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ブルックナーの交響曲第7番 ホ長調(ハース版) カラヤン/ベルリン・フィル(1970年EMI盤)

イイ天気でした。春の陽気でありました。
伊予路はホンマに暖かい一日でありまして、気分よく仕事が出来ました。
このまま。春の日が続くとエエんですが。

さて、今日はカラヤンを聴いてます。

ブルックナーの交響曲第7番 ホ長調(ハース版)。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1970年11月~1971年2月、ベルリンのイエス・キリストの録音。EMIのカラヤン・コンプリートBOX所収の1枚。

壮麗な威容を誇るブルックナー。細部まで美しく磨かれて、妖艶な雰囲気さえ漂わせるブルックナー。素朴で野性的な味わいを感じさせるブルックナーではなく、もっと都会的で洗練されている印象が強い。
金管の咆哮も荒々しくなく、甘くネットリした響きで迫ってくる。大変巧いし、鮮やかなもんだなぁと感心する。

第1楽章など出だしからスゴイのだが、特にコーダなど圧倒的な音響で迫ってくる。それがまた、きわめて甘く美しい。ベルリン・フィルも素晴らしい出来なのだが、こんな響きを作り出すカラヤンこそ、スゴイんじゃないか。

第2楽章はさらに感動的。この楽章はワーグナーの死を悼んだものと云うが、その弦楽合奏は何処までも美しい。神々しいばかり。
教会録音のせいか、ヴァイオリン群の倍音もよく伸びて、天井から残響として降り注いでくるような感じ。天啓のような弦楽群と云ったら、褒めすぎかな。
テンポもイイ。ベタつかず、といって速すぎることもなく、実に心地よいテンポ。
楽章終わりでの、盛り上がりは強烈。最強音で、リスニング・ルームが震え出す。ダイナミクス広大、若干カラヤンの演出臭を感じるが、見事なもんだなぁと思う。

第3楽章とフィナーレは金管と弦楽が一体となって、強烈な演奏という印象を受ける。トリオの部分では、一転テンポが落ちて、ゾッとする美しさを醸し出す。さすがカラヤン、音楽の表情付けが巧みと思う。
もっとも、ブルックナーだけに、この表情付けは、聴き手の好き嫌いが分かれるところかもしれないな・・・・。

録音は素晴らしいです。今聴いても実にいい音で鳴ります。
1970年代前半のEMIは、良かったなぁと思います。
上下左右の広がりが大きく、残響も豊かなコンサート・プレゼンスが素晴らしいです。
我が家のシステムとの相性がよろしいのかもしれません。
エエ音でありました。

カラヤンのコンプリートBOXの1枚。
単価を考えると、こんな名演奏がこんな価格でエエんかいな、と不安になるくらいです。


今朝から出張に出ます。
しばらく、「ひとりごと」を喋るのをお休みします。


AUTHOR: ひろはや DATE: 03/11/2008 06:54:34 おはようございます。
EMIのカラヤン・コンプリート、いま少しづつ聴いております。CD1から聴き初め、いまCD32まで来ました。これまで購入していたCDとダブっているものもありますが、それに余りある未聴の曲群に、この先の楽しみを感じてます。
さて、このブルックナーの交響曲第7番は、そのダブりのある中の1枚ですが、滑らかに壮大に始まる美しい演奏ですね。久しぶりに聴いてみようと思います。また、最近購入したハイティンク/シカゴ響のCD(2007年5月ライヴ録音)もいま気に入って聴いているところなので、聴き比べも楽しいな・・・。
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コメント

こんばんは。
交響曲第7番は、なだらかな曲想に身を任せていると、悠久の彼方に連れていかれそうな気がします。
残念ながらカラヤンのブルックナーは未入手ですので、今日はスクロヴァチェフスキー/ザールブリュッケン放送響で聴いています。
一音一音を大切にするスクロヴァチェフスキーのタクトと、それを正確に再現するザールブリュッケン放送響の落ち着いた演奏が、第7番の曲想にぴったりです。
カラヤンのブルックナーは、某評論家先生の影響で購入を控えていましたが、HMVのレビュー等でも評価が高いようなので、是非聴いてみたいと思ってます。

mozart1889さんこんばんは

カラヤンのこのブルックナーは思い出の演奏なんです。LP時代、2枚組み3000円(カップリングは4番)を聴いてこの曲に目覚めました。
当然そのLPも手元にありますよ。

