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ハイドンの交響曲第95番 ハ短調 A・フィッシャー/オーストリア・ハンガリー・ハイドン管

ブリリアントの激安ハイドン全集、ボツボツ聴いています。休日にのんびりと聴くのがエエです。柔らかな日差しがリスニング・ルームに入ってくるのを楽しみながら、ハイドンを聴きます。
そして、ハイドンは朝聴くのがエエです。出勤前のハイドンはなかなかエエでっせ。


ハイドンの交響曲第95番 ハ短調。
アダム・フィッシャー指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団の演奏。
1989年、オーストリア・アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿、ハイドン・ザールでの録音。

ロンドン・セット唯一の短調の交響曲。
残響をふんだんに取り入れた録音が心地よい。癒し系の録音と云うべきか。
少し腰の据わりが悪いくらい、柔らかく雰囲気豊かな響きなのだが、ハイドンの典雅さにはふさわしいんじゃないかと思う。ハイドン・ザールは素晴らしいホールなのだろうと想像してしまう。行ってみたいな。

オーストリア・ハンガリー・ハイドン管のアンサンブルは、序盤はちと危なっかしいところがあるのだが、徐々に調子が上がってきて、緊密さが増してゆく。そういうのを聴くのも楽しいことだ。

第1楽章はアレグロ・モデラート。活力があってイイ演奏なのだが、リズムが変化するところで、アンサンブルが少し緩む感じもあった。音は良い。楽団員はオーストリアとハンガリーの腕っこきが集まったというから、さすがに音はとても綺麗。

第2楽章は、いかにもハイドンらしい優雅なアンダンテ。弦楽合奏がたいそう美しい。途中のチェロのソロは珍しいが、これも上品で清楚な美しさ。知性を感じさせる響きでもある。心洗われる響きと云うべきかな。

第3楽章、短調のメヌエットは珍しい。トリオではまたもチェロのソロ。やや細身の音なのだが、綺麗で巧い。チェロと第1ヴァイオリンの静かな会話は、とても優雅。

第4楽章は快活なフィナーレ。見事なヴィヴァーチェ。
アダム・フィッシャーのとるテンポがイイ。あまり速くなりすぎず、元気よく爽やかな中に、典雅さが顔を出してくる。もっとも、これもハイドンの美質かな。
総じて,A・フィッシャーのハイドン全集は、性急にならないのが良い。古楽器団体のハイドンはフィナーレが嵐のような気分で終わってしまうものが多いのだが(それはそれで悪くはないのだけれど)、フィッシャーのは無理せずに、穏やかさや優しさを感じさせながら交響曲を締めくくってゆく。そこがイイ。

残響が素晴らしく、ウットリしながら聴けます。
イイ録音と思います。幸福な気分になります。
それにしても素晴らしいのはエステルハージ宮。ハンガリーの貴族になった気分でも味わいますか・・・・・・・。


AUTHOR: 木曽のあばら屋 URL: http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/index.html DATE: 02/24/2008 07:44:35 こんにちは。
ハイドン円熟期の短調交響曲。
疾風怒濤期とはまた違ったものを感じますね、ベートーヴェン的というか。

ちなみに私は第53番ニ長調が大好きです。
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コメント

おはようございます。
アダムフィッシャーのハイドン全集をようやく聴き終わりそうです。あとCD32とCD33を残すだけ。
本当に廉価で揃えることが出来、またハイドンゆかりの地での録音でありますし、内容も素晴らしくイイです。これからも何度も聴くことでしょう。このような時代に生きている自分は幸せ者だなあ、と感謝の気持ちであります。
その他、第95番では、セル/クリーヴランド管(1968年)のCDも好きです。これは93番から98番まで6曲の入った2枚組CD(CBS:初期ロンドン交響曲集)に所蔵されています。

おはようございます。
A・フィッシャーのハイドン交響曲全集は、今の自分には、多分全部聴き通す気力と時間がないと思い、未入手です。でも、いずれはとの夢は持ってます。
代わって今日は、バルシャイ/モスクワ室内管による第95番を聴いています。冷ややかに響く残響がハイドンらしさを醸し出す、お気に入りの一枚です。
他には、ビーチャム/RPO,ヨッフム/LPOを愛聴しています。

