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ラヴェルの「ボレロ」 デュトワ/モントリオール響

暖かい一日でした。特に日中、職場の南側は日光がよく入って、大変暖かな一日でした。
こういう日は仕事がはかどる!
仕事の忙しさもいよいよピークでありますが、早春の気分の良い一日、バリバリこなせますね。

さて、今日はラヴェルです。

ラヴェルの「ボレロ」。
シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏。
1981年7月、モントリオールでの録音。DECCA原盤。日本のロンドン・レコード発売のLP盤から。

小太鼓が叩き続けるリズムに乗って、次々に楽器が飛び出てくる実に楽しい音楽。管楽器のファッション・ショーのような曲。次々にスタイルの良い美人が出てきて(そう、ラヴェルのオーケストレーションだと、楽器はみんなオシャレでキュートでカッコイイ・・・・ノダ)、聴き手をウットリさせる名曲。僕は蕩けてしまうなぁ・・・。

冒頭のフルートは清楚な美人、クラリネットは上品な美女、ファゴットはふだんはしっかり者なのに、この曲だとセクシー度が増してくる。
Esクラリネットは色白の美人で、オーボエ・ダモーレは歌の上手な若奥さん。
続けて出てくるテナーとソプラノのサクソフォンは、色気たっぷり、妖艶な微笑みが印象的。

ピッコロ2本とホルンが奏でる不思議な音色。初めて聴いたときは、何の音か見当もつかなかった僕はド素人だが、あとでその組み合わせを知ったとき、心底ラヴェルは音の画家やわい・・・と思ったものだ。同時に、クラシック音楽には、「音色」を聴く楽しみもあることを、僕は知ったのだった。昔々・・・・。

お待ちかねトロンボーンも巧いこと!待たされたあげくに、強い音で吹かなくちゃならんのだから、実演では緊張するんだろうなぁ・・・。

などと思いつつ、デュトワ盤を聴いておりました。
いつ聴いても、デュトワ/OSMのラヴェルはエレガントでオシャレ。
フランス人のエスプリを、今この人ほど上手に聴かせる人はいないんじゃないかな。
オーケストラも抜群に上手い。音も綺麗。アンサンブルも素晴らしい。

録音も最高レベルであります。
音場は深く広く、定位も良く、音は大変鮮やか。少し人工的かなという気もしますが、そこはDECCA的なものでしょう。音の鮮度はまったく瑞々しく、残響も美しい、色で云えばピンク色。
ダイナミック・レンジも広大で、ラストの大爆発では部屋が震えました。

<ラヴェルの「ボレロ」もいくつか聴いてきました♪>
■クリュイタンス/パリ音楽院管
■ミュンシュ/ボストン響
■マゼール/ウイーン・フィル


AUTHOR: ひろはや DATE: 02/23/2008 06:10:41 おはようございます。
ラヴェルの「ボレロ」、あの単調なメロディの繰り返しなのに最後まで聴かせてしまうという不思議な魅力を持った曲ですね。大好きです。
この曲の想い出と言えば、ブレーク・エドワーズ監督(ジュリー・アンドリュースの旦那)の映画「テン(10)」(1979年)で効果的に使われていました。
さて、デュトワ/モントリオール響(1981年)はCDで持ってますが、おっしゃるように「エレガントでオシャレ」、素晴らしいですね。他にも、ハイティンク/ボストン響(1996年)、ミュンシュ/ボストン響(1962年)、カラヤン/ベルリン・フィル(1977年)、クリュイタンス/パリ音楽院管(1961年)などを好んで聴いてます。
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コメント

こんにちは。
木管楽器を女性に例える聞き方は、僕にとって新鮮で、「そういう捉え方があるのか」と参考になります。
僕はブーレーズ/ニューヨーク・フィル盤を持っていますが、これがなかなかの名演です。

おはようございます。 今朝は完璧な二日酔いです。
さて、「ボレロ」くらい、日本のプロオケの音色の魅力の無さを、痛感させられる曲はないですね。いつもは日本のオケびいきの私ですが、この曲ばかりは、昨年聴いたいくつかの実演(新日フィル、N響等)でも、魅せられることはありませんでした。今日、日本では「春の祭典」など、小学生のアマオケでも上手に演奏するのですが、「ボレロ」の難しさは全く別なところにあり、プロオケにとって、難易度の最も高い部類の曲かも知れません(そういう意味ではベト6「田園」も似ているかも)。
デュトワ/OSMをいつも大絶賛している私ですが、「ボレロ」他、ラヴェルの管弦楽曲では、クリュイタンス/パリ音楽院管と、どうしても比較してしまい、やはり大関と横綱くらいの差があるなあと思ってしまうのも、事実です。

こんにちは。
今日は風が強くて寒い休日です。
さて、ラヴェルのボレロはテレビのCMによく使われてますね。CMでかかると、いつの間か手を休めて、テレビの方を眺めてる自分が居ます。きっと、人の気を惹きつける効果があるのでしょう。
デュトワ盤は未聴ですが、同じく本場フランスを感じさせるクリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団、ミュンシュ/パリ管弦楽団のCDをよく聴いてます。

