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シベリウスの交響曲第3番 マゼール/ピッツバーグ響

冬に逆戻り、寒い一日でした。
氷雨であります。夕方からはみぞれになりました。雪になるかもしれません。

そこで今日はシベリウス。戻った寒さの中で、シベリウスを聴いておこうと思います。
この寒さが終われば、また春めいてくるんでしょう。この冬、最後のシベリウスかもしれません。

シベリウスの交響曲第3番 ハ長調 作品52。
ロリン・マゼール指揮ピッツバーグ響の演奏。
1992年9月の録音。CBS原盤。今は廉価盤全集として出ているもの。
マゼールがベルリン・フィルのシェフになりそこなって、その不遇の時代にピッツバーグ響の常任として録音したものになる。

第1楽章は速い。快速ランナーがすっ飛ばしてゆく感じ。実にカッコイイ。
もちろん、シベリウス特有のヒンヤリとした空気感は充分にある。ただ、交響曲の演奏とはまず構成だ、と云わんばかりのシンフォニック名表現で、しっとりとした情感には目もくれない。マゼールらしい、ドライに割り切った演奏と云えるかもしれない。バルビローリなどとはエライ違いやなぁ。
ピッツバーグ響は好演。巧いもんだと思う。マゼール常任の時代に鍛えられたのか、上質の響きが広がってゆく。

第2楽章はアンダンテ・コン・モート、クワジ・アレグレット 。
フルート、クラリネットのアンサンブルが美しく、クールな抒情が流れてゆく。よく歌うのだが、テンポはここでも速めなので、音楽がべとつかない。ここもマゼール流だなぁと思う。
弦楽セクションの歌も、やや淡泊かな。だからこそクールな感じがするのかもしれない。シベリウス独特のピチカートがまた実にイイ。

(この楽章を初めて聴いたときは、ベーやんの歌う「終止符」を思い出しました。雰囲気がよく似てるなぁと思ったもんです。ベーやんというのは堀内孝雄です。中年以上の方なら、チンペイもキンちゃんも、よくご存じですよね(^.^)・・・・)

第3楽章は美しく洗練されたオケの響きが聴きもの。静謐でクリアな響きがたまらない。大音量で聴いても、静けさが漂うのは、アンサンブルが整っているからだろう。演奏は精妙、恐らくマゼールのバトンが冴え渡っていることだろう。

録音は上々です。
奥行きが深く、臨場感が心地よいです。
ヴァイオリン群の音色にもう少し魅力があれば・・・・・とも思いますが、これは録音の限界ってなもんでしょう。


AUTHOR: ひろはや DATE: 03/05/2008 07:37:12 おはようございます。
また寒さがぶり返しましたね。春が待ち遠しいです。
シベリウスの交響曲第3番、バルビローリ/ハレ管(1969年)のCDで聴くことが多いです。マゼール盤は未聴ですが、随分と違った演奏のようですね。聴いてみたいです。
シベリウスと言えば、カラヤン・コンプリートの例のCD36の収録違いの件ですが、昨日EMIミュージック・ジャパンと良品ディスクに交換してもらう手続きをとりました。早くスッキリしたいです。
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コメント

おはようございます。
そういえば、諸井誠氏も大昔、この曲の第2楽章の旋律に歌詞を付けて、「アリス」にでも歌わせれば、ヒットしそうだけどなあ、とか書いてましたね。今思い出しました。
当時の彼の評論は面白く、レコードダッチワイフ論についての考察など、私も、今でも影響を受けている部分が有ります。



おはようございます。
シベリウスの音楽は
いかにも北欧らしい独特の世界ですね。
この交響曲第3番としては
私はマゼールがウィーン・フィルを指揮した
旧盤が好きです。