お邪魔いたします。

実はアダム・フィッシャーによるハイドン交響曲全集(確か33枚組)を自分も持っております。とにかくボリュームが多く暇々に聴いていたので一年ぐらいかかった覚えがあります。

ハイドンは朝が似合うと言うのは納得です。後期の作品はオケの調子にムラがあるように感じますが、軽快で聴いていて気持ちのよいことで充分満足です。あと録音もよいですよね。自分がハイドンを聴くきっかけになった全集で思い出深い演奏です。

こんにちは。

 ハイドンの交響曲は、聞くんですけど、本格的に色々聞くのは、老いの楽しみに取ってあります(謎)
 いや、何がどうこう、みたいな話以前に、まず区別が出来るようにならねば、という....(^^;
 ゆっくりお付き合いするアイテムに位置付けております。


>木曽のあばら屋 様
コメントを有り難うございました。返信遅れて申し訳ありません。
ハイドンの53番交響曲は・・・・思い出せません。これ、聴いてみなくちゃイケナイですね。ありがとうございました。
円熟期の短調もなかなかエエですね。
フィッシャーの全集、なかなか進みません。53番、聴いてみます(^^)V

>猫よしお 様
コメントを有り難うございました。返信遅れました。スミマセン。
残響の多いホール、僕も大好きなんですよ。おっしゃるとおり、ブルックナーやバロックの教会録音など、いいですね。
幸福な気持ちになります。

他の方とのコメントし合うこと、どんどん行って下さい。僕も読ませていただいております。大いにお願いします。遠慮なさらぬようお願いします。
僕も楽しんでおります(^^)V

アダルト系のコメント、困りますねえ・・・・・(>。<)

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。返信遅れました。スミマセン。
ハイドンは大人の音楽ですね。僕もトシを取ってからの方が、好きになりました。若い頃は、なんか、同じような音楽に聞こえていました・・・。
シンプルなのに奥深いです。

なるほど、演奏難しいんですね。僕はベートーヴェンの第5や第7の方がはるかに難しいと思うんですが、そうなんですか、ハイドンの方がやりにくいんですねえ・・・・。
オケ奏者ならではのコメント、ありがとうございました。勉強になります(^^)v

>ひろはや 様
コメントを有り難うございました。返信遅れて申し訳ありません。
スゴイ!ひろはやさん、フィッシャーの全集、コンプリート近しですね!
素晴らしいです。参りました。僕は、ぽつぽつしか聴いていないです。
頭が下がります。

ところで、セルのハイドンは、LPで1枚持っていたくらいで、あまり聴いていません。エエですか・・・・・・聴いてみたいな。
ふだんは、ヨッフム/LPOやヘルビッヒ/ドレスデンPO、C・デヴィス/ACOなどが気に入っています。

>ヤマちゃん 様
コメントを有り難うございました。返信が遅れました、スミマセンでした。
バルシャイ/モスクワ室内管、これは全然聴いたことがないんです。ヤマちゃんさんに云われて、ああ、バルシャイにも録音があるんだなぁと思いました。
ヨッフム盤は往年の名盤ですし、ビーチャム盤はEMIのセラフィム(緑のジャケットの廉価盤)でよく聴きました。懐かしいです。

フィッシャーの全集は残響豊かで、幸福な気持ちになります。
が、いかんせん、枚数が多いです・・・・・・(^^ゞ

>やったくん 様
コメントを有り難うございました。返信遅れて申し訳ありません。
アダム・フィッシャーの全集は1万円くらいで買えてしまいました。激安価格ですよね。幸福な時代だなぁと思います。有り難い話です。
残響豊かで聴きやすいのがエエですね。

僕もやったくんさんを見習って、頑張って、全部聴き通したいなぁと思います。いつになるやら・・・・・(^^ゞ

>Verdi 様
コメントを有り難うございました。返信遅れて申し訳ありません。
フィッシャーの全集、僕も老後の楽しみです。早く隠居したいと思っています。仕事が忙しいと、なかなか聴けません。
家督も早く子供に譲って、のんびりしたいです・・・・・・(笑)
ぽつぽつ聴くのに、この全集はいいんじゃないかと思ってます。

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