ワタシも久々にCDで聴いてみるかなぁ。


お仕事、ご苦労様です。

この曲については、最初はフルトヴェングラーのカイロでの演奏録音が好きになり、その後、このカラヤンの1970年代初めの録音が好きになりました。共に、とてもよく歌う演奏だと思います。カラヤンのLPを引っ張り出し、久し振りに聴いてみましたが、やはり素敵な演奏だと思います。
ブルックナーの交響曲第9番の補完された第4楽章をアイヒホルン指揮の演奏録音で聴いて圧倒されて以来、ブルックナーの他の曲や演奏を聴くことが少なかったのですが、今夜久し振りに”他のもの”を楽しく聴きました。

いつもお世話になります。
カラヤンのEMIでのレコードは
上記サイトが懐かしいですね。
ブルックナーは含まれていませんが。
旧フィルハーモニア管とベルリン・フィルとの
ステレオ初期盤です。

お仕事ご苦労様です。
出張は、疲れます・・・・ネ。私も最近出張が多く・・・・・。

EMIのブルックナー7番、いいです、好きです。このEMI録音は『7番』が生まれ出た瞬間に立ち会えた喜びを味わえる、セッション録音を意識させない凄さがあります。
この後のDGGとのベルリンPO録音は造られた雰囲気が多分にあると思いますが、完成度としては最上のものでしょう。
また最晩年のウィーンPOとの録音は、より耽美の世界へ踏み入った別世界の魅力もあります。しかし私は、70年のEMI録音がカラヤンのブルックナー7番で最も好きな録音です。

こんにちは。

 あ...........箱が2つ................(笑)

 お忙しいようですが、出張は良くも悪くも非日常、ぼちぼちで行ってらっしゃいませ。

こんにちは。出張お疲れ様です。
EMIのカラヤン、ブルックナーは未聴なんです。チャイコフスキーやワーグナーから想像すると、DG時代よりもダイナミックな音楽なのでしょうか。カラヤンは第1楽章コーダのティンパニを二人でたたかせたとどこかで聞きました。彼はあまり楽譜をいじらないイメージがあったのですが、このくらいのことはしているのですね。
ところで、当方のブログが相変わらす不調で、無用なトラックバックをまた飛ばしてしまいました。恐縮ですがお手すきのときに削除いただければと思います。

こんにちは。お世話になります。
カラヤンがティンパニを二人でたたかせるのは、ベト9の第1楽章等でもやっていますね(映像ソフトで確認出来ます)。均一なトレモロと音量アップが目的だったんでしょうね。ブルックナーの第7番のティンパニ増員については、知りませんでした。
ところで当録音、これも友人に教えてもらうまで知らなかったんですが、1971年のレコードアカデミー賞を受賞しているんですね。日本人のブルックナー受容史のひとコマとして、興味深いですね。

>ひろはや 様
コメントを有り難うございました。
カラヤンBOX、32枚目ですか。さすが、ひろはやさん、きちんと聴いていらっしゃるんですね。僕など、摘み聴きばかりでアカンですね。反省してます。
ハイティンクの第7交響曲は、コンセルトヘボウ管との再録音が気に入っています。シカゴ響とのCDは未聴なんですが、評判すこぶる高いのでいつか聴いてみたいと思っています。
現在手元不如意につき、自粛です・・・・・・(^^ゞ

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
カラヤンのブルックナーは素晴らしいなとつくづく思いました。第7交響曲は、この後の録音であるDG盤2つも持っていますが、最後の録音となったVPO盤は少し枯れた感じがします。このEMI盤の表現意欲十分なカラヤンを聴くと、やっぱりスゲエなぁと思うのです。
録音も上々、いい音でした。