こんばんは。
啓蟄が過ぎたと言うのに、なかなか暖かくなりませんね。こんな寒い日々にはシベリウスの交響曲がぴったりです。寒さが一層身に染みます。
さて、ロリン・マゼール盤は残念ながら未入手なので、限られた所蔵CDの中からベルグルンド/ヘルシンキPO盤を取り出して聴いてます。
北欧の冷たく澄んだ空気と厳しい自然の営みを感じる演奏です。
それにしても、第2楽章は親しみ易いメロディーですね。

mozart1889様
良品ディスクに交換してもらう手続きについて一言。
まず、EMIミュージック・ジャパンのお客様相談室に電話しまして、送付する住所を聞きました。それから、返送するCD36を包装し、郵便局に持ち込んで、着払いの用紙に記入して、郵便局窓口に出しました。以上です。

こんばんは。
今日は寒い一日でしたね。
明日は少し暖かくなるようです。

この盤は持っていませんが、
この時期の録音は評判の良いものが多い様ですね。

チンペイとベーヤンとキンチャン、知っていますよ。
これにバンバンと佐藤良子が加わって、
女性立ち入り禁止コーナー特別編もあったような。
すいません。話題がそれましたね。

こんばんは。
渡邊&日本po、旧録音が愛聴盤のシベリウスです。ゆったりした雰囲気でシベリウスに、浸りきれます。この録音に影響されてバルビローリが全曲を意識したとか・・・。
マゼールは60年代のVPOとの録音が刺激的で面白いと思いますが、この90年代の録音はある種の憂いがあって別の魅力があると思います。

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
僕もマゼールのシベリウス全集、ピッツバーグ響とVPOの両方で持ってます。CDが安くなって、入手しやすくなりました。
VPOの方はギラギラしたところのある、表現意欲十分の演奏でした。ピッツバーグ響との全集は、やや大人しく、おっしゃるように正統的な演奏が多かったように思います。
僕はその時の気分で、どちらかを取り出します。マゼールはいろいろな演奏が出来る人なんやなぁと感心してます。七変化というと、少し大げさかもしれませんが、面白いです。

>猫よしお 様
コメントを有り難うございました。
マゼールの旧盤も意欲十分の演奏で面白かったと記憶しています。
僕が好きなのはバルビローリ盤の、しっとりと旋律を歌わせた演奏でしょうか。第2楽章などエエなぁと思います。

>ヤマちゃん 様
コメントを有り難うございました。
はい、啓蟄を過ぎても伊予路は寒いです。ただ、南側の窓付近は暖かいです。職場の席がそこなので、助かってます。
シベリウスの第3交響曲、ベルグルンドもエエですね。ヘルシンキ・フィルを振ったEMI盤の全集は定盤でしょう。
ベルグルンドの指揮で聴くシベリウス、ああ、ホンマにこの人、シベリウスとスペシャリストだったんやなぁ・・・・・・・と感心します。巧いです。

>ひろはや 様
ご助言有り難うございました。早速電話せなイカンですね。
有り難うございました。CD36,送付してみます。
お世話になりました。つまらん質問をしてスミマセン。

>hsm 様
コメントを有り難うございました。
アリスにバンバン、良かったですね。70年代の流行歌は、僕は詳しいんです。当時は全くクラシック音楽を知りませんでしたから・・・・(^^ゞ
さて、マゼールはピッツバーグ響とのシベリウス、ウィーン・フィルとのマーラー、この時期に2つの大きな全集を完成させていますが、もっと注目されても良い録音と思います。

伊予路はまだまだ寒いですが。日差しは強く鳴りつつあり舞う。
日も延びてきました。もう春はそこにいそうですね。

>あるべりっひ 様
コメント感謝です。お世話になります。
渡邉暁雄、懐かしい名前ですね。日本を代表するシベリウス指揮者ですね。・・・・といいつつ、僕はそこまでしか知りません。持っていないんです。そうですか。バルビローリが意識した名演奏ですか・・・。聴いてみたいですね。
マゼールの演奏、憂いがあって・・・・というの、同感です。不遇時代のマゼールの気分が反映されていたんでしょうか・・・・・。

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