイナーを気取ることなく、広く愛聴されている名盤の価値を再確認し、意見交換もできるこのブログ、ムリのない範囲で続けていただければ、大変有難いです。期待しています。ではまた。

>丘 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
少し仕事が落ち着きました。また、いつ忙しくなるか分からないんですが、ボチボチ行こうと思います。よろしくお願いします。
イッセルシュテットのベートーヴェンは懐かしい音がします。1960年代のウィーン・フィルの音がします。演奏はとても正統的、いつ聴いてもホッとします。血湧き肉躍る「運命」ではないんですが、そうそう、ある意味優雅な感じさえする「運命」だと思うんですが、そこがエエですね。

>天ぬき 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
コメントの書き込みの件ではご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。
さて、イッセルシュテットのベートーヴェン、CD初期には3,000円でした。キングのベリー・ベスト・シリーズのCD版、よく覚えています。それでも、安い価格設定だったですよね。
ホンマ、時は移りました・・・・・・。

ウィーン・フィルの音、レコードとは違うとのこと、僕は実演で聞いたことがないんです。一度は聴いてみたいです・・・・・・。
なかなかその機会がないのが残念です。

>親父りゅう 様
おはようございます。コメント感謝です。
カラヤンの「未完成」、今読んできました。お呼びいただき恐縮です(^.^)。

さて、イッセルシュテットのベートーヴェンは、まさにオーソドックス、飽きの来ない名演と思います。DECCAの録音もエエんでしょうね、オーケストラの響きが素晴らしいです。
第8番も素晴らしい演奏でした。これ、今も最高の演奏のひとつかなぁと思ってます。

>shibera 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
お世話になります。

僕はあまりマニアックなレコードを持っていないんです(^^ゞ
四国の田舎ものゆえ、ありふれた普通のレコードしか持っていないと言うべきでしょうか。メジャー・レーベルのものばかりですし、僕自身も未だにミーハーなんです(^^ゞ

また、ゆっくりそんな演奏のお話を聞かせて下さい。よろしくお願いします。

こんばんは!
義父が、イッセルシュテットの全集の大ファンでした。結婚前に借り受けて全曲聴きとおしました。その時、最初に取り出したのが『運命』でした。
ライナー教徒の私には、引き付けられる『何か』が足りないように感じたものです。ただ、響きの美しさには脱帽したものです。

ウィーンPO、本拠地で聴いた事はないのですが、私の実演経験の中で、時として『ヒステリック』な響きに終始したコンサートもありました。

復活されたのですね!うれしいです。気がつかずご挨拶が遅くなって失礼致しました。また拙ブログにリンクまでいただき恐縮です。自分のベートーヴェン体験の原点であったことを再認識しました。今となっては、ウィーン・フィルがとても優雅に聴こえますね。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
返信が遅れました、スミマセン。コメント承認制はうっかり見逃しやすいのでアカンです。申し訳ありません。

そうですか。お父さんはイッセルシュテットのファンでしたか。僕はこのベートーヴェン全集、大好きなものでして、LPで愛聴してきました。VPOの音が素晴らしいです。
実演では聴いたことがないんですよ。ヒステリックな響きでもいいので(^^ゞ・・・・・聴いてみたいです。

>stbh 様
おはようございます。コメントの返信が遅れて申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。

イッセルシュテットのベートーヴェン、エエですね。stbhさんのエントリーはとても参考になりました。
じっくり聞き返してみたいと思っています。

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