>猫よしお 様
コメントを有り難うございました。
カラヤンのブルックナー第7交響曲は3種持っているんですが、最も意欲的でギラギラしているのがこのEMI盤と思いました。
VPO盤は少し枯れた感じ、さすがに晩年の演奏ですね。VPOが美しいのと、録音が良いのがエエですね。

>ヤマちゃん 様
コメントを有り難うございました。
宇野功芳はカラヤンのブルックナーを評価していないですね。だからこそ、僕は聴きたいと思いました(笑) 宇野の評論はとても面白いですが、相性の良し悪しがあるようです。時にクスクス笑いながら読んでます。読む前から、予想がつくところがまたエエです。
さて、ミスターSのブルックナー全集、いつぞた、タワーレコードで5000円くらいで買えたときに購入しました。イイ演奏ですね。安いのも良かったです
(^^ゞ
あまり期待しないで聴いていたザールブリュッケンのオケが巧いんです。これには感動しました。初めて聴くオケだったんですが、ドイツってスゴイです。地方オケにしてこの実力。

>にこらす 様
コメントを有り難うございました。
LP2枚組3000円。懐かしい価格設定ですよね。我が家には、この演奏はありませんでしたが、EMIの2枚組セット、沢山あります。夏と冬のボーナスシーズンには、2枚組にした廉価盤が(1枚ならレギュラー盤!)が各社から沢山出たものです。限定盤というのもあって、予約したりなんかして・・・・・懐かしいです。

この7番交響曲を録音した頃、カラヤンは4番ロマンティックも録音していたんですね。BOXに入っていますのでじっくり聴いてみたいと思います。

>HABABI 様
コメントを有り難うございました。
僕はカラヤンのブルックナー、好きなんです。DGでの全集再録音盤で聴いてます。羽根の生えたデザインのジャケットで、LP時代からの愛聴盤です。晩年のVPO盤もエエなぁと思います。
EMIのBOXには1970年代初頭の演奏が入っておりました。これは、HABABIさんのおっしゃるようによく歌う演奏ですね。教会録音のせいか、スケールも大きいです。

フルトヴェングラーのカイロでの演奏は未聴です。聴いてみたいと思います。

>あるべりっひ 様
コメントを有り難うございました。
EMIの録音、このブルックナーはエエです。非常に広がりがあって、スケール豊かに音が鳴ります。
DG盤も悪くないんですが、音が少し詰まる感じがします。
教会録音の良さが出たのだと思います。
カラヤンのやる気もこの時が最も大きかったかなとおも思います。

>Verdi 様
コメントを有り難うございました。
安物買いの銭失い・・・・・・・・かもしれません。もう一つ、カラスのボックスも昨年買ってしまいました。

ついつい飼ってしまう、この根性がアキマヘン・・・・・・(笑)

>stbh 様
コメントを有り難うございました。
カラヤンのEMIのブルックナーは、やる気十分、意欲があってエエなぁと思いました。そういえば、ワーグナーやチャイコフスキー、R・シュトラウスの「英雄の生涯」などもありましたね。意欲に溢れる、最もカラヤンらしい演奏と言えるかもしれません。
ティンパニのことは知りませんでした。なるほどなぁ・・・・・。

TB削除しました。お気遣い、恐縮です。

カラヤンのブルックナー7番です。

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年度末は忙しいですねえ。今年度のまとめと次年度のことを同時にしていかなければいけませんから、なんとも大変であります。外はめっきり春めいてきましたし、もう少しで四月になります。
前日、なんばでCDのヤケ買いしたときに、ブルックナーの交響曲第7番、カラヤン指揮BPOで、1970年10月と71年2月の録音のEMI盤を見つけました。この演奏は、以前にブログに投稿した交響曲第4番と同じころに録音されたもので、LPでは3枚組でセットで発売されたものでした。私にとっても思い入れの強いものであることは、以前のブログ...

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