こんばんは。風がとても強いです。

デュトワのラヴェルは仏より仏らしいと話題になりましたね。

ボレロのトロンボーンについては、世界中のプロ、アマチュアを問わず、
演奏会が行われたその数だけ、色々な武勇伝や逸話が生まれていることと思います。

カラヤンの66年録音のボレロのトロンボーンが素晴らしく、
D.ドムスという奏者が演奏していると思われます。
「ボレロはどんなに疲れていても、朝起きてすぐでも吹けなきゃいけない」と、
レッスンでは口が疲れた頃に「次ボレロ」と言って、
この曲を要求してくるのは有名だそうです。
あるページに投稿しようと氏についての文を書いたことがありました。

ラヴェルはこんなソロよく思いついたなぁといつも思います。

>ひろはや 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
映画「10」は評判になったものでしたから、観たはずなんですが、音が級がボレロであったことは記憶にないんです。クラシック音楽に目覚める以前、洟垂れ小僧の時代でありました・・・・。
ひろはやさんが挙げられた演奏、僕も好みなんです。嬉しいです。
ただ、ハイティンク/ボストン響は未聴です。このコンビでは、「ダフニスとクロエ」全曲が精妙で、とても響きがシックで、実に良かったので、是非聴いてみたいと思っています。

>木曽のあばら屋 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
デュトワ/モントリオールのコンビは、ホンマに最高でした。このコンビでの録音がもう聴けないかと思うと、僕も実に残念です。
オッフェンバック、ストラヴィンスキー、サン=サーンス・・・良かったですね。今も最高の名演と思います。フランス音楽だけでなく、ロシア音楽も良かったです。シェエラザードに展覧会の絵は勿論名演だったと思いますし、チャイコフスキーの交響曲だって、大変美しい演奏でした。
こんなエレガントな演奏を聴かせてくれたことに感謝です。

僕もコンプリートしたいくらいです・・・・・(^.^)

>猫よしお 様
おはようございます。いつもお世話になります。感謝です。
おっしゃるように、この曲は気をつけないと単純で退屈な演奏になってしまいそうですね。
聴いている方は、管楽器の名技が聴けるのでワクワクするんですが、演奏する方は大変でしょう。
猫よしおさんの挙げられたミュンシュ以下、それぞれが名演ですね。
小沢征爾/BSOやハイティンク/ACOなども好んで聴いています。

>よんちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
女性を管楽器に例えるなど、まあ失礼なんですが、ブログの座興に御免なされまして・・・・・・。
ブーレーズ/NYP盤は未聴です。再録音盤(BPO)との演奏で聴いています。CBSソニーに録音していた頃のブーレーズはギラギラしていて表現意欲丸出しの素晴らしい演奏をしていたそうですね。僕はあまり知らないんですが、いつかじっくり聴いてみたいと思っています。

>鞍馬天狗 様
おはようございます。いつもお世話になります。
クリュイタンス/パリ音楽院盤は指揮もオケも特別ですね。これは、絶妙のラヴェルとしか云いようがないです。名演と思います。
デュトワ/モントリオール盤は、それ以来の、フランス的な名演奏と思いました。音が良いです。ホンマにフランスの音がします。
ボレロの難しさ、分かりました。有り難うございました。

>ヤマちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
一気に寒くなりました。真冬に逆戻りですね。
クリュイタンス/パリ音楽院盤にミュンシュ/パリ管盤、これにマルティノンが加わると、フランス勢の「ボレロ」は完璧でしょうか。
素晴らしい演奏と思います。
フランスに行きたくても、遠くて行けません。これらの演奏で我慢しています(^.^)

>hsm 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
トロンボーン、大変でしょうね・・・・・出番は遅いですし、緊張するでしょうね。
みんなが巧く吹いてきて、最後にトロンボーンですものね・・・・・これ、緊張感一杯でしょうね。
カラヤンの1966年盤は聴いたことがないんですが、hsmさんのコメントは興味深く読ませていただきました。
なるほどなぁ・・・・・・大変なんだなぁとつくづく思います。
有り難うございました。

こんにちは。いつも遅いコメントで失礼します。mozart1889さんのブログを拝見して、85年初来日時のテープがあったのを思い出しました。今聴いてもゾクゾクする演奏です。スゲーです(^_^;

クリュイタンスの録音とよく比較されますが、クリュイタンスの時代のコンセルバトワールはメンバー全員、クリュイタンスのやりたい音楽がわかっていた、というかもともと「同じ音楽を持っていた」のではないでしょうか。デュトワとOSMの場合、デュトワがやりたいことを丁寧に伝えていったのではないかと思います(某国内オケも、デュトワ時代はものすごく良くなりました)。教えて、トレーニングするスキルも持った人なのだと思います。

今年、OSMは現在の音楽監督ケント・ナガノと来日しますね。どんなになっているのでしょう。

続けてお邪魔します。トラックバックを失敗したようです。お手数ですが削除をお願いします。

>stbh 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
stbhさんは、1985年の来日録音をお持ちですか。エエですね。あれは話題になりました。「本当に巧い」といわれましたね。アンセルメ/スイス・ロマンド管が実演では巧くなかったので、実際に演奏を聴くまではOSMの実力はホンマもんかどうか、疑問視されてましたから・・・・・。
クリュイタンス/パリ音楽院と比較されることが、デュトワ/モントリオール響の凄いところだと思います。そして、stbhさんおっしゃるように、デュトワは自分で一から鍛えたんですから、大したもんですね。

今、デュトワはフィラデルフィアですか。ケント・ナガノがOSM・・・・・時代は変わりましたね。

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